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第五幕:世にも恥ずかしい性折檻

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第五幕:世にも恥ずかしい性折檻

「寛幻ちゃん…? どうしてここに!?」
小夜子嬢が大きな瞳を見広げ、男に引っ立ててこられた寛幻を見つめます。少年は恥ずかしくてたまりません。鎖で大の字に繋がれた裸のお姉さまと対面したのですから。しかし、それ以上に寛幻自身も、学校の制服も、白いソックスも革靴も脱がされ、真っ白いブリーフ一貫の裸にひん剥かれているのです。拷問にかけられる憧れの人を覗き見した挙句、自分も同様に黒幕の魔手に囚われ、対面させられたのですから男の子のプライドも何もあったものじゃありません。

「フフフフ、そう固くなりなさんな、坊や」
悪女は小夜子嬢の正面の壁に、頭上で手鎖を填められ、立たされたブリーフ姿の美少年を残酷に嗤います。
「と、いっても、ここは固くなっていそうね」
「やめて、マダム・カガミ!」
小夜子嬢がそう呼ぶのを聞き、初めてこの悪女の名前を知った寛幻は、マダム・カガミの手に身を委ねるしかありません。彼女は、寛幻の局所の突起物を愛おしげに、丹念に撫でまわします。
「い、いやだぁ…や、やめろぉ~~…」
小夜子の刺激的な受難シーンで興奮した性器も、恐怖で鎮まりきっていたのですが、不覚にもまた屹立してきたではありませんか。

「どうやらお姉さまの虐められるイケナイ場面に、ここを熱くしていたらしいわね」
マダムは美少年の無駄のない姿態を愉しむ様に視線を送りつつ、しゃがみこみます。しばし、コットンの布地の上に指を滑らせ、弄んでいましたがパンツの放尿口から囚われの美少年のシンボルを抜き出しました。
「はぁうぅッ…な、なにするんだぁッ」
マダムは喘ぎ悶えるものの、鎖に繋がれ成すすべなくされるがままの寛幻のソレを、煙草を挟み込む様に人差し指と中指の間で持ち上げます。ふっと蠱惑的な唇から息を吹きかけられ、しげしげとソレを眺められるだけで、勃起力は増してゆきます。まるで自分の性癖全てを露呈したような恥辱感にも、寛幻は喘ぎ悶えるしかありませんでした。

「せっかく、小夜子お姉さまを救出に来たナイトクンですもの。スペルマを採取して、その型番を調べさせてもらうのもいいかしらって。どうせ、私たちの顔を見られた以上、なんの『保険』も取らずには返せないしね」
「やめて、寛幻ちゃんには何の関係もないでしょ!?」
小夜子嬢は『助命』を嘆願しますが、聞き入れられるはずもありません。
「あぁ…ぼ、僕…英語と体操のお稽古事があるんだけどぉ…」
無論、そんな寛幻の私事など、この『女難』から逃れる言い訳にもなりません。
「フフフ、駄目よ。男の子としてもっと大切なお稽古事を、私がコーチしてあげるわ…」
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