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肛門♀

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僕の彼女は可愛い。バカップルなのを差し引いたとしてもかなり可愛い部類に入る。
今時珍しい黒髪ロングの前髪ぱっつんヘアー。超かわいい。しかも僕と同じでアニメが好きだ。僕がニーハイソックスを好きなのを知っててニーハイソックスを履いてデートをしてくれることもある。僕の彼女は世界一可愛い。
「こんな僕なんかと付き合ってくれてありがとう。」でもそう言うと彼女は怒る。
「僕なんか、みたいな言い方はダメだよ。私が好きなの。私のほうが君に夢中なの」
僕の彼女は、世界一可愛い。僕も彼女に相応しい男になりたいし、彼女にもっと笑顔を与えられる存在でありたいと思う。

そんな彼女はBLが好きだ。男同士がイチャイチャする漫画が好きだ。本棚に沢山置いてあるのを見た。僕はドキドキした。彼女がこの本を読んで恍惚な笑みを独りでに浮かべているところを想像した。
彼女はBL本を片手に僕にこう言った。
君はどちらかというと小動物っぽくて、ことあるごとにあたふたしている。BLでいう「ウケ」オーラがある。
らしい。だから彼女は僕のお尻をよく触る。

BLの「ウケ」の魅力は顔や仕草だけじゃない、魅力的な下半身なんだよ。そう言って僕のお尻をさする。満員電車の痴漢のように。
僕は彼女に見せてもらったウケの男の子のように痴漢されながら感じる素振りを見せた。おふざけで、でもどこか期待してるような、おねだりするような、そんな切ない表情を彼女の部屋の中で二人、誰もいない家で二人、痴漢ごっこをする彼女と僕。

やがて彼女は僕のお尻の穴まで、ズボン越しに指をさすっていく。
まるで赤ちゃんに排便を促すような、そんなさすり方。僕はひたすら彼女の欲望に身を任せたまま無言で、感じはしなかったけど、感じるフリを何度もした。
彼女がテクニシャンとして自覚を持ち、やがて僕のマゾヒズムな欲望を埋めてくれると信じて。
彼女の大切な、可愛らしい純粋で綺麗な右手の指先は、いつしかズボン越しからパンツ越しに変わり、指そのものが僕の尻の穴に入っていく。
彼女の純真な、純粋な、綺麗な、美しいその右手の指先は、僕の饐えた腸内の臭いと合わさって汚れていく。彼女の指が僕の体によって汚れていく。
彼女の臭いと僕の臭いで合わさった指。
彼女はその匂いを何度も嗅いだ。その度に背中を震わせ、僕が何度も妄想で浮かべた通りの表情を見せてくれた。
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