ダッサは朝の電車の中にいた。朝の電車はさわがしい。「ワーー!!ザワザワ、ワー!!」
「フン…政府の犬どもが、わめきやがる・・・」「まるで祭りだな・・・」
七海の覇者ボルドーにより大航海時代は鎮圧、その数年後、ここに日本が誕生した。
プルルルル!電話が鳴った。
ぴ!「どうした、俺だ・・・」
「心配しすぎだぜ、お前はよ」
「そうか」ぴ
遅刻しそうだから俺は走っていた。
すると朝の交差点で美少女がパンをくわえながら走ってくる。
「やばい遅刻遅刻・・・」
ぶつかる瞬間だった。
俺はヒラリと身をかわし衝突を避ける。
すると美少女は勢いあまってずっこけてしまった!
シュっ、ゴロゴロ、ドシーィン
美少女「ミシッベキコキ」
俺「お、おい!大丈夫か!!?」
しかし美少女はダッサだった。
美少女「心配しすぎだぜ、お前はよ」
「ブルルッ」俺はビビッてお漏らしをしてしまった。
「どさっ」俺は気絶した
・・・あのー。。。大丈夫ですか?
「パチリ」俺は目を覚ました。
そこにはダッサでなく普通の美少女がいた。俺は病院のベッドの上にいた。
「ジェシ・・・カ?」
美少女「いきなり倒れたのでびっくりしました。」「あのー…ダッサさん…ですよね?」
ダッサ、か。あの時・・・俺は船長を・・・ジェシカを守れなかった。
回想(七海の覇者ボルドー「ビャゥッ!」
ジェシカ海賊団「ジュワージュワージュワー≪エコー≫」)
「あの夜に爆炎のダッサは死んだんだよ・・・もうよしてくれ」
美少女「やられたままで終わって悔しくないの!!あなた本当はジェシカのことが・・・」
「やめてくれ!!!!!!!!!!!!!!!」「もう・・・もう疲れんたんだ。」
(それでいいのか?)
「ああ・・・復讐したって船長が喜ぶとは思えないからな。」
俺はただ、船長のまぶしい笑顔を心に秘め、生きていくだけだ。
美少女「本当に行ってしまうの?その体で大丈夫?」
美女のその言葉に俺は振り向き、笑う。
「心配しすぎだぜ、お前はよ」
エターナルファンタジー 完