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 破壊力(作品のインパクト。オリジナリティ、斬新さ)
 スピード(更新頻度)
 射程距離(ジャンルの幅広さ。誰が読んでも楽しめる作品かどうか)
 持続力(きちんと連載を続ける能力。完結能力)
 精密動作性(構成の緻密さ、文章力)
 成長性(これからに期待が出来る作家かどうか)

【顎男】
 破壊力-B
 スピード-C
 射程距離-C
 持続力-S
 精密動作性-B
 成長性-C

 伊勢カツラ、後藤ニコの両名亡き後新都社小説を引っ張り続けてきた三代目レジェンド。
 当たり前に“投げ”が横行するWEB界においてその完結能力は脱帽。安定して完結が期待できる、というだけでも一読の価値がある。
 その圧倒的執筆量に裏打ちされる文章力はもちろん、いくつも作品を完結させてきた経験からくる構成力も流石。
 作者本人のキャラクター性も相まって、自身の恥部を赤裸々に語ったエッセイは200コメント越えの大人気作。
 もう完成している感があるゆえ成長性はCとした。が、ぜひ商業デビューまで走り続けて欲しい。



【崩砂糖】
 破壊力-C
 スピード-A
 射程距離-B
 持続力-A
 精密動作性-B
 成長性-B

 ニノベのエース級作家。
 この作者を語る上で外せないのは、なんといっても伝説の32名トーナメント。もちろん漫画でやっても大変だろうが、“小説”という場でこれをやるには相当の度胸と根性、そして何より実力が要る。32人のキャラ一人一人に個性をつけ、掘り下げ、整合性を保ちつつ争わせる。生半可な工程ではない。
 そして血を吐くような地獄の苦行を円満に終わらせたと思ったら、一体何を思ったのか作者は続編の連載に踏み切った。もちろんそれも見事に完結させ、第三弾は今なお連載中である。
 一度でも小説を書いたことがある人なら、これがいかに凄いことか分かるはずだ。
 また、この作者は別名義で漫画作品も連載している。小説畑の人だけあってハッキリ言って画力はお粗末なものである。本当に、すごくひどい。すごくだ。だけど、面白い。作者のストーリー力を伝えるには、このことだけで充分だろう。
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