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キャラ紹介1&「野尻さんとお話してみました!」

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野尻 明(のしりあかり)

20歳 O型 かに座 7月15日生まれ

身長:161cm 体重:そんなこと女性に聞くもんじゃありません!byあかりん

スリーサイズ B81 W59 H86 ヘアスタイル:ミディアムヘア(ウェーブがかかってる!)

・家族構成は父、母のみ。兄弟はいない。新都市郊外の住宅街に住む。父親は単身赴任中で
 母と盲導犬と共に暮らしている。
 
・赤い縁がお洒落なセルフレームの伊達メガネをかけている。そのメガネは盲導犬訓練士の
 すみれさんから共同訓練(目が不自由な人がパートナーとなる盲導犬と生活していくために必要な
 事を盲導犬と共に学ぶ訓練のこと)を卒業する際にもらった。

・ファッションは動きやすいカジュアルなものを好み、スラッとした脚を活かして
 スリムジーンズを着こなす。人並みにオシャレに興味を持っている。自分が
 好きなファッショ誌を友人・慧に読ませて、慧のセンスに任せて服をセレクトしている。
 
・盲導犬を連れている。ラブラドール・レトリバーのオス4歳5か月。名前は「ラブリー」
 ラブリーとは、明が高校を卒業する時に出会った。ラブリーは外出する際は、実に忠実な
 盲導犬である。自分の仕事を卒なくこなす優秀な盲導犬だ。でも、家で過ごす時は、
 普通の飼い犬と同じく家族に甘えたりする。明の事が大好き。でも、それ以上に、
 明にブラッシングをしてもらうのが好き。好物は「ゴン太のほねっこ121mmサイズ」
 

好きなもの:抹茶アイス ラブリー オシャレ 星さん(スイーツ笑)

嫌いなもの:目が見えないことを馬鹿にする人 熱い食べ物 

趣味:音楽鑑賞 人間観察(人の会話を盗み聞く)読書 妄想 お散歩 ネットサーフィン


概略:小学高学年のときに遅発型発達緑内障であることが発覚した。この部類の緑内障は
   その症状が通常気付かれにくく、明の場合は自覚症状もなく、緑内障の発見が遅れて
   しまった。そのため、早期治療ができずに、不幸にも中学3年の時に中途失明してしまった。
    高校は県内にある視覚特別支援学校に通った。勉強が大好きな女の子であった明は
   高校卒業後の進路として大学進学を切望した。初めのうちは、目が不自由な人に対する十分な
   教育環境が整った大学が見つからず、放送大学による通信教育を受けることになる。しかし
   本人の強い希望により、2年次から近所の公立大学に編入学した。幸運にも、その大学は
   視覚障害者の明を受け入れるだけの教育環境を整えることに積極的になってくれた。
    ちなみに、視覚障害者は歩行の際「盲人安全つえ(白杖)」を使う事がよくあるが、明は
   それを使うことで、自分が目が見えないことを他人に意識させることになるのではないかと
   考え、盲導犬を連れることを選んだ。このように、明は、第三者に自分が「目が見えない」
   という事に関して偏見を持たれることに異様な嫌悪感を示す。そのような、偏見をもつ
   者に対する風当たりはそれゆえに強い。時には、カッとなって手を出してしまう時もある。
   得意技は延髄切り!彼女と接する時には、偏見を持たないように十分に注意が必要だ。
   その分、普通に接してくれる人には好意的だ。明は人付き合いがよく、アグレッシブな一面も
   持ち合わせている。割とコミュニケーション能力は高い。自分で生み出した「あかりん語」
   を使う。その言語は実にユニークだ。友人も意外と多い。明が大学の授業を受ける際の
   学習支援者としての役割をかってでてくれた学習ボランティアの「岩下 慧」とは大変仲が
   良い。明はボランティアとして接する以上の関係を慧と築いている。いわゆる
   親友という存在だ。慧とは、授業の間だけでなく、色んな時間を共に過ごす。一緒に買い物に
   行ったり、カラオケに行ったりなど、ごく普通の大学生の女性の友人関係を想像していただ
   ければ、その間柄は想像するに易い。目が見えないという事を除けば
   明はごく普通の大学生なのだ。
   
    最近、たまたま一人で訪れた喫茶店「サンタナ」で出会った男性・星さんに一聞惚れ
   してしまう。密かに、恋愛中。現在、どうやったら、星さんと親密な関係になれるか
   すごく真剣に悩んでいる。






 そんな、野尻明さんと私、作者の文造恋象はお話をする機会に恵まれました!
今日は、野尻さんが通う新都大学・美府キャンパス近くのファミレス「ドニーズ」に来ています!
そこに野尻さんをお呼びしています!では、対話の様子をどうぞ!

恋「こんにちは」
明「こんにちは!」
恋「今日は、よろしくお願いします」
明「はい!こちらこそ!…あの~」
恋「なんですか?」
明「お腹空いたんですけど…何か頼んでもいいですか?」
恋「え…あー、どうぞ!どうぞ!どうせ、経費で落とせるんで!新都社の…」
明「わはぁ~!作家さんっていいですね!ありがとーございまーす!」
恋「いえ、いえ…(たぶん、経費で落ちるよね…)それにしても、元気がいいですね(汗)」
明「人間は元気がいちばんですよ~」
恋「そうなんですか?その元気の秘訣は?」
明「秘訣ですか?」
恋「はい!ぜひ、教えてください!
  今は、午前中ですけど、やっぱり朝って辛いもんじゃないですか~?」
明「そうですか~?じゃあ、考えます!ん~~~…」
恋「…」
明「…」
恋「……」
明「……わかりました!」
恋「おお!その秘訣とは!」
明「お米食べろ!!!」
恋「うわぁ!びっくりした!」
明「あっ…すみません!」
恋「大丈夫ですよ~。あぁ…つまりご飯をよく食べるということですか?」
明「はい!お米を食べるんです!おこめ!しじみも忘れてはいけません!」
恋「しじみ?」
明「しじみ!」


恋「野尻さんは今、恋をされているとか…」
明「へっ!どこで、それを?慧にしか教えてないのに~!」
恋「それは禁則事項です!どうですか?うまくいきそうですか?」
明「いやぁ~でへへ…それはわかんないですね~。でも、うまくいくといいな!って思ってます…」
恋「いいですね~青春やってますね!」
明「いやぁ~それほどでも~…ところで、恋象さんは今お付き合いしてる人とかいるんですか?」
恋「ん?どうして、そんな事を訊くの?あなた?」
明「え?いやぁ、先人のお知恵を拝借しようかと思いまして…」
恋「野尻さん…」
明「はい!」
恋「女はね、案外一人でもやっていけるものですよ…」
明「それって、どういうことですか?」
恋「あなたにも、いずれ解る日がくると思いますよ…」
明「はぁ。つまり、恋象さんは今…」
恋「それ以上は言わない方があなたの身の為よ!
  あなたが、無事に自分の恋愛を成就させたいならね…」
明「え?それってどういう意味ですか?」
恋「さぁ?どういうことかしらね?」


明「あ!パフェが来た!わ~い」
恋「店員さん、パフェ皿はこの子のなるべく目の前に置いてあげてくださいね」
明「あ!お気遣いありがとうございます!」
恋「いいえ、どうぞ、召し上がれ」
明「はい!いただきまーす!」
恋「野尻さん、クリームが鼻の頭に付きましたよ」
明「ありゃ~、どうもすみません!……とれましたか?」
恋「ええ。それにしても、野尻さん子どもみたいですね」
明「よく言われます(笑)」
恋「とても、暗闇の世界に閉じ込められた不幸な女の子には見えないわ」
明「別に不幸じゃないし…」
恋「あ、ごめんなさい!口が滑ってしまいました。本当にごめんなさい!」
明「あまり、そういう事は言わない方がいいですよ!」
恋「ご忠告ありがとう!これから、気をつけます!」
明「わかってくれたならいいです!」
恋「機嫌を損ねたかな?」
明「いいえ、気にしないでください。慣れてますから…」
恋「慣れてる?」
明「……」
恋「ごめんなさい…」
明「いいえ、いいんです…よく、言うじゃないですか!
 『障害は不便ですが、不幸ではありません』って!」
恋「ヘレン・ケラーが残したと云われる名言ね?」
明「へ~そうなんですか?知らなかった!」
恋「確かにその通りだよね…」
明「はい!」
恋「野尻さん…」
明「なんですか?」
恋「……右の口許にチョコが付いてる!」
明「どわ~、いつの間に~!」
恋「あはは…」
明「いやぁ…へへへ…」
恋「勘違いしていたわ」
明「う~ん、しょっと!よし、とれたかな?…何を勘違いしていたんですか?」
恋「目が見えない。だから、性格も暗いのかなぁって勝手に想像してた」
明「えー、そんなのひど~い!まさに偏見!ぶー!!」
恋「でも、全くの逆。あなたはとても明るい。そして、とてもエネルギーに溢れている」
明「それだけが、取り柄ですからね!えっへん!
  それに、すみれさん!盲導犬訓練士のすみれさんからいわれたんですよ」
恋「その、貴女がかけてるメガネをくれた人ね?で、なんて?」
明「たとえ、目が見えなくて苦しいと思う時があっても、明るく元気でいなさいって!
  そうやって生きていれば、あなたのその明るさできっと輝かしい未来が照らされるからって!」
恋「へ~!いい事言うね!」
明「それを聞いて私、もっと頑張ろうと思って!んで、普通の大学に編入学したんです!」
恋「なるほどね~…野尻さん」
明「はい?」
恋「最後に一つ聞くわ。あなたは、今、日々を楽しく過ごしていますか?」
明「愚問ですよ~!そんなこと言うまでもないじゃないですか!」


 私は、その時、野尻明が魅せてくれた「もちろん!」という元気の良い声と飛びっきりの笑顔を
忘れる事が出来ません。この、文造恋象!大変よい経験をさせていただきました!
本当にありがとうございました!あの時の対談で、私は、現在進行中の野尻さんの恋愛模様に
ついて、詳しくお話を伺おうと思ったのですが、なぜか、話をはぐらかされてしまいました。
そして、なぜか、パフェをあの後2杯も奢らされました。

 ここに、領収書を置いておくんで、後でお金返してくださいね!編集者さん!


領収書

取材費(野尻明さんの飲食代)として

\1740

  
29

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