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「少年」に代わる言葉を考える

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 少年という言葉がある。この言葉を日常会話で聞いたもののおそらくほとんどが自らの中にある「男の子」像を思い浮かべることだろう。しかし、よくよく考えてみると少年という言葉には元々性的な要素は存在しないのである。
 例えば、幼年という言葉を聞いて幼い5,6歳児の男の子のみを想像する日本人はあまりいないだろう。しかし、青年という言葉を聞けば、大多数の人間は青年期の男性を思い浮かべるのが普通である。この差はなんだろうか。
 反対に、幼女、少女という言葉には強力な性的要素が含まれている。「幼女」という単語においては、ネット社会ではもはや本来の意味を超え、半ばスラング的な要素が入り混じるほどになっている。(exょぅι゛ょ)これは勿論、それらの言葉に直接的な単語である「女」が含まれているからだが、女性だけこうした特別な性を強調する言葉が与えられているのはいささか不公平ではなかろうか。田嶋女史もきっとお怒りになっているはずだ。
 本論は男女平等という考えに基づいて、新たな「少年期の男の子」または「青年期の男の子」に関する言葉を創り出し、女尊社会に一石を投じることを目的とするものである。

 まず、筆者が考えたものを以下に列挙する。

「少男」 少女に対抗してみたが何か違和感というか嫌悪感のようなものを感じる。訓読みのイメージが強いからだろうか。度量の少ない男とも読めてしまいそうだ。そもそも音読みしたところで語呂が悪いし、「湘南」とまぎわらしいことこの上ない。よって却下とする。
「ボーイ」 boyである。もはや英語ではなく日本語化してる言葉だが、そもそも元は英語だし正式に採用される訳がない。日常で使うならウェイターの意味で使うことがほとんどだし、「そこの少年」を「そこのボーイ」にしてみればどれだけおかしな事を言っているのかは明白である。ニュースで「殺人事件を起こしたボーイAが~」なんてフレーズが飛び交うのも嫌である。却下。
「乙男」 乙女に対抗してみたが「ヘビ男」のような気色悪さを感じる。一年中「乙」とか言ってそうだし。そういや乙女回路なんてものがあったけど、乙男回路とかあったら誰が得するんだろうか。
「ょぅぉτ=」 ただのギャル文字じゃないか。
「処男」 そば処とか和菓子処とかそういう所に勤めてる男という感じがする。
「おとこにょこ」 こんとんじょのいこ。

 そろそろ飽きてきたし、ネタが尽きてきたので後は新都社の読者諸君にお任せする。
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戦闘員村田
ピーチボーイリバーサイド


この辺りの米欄ひどいよね
作品批判ではないよ
29, 28

  

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