こんにちは、通りすがりのトクメイカエルと申します。(*^◯^*)!?誰だお前と思うかたもいらっしゃいますが気にしないでください。
さて、新都社から商業デビューした方って結構いますね。オナマスの桂先生や、ワンパンマンのone先生、ケンガンアシュラのサンドロビッチヤバコ先生に今旦那が何をいっているかわからないのアニメで話題のクール教信者先生。最近だとシナリオ関係で文藝・ニノベのクロト先生がシナリオの仕事を貰ったという話も聞きます。いいですね。これだけ聞くと新都社というウェブマンガサイトには少なからずとも金のなる木が存在するということになります。商売したいですね。自分の漫画、売ってみたいですよね。残念ながら私には出版社を立ち上げるほどの資金や、能力がないのであくまで自分が社長であるならば、編集長であるならば、どういう作品が売れそうなのかを、売れなさそうなのかを実名タイトルを出しながら書いていきたいと思います。あ、ぼくは新都社の漫画をすべて読んでいるわけではないので「○○という漫画はうれそうなのになぁ」という話はコメント欄でお願いします。
それでです。万が一雑誌を作ることになったらどういう作を入れたいか何件かピックアップしてみました。
スキンヘッズ(ひさし先生)
さんじのおやつ(まさし先生)
ちくわの穴(きんじ先生)
日々徒然(GaS先生)
ハイパー片思い(人形先生)
本当にあった後藤健二の話(後藤健二先生)
シスターコンプレックス!?(inaca先生)
と今思い付いたものを出してみました。
ではなぜこのラインナップなのかを解説していきます。
スキンヘッズ
所謂二次創作であるが、一話にて不良(主人公)の使っているポケモンがアイドル系というギャップで読者の目を惹いた。肝心の戦闘描写も見苦しくなくわかりやすい。台詞回しもセンスがある。看板漫画として勝負できる自信がある。
さんじのおやつ
実名企業の商品名が出てしまっているが、万が一メーカーから許可がとれれば面白いと思う。メーカー御用達の宣伝漫画として戦えるかも?
ちくわの穴
女子高生の日常を描いた四コマ。今でも(2014年秋)受け入れられてもらえるので、安牌か?
日々徒然
ターゲットは二十代より上の世代向けになってしまうので少年誌に使うのは厳しいか?青年誌であるならば一定の人気は取れそう。
ハイパー片思い
ギャグのテンポがいい。四コマとしては秀作。女の子しかでない4コマ漫画は嫌だという層の心をつかめるかも?
本当にあった後藤健二の話
二十代向けと高くなる上に男性向けとかなりターゲットが絞られるが、その世代に対しては絶大な威力を発揮できる。
シスターコンプレックス!?
下ネタ多しなので中高生に威力を発揮か?それより上の世代に向けて勝負するのは厳しいか?
と言った感じです。今あげた作品は一般誌でも十分闘える漫画であると思います。
今回ミソなのは面白い面白くない。画力がある、なしに限らないということです。では次に漫画として面白いけど稼げない漫画を上げていきたいと思います。
白の魔術師(マミー先生)
依子、応答せよ(ぶっこ先生)
八木君、漫画家入門(八木先生)
普通の女の子(きんじ先生)
ヘンデルの天秤は傾かない(チノチスニ先生)
白の魔術師
設定が凝っていてマニアに受けそう。ただ大衆向けではなさそう。
依子、応答せよ
テーマが暗く、全体的に空気が重い。やはり大衆向けではなさそう。
八木君、漫画家入門
話しは面白いし勢いもあるけど同時に叩かれそう。ある意味ギャンブルか?
普通の女の子
設定が重い。テーマも明らかに人を選ぶ作品。
ヘンデルの天秤は傾かない
読むたびに主人公に対してヘイトが沸く。この路線もありといえばありだが固定ファンは少なさそう。
という感じです。何度も書いていますが、この作品群は「大衆向けではなさそう」というのが足を大きく引っ張っています。1作品くらいなら入れても良さそうですが積極的に連載を任せることはできないです。
売れる作品、売れない作品の違いというのはいかに多くの人にウケるかということです。まぁそれが昨今の日常系萌え4コマや、転生ものや学園ものラノベの大量生産問題に繋がっているのですが……
そして商売をするならばなるべく安牌を選ぶのが経営者です。自分がぶっ飛ぶだけならばまだしも社員の生活もかかっていますからね。
ちょっと話しは変わりますが、〇〇はくそ。それよりもΧΧという作品のほうが高尚で……とのたまうかたがいらっしゃいますが、それは間違いです。作品というのはみんなに認められて初めて良作と言われます。少数の人から支持されても、その他大勢が「駄作」や「つまらない、理解できない」と言われればそれまでです。
次に面白くはないけど売れそうな作品にいきたいのですが、残念ながらそんな作品は知りません。そもそもウェブマンガサイトに行ってつまらない作品なんて見ないですし……
さて、ここで売れる作品と売れない作品の違いがわかりました。その差というのは「如何にして多くの人にウケるかどうか」なのです。当然なのですがね……
でもってどうすれば受ける作品が作れるかというと、その時代の流れを読むことです。今だとブラック企業が問題になっていたり、労働ということについて過敏になっている時代なので前述の日々徒然や、本当にあった後藤健二の話は、読者に共感をもたらすことができます。
恋愛や人間関係がうまくいかなかったり生活がギスギスしている男性向けに、女の子がきゃっきゃやっている萌え萌え4コマ。自分に劣等感を持っている悩み多き中高生には王道の学園異能力物。
ニートや失業者、就職浪人組には異世界で一発逆転もの……
意外と理にかなっていると思いません?まぁ百パーセント受けるのか?と聞かれたら答えはノーですがね。
と、今回勝手に批評してやれ金になるならないの話をされて関係者やその回りの人は大変不愉快な思いをされたでしょう。それはお詫び申し上げます。そしてここは新都社。俺は趣味でやっているだけとおっしゃる方もいらっしゃいます。それはそれで素敵なことです。ぜひ作品を完結してほしいと願います。
最後に僕のこの論説がチキンクリスプが食べられるくらいの値段が皆さんにつけてもらえることを祈年しつつ筆を置きたいと思います。長文乱文ではありましたが最後まで読んでいただいた皆様。ありがとうございました。
2014年10月23日
筆 トクメイカエル