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アニメ検定

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アニメ検定体験記
筆者 俺




書評じゃなくて今回体験記です。
せっかく受けたので参考にでもなればと。
五級ですけどね。



十一月二十三日
勤労感謝の日にアニメ検定と言うのは挑戦的なのか、社会へのアンチテーゼを示しているのか。

山手線のアナウンスの英語版はぜんぜん聞き取れん。Leftしか聞こえない。
外人も聞き取れているか怪しいぐらいの発音じゃないか。

大崎駅に到着。会場はキャンバスだってよ。一生縁がない場所だ。
オタクどもで大学を占領しようってのか。実行委員会も粋な計らいだフヒヒ
駅で看板を持って会場への道を示している若者が。おいおい、普通の若者じゃないか。
日当幾らだろう。とりあえずありがたい。途中でもう一人見かけた。

キャンバス到着。周り意外と普通で女性も結構いる。
年齢層は若め。なんだよ、勝負服で来なくて良かったわ。
(勝負服・・・アニメTシャツ+ケミカルウォッシュ+チェック上着+迷彩バンダナ)


あとは始まるまで参考書を最後のあがきに読みまくる。
誤植を見つけたりして喜んでる場合ではない。つーか内容覚えてるか不安。

試験官は普通の男が二人。スーツ。
自分、もっとはっちゃけた検定だと思ってた。
コスプレで登場とかするのかなー、とか誤解しすぎ。真面目な試験でした。
アンケートに「受験した動機は?」「アニメは俺の命」なんて書いた自分はやはり誤解してた模様。
諸注意を聞き、問題が配られ、試験開始。
あんだけ男がニアばりに念の為にか何回も携帯切れと言ってたのに
試験開始早々右後ろの机でバイブレーターの音が聞こえるから世の中不思議である。


試験は大体問題集からおおよそ出てる。
そのまま出てるのもあるが捻ってあるのもある。つまり丸暗記じゃダメですな。
本当にアニメを理解しているのかを問うているって訳です。

あと問題集何ソレな問題がいくつか。
五級と言えども侮れない。満点は結構難しいんじゃないか。

アニメ製作の作業行程を順番に示して、一つ抜けていて
そこに入るのはどれかって問題がありました。
ちょっとブルっちゃいましたが落ち着けば大丈夫。
アニメの作り方を知っているかどうかより、普通に絵の描き方を考えれば
いいんじゃないでしょうか。



最後にアンケートを箱に入れて、会場を出ましたがテレビカメラが取材に来てた模様。
ドランクドラゴンのデブの幼児期みたいなまだ小学生の
少年が受験してたみたいで、インタビューされてました。
「将来の夢は?」とか聞かれてた気がする。
自分も答えたかった。「夢は?」「水銀燈に足コキされたい」って答えたかった。
でもインタビュー待ってるのも、なんだか天気予報の後ろでピースしてジャンプする
ニキビだらけの中学生と同レベルになってしまう気がして、足早に去りました。


十九時を過ぎるとサイトで答えが発表され、合わせた結果
六割で合格のとこ七割弱正解。まあこんなもんですかって感じ。
早いうちから問題集買ってノートにせっせと書いてた割には苦戦した。



次は四級です。来年が待ち遠しい。
帰りに秋葉へ行って、休日の人の多さは異常だとか子供が微妙に多いとか
やはりここには勝負服が似会うなとか思って帰ったのでした。
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