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第一章「何を言ってるかわからねーと思うが、幹事がばっくれた」

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「関西オフができるまで」

2008.7.20(日)に行われた関西オフ。しかしそこに至る道のりは決して生易しいものではなかった。


第一章「何を言ってるかわからねーと思うが、幹事がばっくれた」

場所は新都社編集部オフ会スレ。08/06/22 22:36:35、518のこの書き込みで全ては始まる。
"7月20日にオフ来れる奴いる?"
それに呼応するように"大阪なら参加したい"という書き込みが20分後に行われた。
たまたま518が関西人だったのか、場所は大阪ということで話は進んでいった。
(ちなみに未だにやりたい人が集まってるのに幹事が決まっていない東京オフは、この時点で"東京幹事マダー? "と言われ始めていた。)

日を追うごとにのっていくオフ会スレ。
"メアドって晒すべき?"
"絵描きあいイイネ"
"居酒屋だからって酒飲むわけじゃないし未成年でもOKだと思うよ"
楽しそうに話は進む。
そして08/06/29夕刻、518が動き出す…

"名簿作ろうぜ!という意見があるみたいなので、参加希望者さんは下記テンプレを付けてメール下さい ○○○○までお願いします! "
さすが言いだしっぺだぜ!具体的に実現に向けての行為をやってのける!!そこに痺れる!!!憧れるぅ!!!!
そんな思いがあったかどうかは知らないが、希望者はメールを送っていったようだった。だったというのは、それから事実が発覚するまで誰も"送りました!"とか書き込みがなかったから…。

5days after...驚愕の事実発覚。
"メルったけど連絡こないです"
"自分もだー"
"俺もこない バッくれたかな幹事"

それから待てど待てど音沙汰のない518。
マジだ!!マジで奴はばっくれやがった!!!

ここでメールを送ったポルポル君が一言。
2, 1

  

ーーーーーーーーーーーーーー^ーーーーーーーーーーーーーー
ここまでを整理して言っておくッ!
おれは今やつの狂気をほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『おれはオフ希望のメールに個人情報をたっぷりと添えて
送ったらいつのまにか幹事が消えていた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…

ネットが不通だったよごめんねーだとかテスト中だったぜだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

急激に盛り下がっていくオフ会スレ。
幹事ばっくれに加え個人情報を載せたメールまでブウに吸収されてしまってはその胸中はいかなるものか…。
マジで「二度とオフ会なんかやらねえ」「幹事名乗る奴なんて信用できるか」となるだろう。



見かねたよ。見かねたよ俺は。あまりのこの惨状を。
関東人だけどさ、話だけでもまとめることができれば、ここまでやる気がある人たちが集まってたんだからオフ会は実現できるんじゃないかと思ったわけさ。新都のオフは経験がないけど、まとめ役は何度かやったことがある。後はどこかの段階で関西の方の幹事が名乗り出てくれれば・・・と。

幹事がばっくれてから11日後、ばっくれ発覚から6日後、俺は書き込んだ。

"幹事ばっくれてるなら代わりに話だけでもまとめようか?
集合時間、場所、他の参加者がハッキリしてたら変に仕切らなくても後はその場の
流れや自由行動でいいんじゃないかと思うわけです。
せっかく集まってるのに関西作家かわいそう。 "

ここで出しゃばるなタコと言われたらそれまでの話であったのだが、
その約三時間後のことである。

"とてもありがたい
自分オフは初めてだから何をしたらいいのかわからなくて"

ミーのハートがビートした。
俺はメアドやスカイプIDなどを晒し、話の振り出しからまとめ直すよう動き出した。

To be continued...
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