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2018.4.30 番外編 風と木の詩 「世界一の愛、美、エロス…そして別れの詩」

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どうもこんばんは、毎日愛に飢えた放浪者バーボンハイムです。

MOLLYの2話の打ち合わせをしながらTwitterで
ふとMOLLYの相方さんこと深爪先生とこんな話題になったのがことの発端でした。

わし「BLの名作の風と木の詩ってどんなんなんでしょう…?」

深爪先生「わたしも気になります……」

みたいな会話してたような気が……


我々は一つの行動に出たのでした。

AMAZONで風と木の詩を買おうと。

そんなわけでほぼ2人同時に読み進めることに。


読者さんいわくギャング抗争モノ、ガンアクション、復讐劇、セックス&バイオレンス、ヒロインレイプモノが得意畑らしい(チンコも?)私にとってMOLLYは初のBL作品。正直言って絶対に失敗したくないので、少しでもBLのことを勉強しておかなければと思い、色々とBL作品をあさっていました

ジョジョ1部、NO.6、おわる作品集(ウリ専と芸大生の話)、
オメガバースのヤクザの息子同士が結婚する話(作者名とタイトル忘れた)、あと映画ではエイリアン:コヴェナント……

あれ?意外とすくねえな?……まあいいや。
大体ベースは出来てきて、よーし ようやく船がテムズ川に浮かんできたーという段階で何か一つもう少し勉強したい……

そう思っていた私にとってこの風と木の詩は渡りに船でした。
BLと調べたら真っ先にオススメだったり、
名作として挙げられたのになぜかスルーしていましたが、
もう読むっきゃない。

そんな気持ちで読みすすめたのが私の人生最大の過ちでもあり、
人生最大の幸福でもありました。

結論として



90, 89

  


一昨日の晩 最終巻の10巻を再読して・・・・・・
もう嗚咽するぐらい泣きました。。。。くそ恥ずかしい。。。
(><)
弟に「なに泣いてんねん、あほ」言われるぐらいボロボロ泣きました。。。30にもなってあんなに我を忘れて声をあげて泣くなんて。。。

「また泣いてるのか泣き虫バーボン、新感染の時も泣いてたやん文鳥」

と言われそうですが、新感染の時は徐々に顔が綻んでしまい静かに涙が湧き出てくるって感じでしたが、風と木の詩は突然ううぅ・・・と胸を抑えながら、胸が締め付けられるようなとてつもない哀しみの波でいきなり泣き出したという感じです。



あらすじは以下の通りです。

19世紀フランス-
亡き父アスランの実家である子爵家に引き取られた美少年セルジュ・バトゥール。祖父母が次々と逝去する中、唯一残った後見人である叔母からジプシーの血を引くが故に煙たがられ、彼は全寮制のラコンブラード学院に入学する。 ジプシーの血を引くが故に周囲から浮いた存在になりそうだった彼だが、持ち前の熱血さと紳士性溢れる人柄、そして亡き父から受け継いだピアノの才能から次第に多くの友達を得るようになっていく。 そして彼はある美少年と出会う。
彼の名はジルベール、ジルベール・コクトー。

天使のような美貌と 悪魔のような妖艶さで大勢の生徒たちを時に虜にし、時に敵に回すジルベールとの出会いがセルジュの人生を大きく狂わせていく・・・・・・



いいですねえ こういうの。

太陽と月みたいな。光と闇。陰と陽。北斗と南斗……

ジョジョシリーズの中でも特にこういう対比演出要素の強い
ジョジョ1部が大好きな私にとっては凄く入り込みやすい出だしでした。


ネタバレで申し訳ないですが、やはりBLなので2人は
恋仲となるわけですが最終的に物語は悲劇の結末となるわけです。

もう10巻はひたすら悲しいです。



92, 91

  


ホントに10巻は二度と読み返したくないです。(いい意味で)

ジルベール………

どうして……


本当にセルジュのように何度も何度も気が付けば尋ねていました。

ジルベールの亡骸を介抱するセルジュの描写には心打たれました。

ジルベールを失くしたショックで廃人と化したセルジュを心配して

親友のパスカルの妹パトリシア(セルジュ大好きな女の子)が

ジルベールを覆っている毛布を拝借してセルジュにかけようとした

瞬間にセルジュが突然立ち上がって必死に毛布をとらさんように

するところで涙腺崩壊しました。

94, 93

  


ここで我を忘れて涙腺決壊しました。。。
もうホンマにつらいです。このシーン。

嗚呼、セルジュ……ジルベール愛してたんだなあと。
10巻はこのシーンを見るだけでもお金払う価値があります。


劇中では顔が明らかになってませんが、こんな感じの表情してたんじゃないかなと思いました。

書きながら涙腺緩んできました。モニターの文字が滲んで見えません。この演出はマジで反則です。

言葉ではありませんが、冷たくなっていくジルベールを
少しでも温めてあげたいセルジュの優しさに嗚咽して泣きました。

パトリシアの優しさを彼なりの優しさで拒んでしまうこの優しさに
マジで泣きました。。。。ほんまにもう無理です。

こんなん堪えろ言う方が無理です。


世間じゃどうせ、ホモォ┌(┌^o^)┐とか腐男子乙とか言って
蔑まれる対象になるのかもしれないですが、どうでもいいですこんなこと。このシーンで涙を流せないこと人間の方が不幸だし、
そんな人間でなくて本当に幸せだと心から思います。


風と木の詩、正直読んだら後悔しますが
読んだら一生涯の宝物になることは間違いありません。

人生に大切なことはゴッドファーザーと
風と木の詩に書かれています。




96, 95

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