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平穏

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偽Mが死んだその日の夜、キラ事件捜査本部

下っ端2「今まで被害にあったと思われる心臓麻痺死者の数人を除き、
     アメリカ、ネバダ州で情報を得る事が可能だった者と裏付けが取れました」
下っ端「あれ?全員じゃないんすかwww」
M「僅か数人です。本当の心臓麻痺患者か、キラの友人に日本人でもいるのでしょう。
  (絶対キラはアメリカにいる!)」



M「私は今からアメリカに飛びます。
  日本警察の皆さん、今までありがとうございました」
下っ端「あれ?命懸けで捜査してたのに戦力外追放っすかwwwww」
M「そうは言ってません。もう捜査本部はアメリカに移します。
  一刑事としてキラを追うことは自由ですが、こちらの情報は絶対渡しません」
局長「M!!!!!!!!!!!」
M「・・・・・・・・・・・なんですか、内藤さん」
局長「この内藤総一郎は・・・・・いわゆる不良のレッテルを貼られている・・・
   部下に必要以上の暴言を吐き、いまだに精神病院から出てこれねえ奴もいる。
   威張るだけで能なしなんで、気合いを入れてやった上司はもう2度と仕事場に来ねえ。
   料金以下の表紙だけの同人誌を買わせるサークルには代金を払わねえなんてしょっちゅうよ。
   だがこんなオレにも吐き気のする『悪』はわかる!!!
   『悪』とは、てめーの都合だけで他人の命を踏みにじることだ!!!
   キラがやったのはそれだ。
   キラの力は被害者自身にも、法律にも見えねし分からねえ・・・・
   だから・・・キラはオレが捕まえる!!!!!!!!」
M「・・・・・・・・そうですか。
  あなた方とはもっと一緒に捜査してみたかったです」



次の日アメリカ、ネバダ州キラ事件捜査本部
FBI長官「M、我々に顔を見せて大丈夫なのか?」
M「この中にキラはいませんし、命がけで捜査してくれる皆さんに顔を隠すのは
  失礼です。日本でそう学びました」
FBI長官「そうだな。キラを捕まえよう、M」

M(私の今のキラに対する考えをまとめると・・・・・
  キラは裕福な子供。犯罪者を殺せばいい社会ができるなんて考えるのは、
  せいぜい社会に出ていない大学生までだ。何不自由なく暮らしているな・・・
  それに自分なりの強い正義感を持っている。なにか使命感のようなものを感じるからな。
  最近はサボっているような気がするが・・・・・
  そして警察関係者にしか知らされていない、報道規制された犯罪者も死んでいることから
  警察関係者・・・またはそれに近い人物・・・・・
  
  その条件に当てはまるのは・・・・・・・・・FBI長官の息子か。
  大学に全教科満点で入っている。それに何度か警察に助言をし、
  事件を解決している推理力の持ち主・・・・・・・
  断定はできないが、調べてみる価値はある。ちょうど明日が入学式か・・・
  大統領に電話を・・・・・・」
大統領「まかせろ、チョーまかせろ。全財産ばら撒いてでもネバタ大学に入れてやる」
M(・・・・・・いつになく協力的だな)



また次の日
FBI長官「おい、Mはどこに?」
部下「あ~今、ネバタ大学の入学式に行ってますよ」
FBI長官「ネバタ大学?偶然だな、うちの息子もなんだ。
    だが何のために?・・・・それにアメリカの大学に入学式はないはずだが?」
部下「しらんがな」


ネバタ大学入学式

ハゲ「新入生代表、モナオ(M)!ネバ男!」
ネバオ(二人で挨拶するとは聞いていたが、こいつだったとは・・・
    試験中、僕の後ろでずっと鼻水をすすってた耳障りな奴だ。
    ・・・・いや、違うか?ジーパンにTシャツは全員同じに見えるから分からん)
M「ネバオくん、FBI長官の息子であり、その父に負けないくらいの正義感の持ち主」
ネバオ「そうだけど、何?(なんだ突然?)」  
M「今から言うことを誰にも言わないと誓っていただければ、重大なことをお話したいと思っています」
ネバオ「ハッハー、なんでも言ってくれ。口は堅い方さ」
M「私はMです」
ネバオ(M?・・・・M!!!!!!
    ま、まさか何を言ってるんだこいつ?
    変な奴だと思ってたがマジで頭がおかしいのか?
    僕がSに見えるとでも?
    ・・・・・・たしかにMの人間など理解できない。
    Sは人間の本能の支配欲を満たすことも出来るし、
    おもいっきり殴ったりするのは誰でも快感だ。だから分かる。
    しかしMは・・・・・理解不能。尊敬するね、そんな異常者)

ネバオ「もし、あなたがそうなら僕の尊敬する人です」
M(ネバオ・・・・・・キラである可能性5%未満
  しかしあの中では一番なにかを感じさせた。お前は完璧すぎる)


入学式後
M「やあ、ネバオ君」
ネバオ「おう、いきなりMなんて言い出すからびっくりしたぜ。何で教えてくれたんだ?」
M「単刀直入に言います。ネバオ君には我々に協力していただきたいんです」
ネバオ(きょ、協力?SMにか?俺にそんな性癖はないぞ。
    いや、新しい自分を発見するいいチャンスかもな。
    ・・・・・・いいだろう。やってやるよ、M)

M「そして、できれば今日から来ていただきたいのですが」
ネバオ(!!!!!!
    お友達一日目でSMクラブ通いとは・・・
    こいつはとんだクレイジーだぜ。さすがネバタ大学)


M「ここです」
ネバオ(・・・普通のホテルにしか見えないぞ。
    いやいや、意外とSMクラブってのは、こんな所にあるもんなのかもな)
M「適当に座って下さい」
ネバオ(部屋も普通だな・・・いや、あの扉の向こうにはコスモが・・・・)
M「では、ネバオ君のお父さんが来たら始めましょう」
ネバオ「オ、オ、オヤジもくるのか?」
M「???
  当たり前じゃないですか。昨日も来て、手伝ってくれてましたよ」
ネバオ(アンビリーバヴォー)


ネバオ(俺は重大な思い違いをしていたのかもしれない・・・・
    俺をMだと思って連れて来られてた場合の事を考えてなかった・・・・
    ・・・・それとなく聞くか
ネバオ「なあ、M。どうしてオレを連れて来たんだ?」
M「さっきからおかしな質問をしますね・・・・
  言ったじゃないですか、ネバオ君が必要だからですよ」
ネバオ(イエス!MにはSが必要!
    これでオレが責められる心配は・・・・)
M「正直に言いますと、私はネバオ君を疑っているんですけどね」
ネバオ(う、う、疑ってるううぅぅぅぅ????
    俺が本当にSかか?か、開発される・・・・そこまでの覚悟はできてないぞ。
    ・・・・・・・それにまた嫌なことに気づいちまった。
    周りを見ると、まるで警察官のようなガチムチ兄貴ばかりじゃないか・・・
    マ、マズイ。早く帰らないと取り返しが付かないことに)


M(かなり動揺している・・・・・キラの可能性10%
  偽Mを殺した時と同様に、予想外の事をされるとボロが出るみたいだな)
5, 4

  

ネバオが貞操の危機を感じていた頃、日本
(読み飛ばし可)

死神「なあ、内藤。なんでそんなにおっぱいに夢中になってるんだ?」
ブーン「おっぱいの魅力が分からないのかい?」
死神「死神におっぱいはないからな」
ブーン「それは人生の1割は損してるね」
死神「・・・・・いや、あるかもしれんが」
ブーン「なんだよ?歯切れ悪いな」
死神「その、なんだ・・・・メスの死神の裸はまだ見たことないんだ。死神はほとんどオスだし」
ブーン(死神!君も童貞だったのか!)
死神「な、なんだよニヤニヤして。気持ち悪いな」



死神「それよりお前、口調変わってないか」
ブーン「気のせいだよ、気のせい」

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