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人物紹介(特異家系)

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     『陽向家』

   陽向 旭 (ひなた あきら)
 種族・人間種(特異家系)
 身長171cm 体重65㎏
 趣味・集落の散策、日向ぼっこ
 好きなもの・陽向家の同胞
 嫌いなもの・闘争、人と人外とのしがらみ

 次代を担うとされている若き陽向家の一人、陽向総本家門弟筆頭。
 退魔師としての素質は充分にあるが、人外との戦闘では躊躇いを見せる場面も多く日昏や晶納がその隙とも取れる弱点をフォローすることもしばしば。
 討伐依頼でも極力話し合いで片を付けようとする穏健派。陽向家では珍しい部類に当たるものの、そんな人間性に惹かれる昊や日和などからは全面的に支持されている。
 『九つの日を重ね束ねる者』の真名保持者であり、真名解放時には周囲に小型の太陽玉が九つ具現化され旭の思うままに操れる。


   陽向 日昏 (ひなた ひぐれ)
 種族・人間種(特異家系)
 身長 175cm 体重 70㎏
 趣味・煙草の銘柄集め
 好きなもの・陽向家
 嫌いなもの・憑百家

 同世代である旭や晶納と並ぶ戦力を保有する退魔師。当主の座には興味が無く、自身はひたすらに次代当主がほとんど決まっているようなものである旭の補佐や支持の立ち位置を堅持している。旭の人外に対する煮え切らない態度も、汚れ役はこちらで引き受ければ済む話であると結論付けた上での看過である。
 晶納と同じくして、退魔師にして退魔師らしからぬ要素を内包させた、特異家系中の特異者。
 真名は『|陽《ひ》にして|昏《かげ》を落とす者』、真なる陰陽師を生み出すべくして名付けられた、陽と陰を兼ね備えた存在。
 小振りのナイフと影を操る力を駆使して戦う。


   陽向 晶納 (ひなた しょうな)
 種族・人間種(特異家系)
 身長 177cm 体重 72㎏
 趣味・自己研鑚
 好きなもの・死合
 嫌いなもの・人外

 単独戦力としてはトップクラスの実力を持つ火力馬鹿。真名による最大出力は四刀流による殲滅戦を単騎で成し遂げることが可能なほど。
 日昏と同じく当主には興味無し、特異家系の長に落ち着くと任務で戦地に向かうことが出来なくなるからというのが主な理由。
 人面犬との戦闘での力不足を深く嘆き、それ以降は血の滲むほどの修行の末に現在の実力を手に入れた。陽向家の中では最も人外を憎悪しており、絶滅を目指している。その執念は時折常軌を逸したものがある。
 『夜光の|三日《みつび》を納める者』の真名通り、星の力を保持する非常に稀有な退魔方式を扱う。退魔師としての基本である五行や術式はサボりと勉強不足でほとんど使えないが、“鋭化”の異能や真名一つを以てしてもその戦闘能力は他の追随を許さない。


   陽向 昊 (ひなた そら)
 種族・人間種(特異家系)
 身長 158cm 体重 42㎏
 趣味・日記
 好きなもの・陽向の家族全員、旭
 嫌いなもの・戦闘

 性格や真名の関係上どうしても戦闘能力が皆無となってしまったものの、サポートの術や結界に特化した昊の存在は前線で戦う者達にとって無くてはならない生命線となっている。魔を討つことにのみ傾倒しがちな陽向家の中で、守りの面において才能を開花させた。
 日和と共に次期当主がほぼ確定している旭の世継ぎを産む為の許嫁としての役割を負っているが、本人はそれを喜んで受け入れている。元々が家族同然に集落で暮らしてきた義理の兄妹である上、幼い頃から面倒を見てくれていた旭に対する恋慕の情はむしろ必然であったのかもしれない。
 攻撃にも防御にも適さないが、昊の真名はチームとして動いた場合に陽向家の同胞全員に飛躍的なブースト効果をもたらす。『|賦活《ふかつ》の|昊《そら》を担う者』は範囲指定をした領域内部の陽向家の力を増幅・強化・活性化させるものであり、その際の彼らの出力比較は平時の数倍にも上る。さらに陽の領域内部での異能力者や人外の気配と位置を正確に把握し割り出すことも可能。


   陽向 日和 (ひなた ひより)
 種族・人間種(特異家系)
 身長 132cm 体重 30キロ
 趣味・散歩
 好きなもの・旭
 嫌いなもの・不自由

 いくつかの世代を跨いで稀に現れる神童。その実力は未だ底知れず、幼いが故の圧倒的な経験値不足の原石の状態ですら並の退魔師を軽く凌駕するほどの力を持つ。
 十歳にしては達観した考えと広い視野とを兼ね合わせ、同級生の女子達との会話を姦しいものと一蹴して馴れ合いを避ける。と思えば学校からすぐ直帰して家で旭にじゃれつくことを善しとする子供らしい一面もある。
 昊とは今後の旭との関係を加味した上でも単純に人柄としても好いており、抜け駆けや嫉妬の類は思い浮かばない様子で、旭の寵愛を分配しようと地味に気配ったりする。
 神童と呼ばれ特別な扱いを受けることに辟易し、自らの自由が制限されていることにも嫌気が差している。退魔師としての使命や宿願などには興味を示さない。古株達のことを疎ましく思っている節があり、その視線には棘なり蔑みなりの色が乗っている。
 退魔師としても常識外の器には異能を三つ収めるだけの許容量があり、通常一人一つである異能の力を複数所持しているトリプルホルダーでもある。
 一つは“模倣”の能力。自らの知っている能力、技、術等をそっくりそのまま自分自身の扱える力として模倣してしまえる。
 真名は『晴和なりし重陽を仰ぐ者』。調和を司る恩光の力。莫大な力を転じ、抑え、整える。『和』を体現した強力な調整の能力。これにより敵の技や能力の質を落とし出力を低下させ弱めることが出来る。

     『憑百家』

   憑百 珀理 (つくも びゃくり)
 種族・人間種(特異家系)

 その真名を『骸佩神淵・王の仕手』


   憑百 琥庵 (つくも こあん)
 種族・人間種(特異家系)

 当主である珀理と同じく琥珀の起源を名に込められた男。滅魔の切り札にして神格人外への対抗手段の一つとして存在する生きた兵器。
 憑百家当主を表とした場合、裏に当たるこの異端は歴代当主が成せる業である百を憑き万を滅ぼす『憑百』を外れ、その逆を往く億万を取り込み天魔問わず百の神格を滅ぼすことを宿命と課した滅神の権化である。
 その真名を『虎覆逆霆・麻垂の為手』
 琥珀を名に宿し、庵によって自身に優位性を発揮する領域を発生させる。
 これにより狭域ながらに概念種を吸収する陣を敷き、無尽蔵に強化を繰り返せる循環機構を強引に成り立たせることが可能。より長期戦において強味を見せ、取り込む質と量によっては特異家系当主の実力にすら追い縋るとされる力の使い手。


   憑百 由璃 (つくも ゆうり)
 種族・人間種(特異家系)

 『七宝衆』の一角にして『憑百』を離反した裏切者。日昏達によって追手からの粛正を免れ陽向家に亡命する。
 その真名を『還渦双蘭・■の■■』。


   憑百 鏖釼 (おうけん)
 種族・人間種(特異家系)

 『七宝衆』の一角。
 その真名を『慟衡畏極・金の討手』。
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