アディショナルタイム

新都社漫画紹介①

【アディショナルタイム】作:kazune先生

ー漫画の説明ー
【物語】
スポ根ですがメインは柔道そのものよりも
人間ドラマが主軸にあります。
【空気感】
百合柔道漫画との事ですが百合要素は前面にださずに香り付け程度になっており
苦手な人も気にせず読みやすく
好きな人にはたまらない作品になってます
【演出】
全体的にドライな作画やキャラの反応で話が進みますがキャラの内面では熱をスポットしておりスポ根らしいドラマもしっかりと感じられます
【画風】
書込みやトーンに頼らない素の画力の高さが魅力です。
全体にラフでありながら線がはっきりしていて読みやすく描写も状況が分かりやすくコマやページも基本がしっかりしていて、読むのにストレスを感じることは全くありません





ーざっくりあらすじー
入部先を探している女子高生の橘、
橘は倒れている小学生の姫乃を拾います。
小学生を送り届けた先は柔道部、実は姫乃は柔道部のコーチで部員勧誘の為に倒れたフリをしていたのです

姫乃と柔道部部長に絆され柔道を体験することになった橘、うまく柔道はできなかったものの姫乃は橘の才能に気が付きます

橘は中学の頃は女子サッカーで優秀な選手でした、しかし試合中のトラブルにより怪我をしてサッカーを引退することになり、橘はサッカーを引退してから熱中できるものを失くしていました

柔道に乗り気ではない橘に対して
姫乃は強引な勧誘を繰り返しますがその中で嫌気をさした橘はそんなに柔道が好きなら自分で柔道をやれと姫乃に言います

後日、橘は柔道部の部長から姫乃は柔道をやりたくても柔道ができない事を教えてもらい
姫乃と自分を重ねます

柔道に興味が持てないのはそのままですが
柔道に興味を持つために橘は姫乃に柔道の教えを請うのでした

ー感想ー
キャラクターがとても生き生きしており
愛着や共感のできる人間を描いているのが漫画としての完成度の高さを感じます
絵に関しても先述したとおりトーンや無駄な線の書込みが少なくてとても読みやすく
kazune先生のしっかりとした地力を感じました。


ー最後にー
そんな私が紹介したい新都社漫画
【アディショナルタイム】
ぜひとも読んで私の感じた熱を共感してください！

【アディショナルタイム】作:kazune先生
https://additionaltime.nobody.jp/