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戦慄の三騎士。
戦慄の三騎士がやって来る。瞬く間もないのだから、空から降りて来るに、決まっている。
彼等は救世主でも何でもない。ミステリアスな所が、情報を漏洩させず、彼等の素性は一切知られていない。
三人の通り名はこうだ。
真ん中にいる、堕落した女性的な美神の面立ちをした白無垢。とても静かだがとんでもないプレッシャーを
秘めている。白鳥の様な、全身白尽くめな所からその名がついた。
向かって右側に赤眼。装いの一つに、右目に赤いエッジの角のついたプロテクターを着けている。
彼は隼の様に動き、抜刀術で戒めるので、その赤眼に睨まれたら最後、と言うぐらい秀でたスピードなのだ。
最後に残ったのが、紫宇治。何時も微動だにせず、こそこそと口と目ばかり動かしている。まぶたが分厚く、
眉毛が円形に刈り込んであるので、貴族にみえる。
他の連中もそうだ。
赤眼は騎士から出世した貴族なら、白無垢は絶大な権力を持つ古からの貴族、
そして紫宇治はご想像の通りの悪徳貴族。彼のイメージは紫や抹茶色なのだが、それよりも抹茶に毒を盛る
というイメージの方が先行しており、なにせ、動かないものだから剣の類を持っているのを見た者はいない。
以前、暁の魔王ヨハン・スカーレイを討伐してくれとの、依頼を出した国があったが、
その国の上層部連中は皆殺しにあい、その国は崩壊してしまった。
ああ彼等は今どこで何をしているんだろう。どうせ死ぬんだったら、彼等と戦って(決闘)してみたい。
私も騎士の端くれとして…。
魔笛屋が通る。「ピーピピリロリロ…新しい情報だよ。戦慄の三騎士は、空を移動している。
乗り物は、空に溶け込んでるんだ。雲の中に彼等のアジトがあるんだ。これで、救われなかった僕も、
天空へ昇れるんだ…運命の音。フルリラピアパパッ フルリラピアパパッ フルリラピアパパッフォフォー」
魔笛屋はいつの間にか、消えていた。
次は、この惑星(宇宙を夢見た後の)何処に現れるんだろう。
彼等は宇宙をも股に架けているんだろうか?
そろそろ、こないだのニュースが入ってくるぞ!僕は急いで、情報を得られる支度をした。
気分休めに、飲み物を用意した。
三騎士には、その戦いを記録するジャーナリストが在り、それを生業としたギルドが在り、全世界中に潜伏している。
そして、それを報道する事によって、我々は戦慄の三騎士を黙認するのだ。
今回の件は、決闘だ。
この世界の何処かに、金針塔と呼ばれる、白無垢の建てた建造物が在り。
その頂上に辿り着ければ、白無垢と直接コンタクトがとれるらしい。

三騎士に挑むのは、昆虫人間の戦士(僕が洞察するに将軍に違いない)さあ始るぞ!
…とその前にシーエムだ。…超強力な殺虫剤の新製品だって(笑)

空を歩いて三騎士がやって来た。どこからともなく声援が飛ぶ!
相対するは、昆虫人間の戦士!「白無垢!貴様の首いただくっ!」
空中戦が始った。

途端に正面以外を、無数の昆虫人間が飛び回り支配する。
赤眼が消えたと思ったら、赤眼の鋭い眼光が、残像現象を生み出す。
正面では、昆虫人間の戦士が、自らを囲む様に、象人間の武漢を8体召喚した。瞬間…
象人間全員の首が、跳んでいた。血しぶきが無い!? 白無垢は剣を正面に突き出して掲げていた。

象人間の首と体の間に出来た宙に、昆虫人間の戦士は、白無垢の剣を斬った!
白無垢の剣に、当った瞬間、昆虫人間の剣は、先からひび割れ、腕をつたって、全身をマワリ、
昆虫人間の戦士の魂を砕いていた。と、そこに赤眼が戻っている。
飛び回っていた無数の昆虫人間は、全員、羽を斬られ、森へ落ちていった…

こんな笑い話がある。
世界最強の防具屋が、三騎士に、たった一人で、勝負してやる。とメディアに広告を売り込んだが、
彼は、金針塔の頂上に辿り着けなかった。これは重要な結果であり、
・・・伝説として語り継がれている。
2, 1

  

三騎士のニュースが入って来た。
銃 対 剣だ!
最強の防具で武装した。三人組だ。
サイレンサーライフル。ガトリングガン。ショットガン。
彼等は地上戦を申し挑んできた!

シーエム。あなたの銃は、雲までとどきますか?我が社なら…
今回の銃器会社だ。YES!WE CAN! 銃器会社ドーガ

三騎士が空から降りて来る。ガトリングガンを構えた男が、

コインを宙に投げた!

チャリィ・ガガガ ガガガ ガガガ ガガガ ガガガァァン!
三人がいっせいに乱射した。!と思ったら!赤眼がすでに突進していて
ショットガンは、バラバラ。赤眼も相当、弾を喰らったが、赤眼の着物は
防弾チョッキみたいな素材なのか、視界から消えてしまった。
紫宇治も同じか?顔は白無垢の右籠手?白無垢は?一瞬、銃声が止んだ。

と白無垢は左手の盾で頭を守っていた!盾には視界が通せる用細工がしてある。
サイレンサーライフルの男が撃つのをやめた!赤眼のプレッシャーだ。
ガトリングガンの男が白無垢の鎧を一点集中でがんがんがんがんがんがん
撃っている。ガガガ ガガガ ガガガ ガガガ ガガガァァン!
弾が切れた。その瞬間、白無垢が鞘に手をかけ・!サイレンサーライフルが
紫宇治の顔面を撃った。紫宇治は扇子を開いて弾をはじいた!
赤眼がサイレンサーライフルを、バラバラ。白無垢が剣を正面に突き出して掲げていた。

三人のガンマンは、ホールドアップ(降参)した。三騎士が空に昇って行く・・・
対魔法使い。

シーエム。魔法が使える様になったら、いいのにな~
と、お考えのアナタ!!魔術書ユーリ・ガガーリンを!

向かい合った3人同士は、空中で間合いをとっている。
詠唱破棄でソニックブームが、紫宇治を襲う!
白無垢は、鞘から上に剣を振り、ソニックブームで相殺する。
正面から、白無垢目差して、アトミックレイが放射する。
白無垢は、横向きになり回避行動をとる!
白無垢のマントが、アトミックレイを、ねじ曲げた!
今、詠唱の終った魔法使いが、赤眼にライトニングを、数十発落とす!
赤眼はじっと隙をうかがい、構えている。
雷鳴が鳴り終わるまで、赤眼は打たれつづけた。
雷使いが、「貴様らの靴アースと繋がってるな。プロテクターも巧く仕掛けてある」
3魔法使いは一斉に詠唱に入った!

両サイドの魔法使いが呪文を唱えると、三騎士の周りを、竜巻と雷が追い詰めて来る!
瞬間!その核から大爆発が起こった!!!

ババババババババ!白無垢が剣を正面に突き出して掲げていた。剣の鍔が輝いている。
「アンチ=マジック=シェルか…」・・・ ・・・ ・・・
手が無くなった瞬間!赤眼が、居合い抜きで、3魔法使いは、首を刎ねられた。

「戦慄の三騎士…お前らを地獄に落としてやる…。」
「我々の名は、ダーク・ジュダス・レイナー…」…
4, 3

  

ダーク・ジュダス・レイナー戦

シーエム。今回は生中継です。戦慄の三騎士に、相対するは
ロゴスの敵!ダーク・ビショップの、ダーク・ジュダス・レイナーです。
我々は三騎士を応援します。もう戦いは、始まっています!

ダーク・ジュダス・レイナーは、かわいい女の子を人質に、1人で迫ってます!
「動くな!」赤眼の籠手から矢が飛ぶ!命中した!痺れ薬だ。
女の子「助けてー助けてー」痺れているはずの、ダーク・ジュダス・レイナーが
悪魔アルヴァンを召喚した!悪魔アルヴァンは、
無数の美女達が、裸身でテンプテイションする幻覚をうみだした。
なんと!紫宇治が術に引っかかってしまった!
赤眼が常備している梅酒の小瓶の栓を抜いた。アルヴァンが匂いに誘われている、
その隙に!白無垢が、悪魔アルヴァンを、一刀両断にした。

紫宇治にかかった術が、解ける前に、赤眼が、ダーク・ジュダス・レイナーの、
両腕を落した!「うっ!忘れるなよ。この子が、どうなってもいいのか?」
落したはずの両腕が、女の子を、顔の前に突き出している。

白無垢が、女の子ごと、ダーク・ジュダス・レイナーを斬った!そう判断した。

すると…ダーク・ジュダス・レイナーが消え、斬られたはずの女の子が、再生した。
赤眼が、女の子を賽の目斬りにした。すると、幻術が消え。ダーク・ジュダス・レイナーの、
本体が出現した。「どうだ!俺は自らをアンデッド化した。ドロップするか?」
三騎士は、微動だにできない状態にして、アジトに連れ帰った。
その後、奴隷市場で、超高額で売られていたらしい。そして、超高額で、仲間が買い戻したと。
戦慄の三騎士
最後の戦い。ペンは銃よりも強し。

三騎士は賞金首だ。懸賞金は兆より上だ。(三人一組で)
結局それ位、腕の起つ者じゃないと、メディアもはじける。
ここで、僕の出番な訳だ。戦慄の三騎士をずっと追い続けてる!
まず、リーダーの白無垢だが彼は、紫宇治と常にペアでいる。
彼は、攻撃していると言うよりも、武装も含めて、防衛だ。
(紫宇治を守っている点も。)攻撃に転じているのは、赤眼だ。
赤眼は軽装で、これまでの記録では、白無垢よりもしとめるのが、困難だろう。
それで、戦うものは皆、一番軽装で、扇子以外に、つまり懐以外に武器を持っていない紫宇治を、
まず狙う。試す。が、これが囮になっているのか、敗北している。
でも、そんな簡単にはいかない。初手で赤眼を落せば、まずドローだ。
次に白無垢これで詰み。最後は悪魔の幻覚に、ころっと落ちた…紫宇治だけだ。
して、謎が謎を呼ぶ紫宇治だが、あいつの存在意義は何だ。全て、演じてるのか?
いや違う。目と口をこそこそ動かす・・・敵を視て、白無垢に伝達、司令塔…いや、
赤眼は自己判断で動いてる。白無垢の判断力の強さは、立証されている。
知識か?世界や魔法の・・・金針塔で得たデータで、将棋の棋士みたいに、戦術から装備まで優位を取る。
流石に実戦だから、相手の手まで読めない。つまり状況判断と味方の行動を簡潔に伝えてるだけ。
そうだ。赤眼のスピードが追える位、頭がきれて、速い。扇子でサイレンサーライフルを払う位だ。
それで、隠し武器や魔法でも使えたら、・・・解らない…暁の魔王と戦わなかったのは何故だ。
誰の命令も、従わないという信念か?騎士ならば君主が居ると言う事か。
君主は、消滅した国の人々や、魔王の国…、三騎士は最早、君主より権力があるのか?
ダーク・ジュダス・レイナーを奴隷市場に売る。金に困る事も無い。
第一ファンである、僕自身、悪い奴らだとは思えない。有るのは彼等の、誇りだ。
もうこうなったら、この全データを、暁の魔王ヨハン・スカーレイに送ってしまえ。そうしよう。
6, 5

  

戦慄の三騎士 対 暁の魔王ヨハン・スカーレイ

決戦

シーエム。今から、どちらが勝つか、賭けを行います。
興味のある方は、どんどんコチラまで・・・

紫宇治「貴様が、ヴァルハ・ランドの王か?」
ヨハン「ストーン・スリープ!」ヴァァァァァン!
白無垢と、一瞬消えかけた、赤眼が石化昏睡した!
ヨハン「ストーン・スリープの命中率は3分の2。」
紫宇治「あと、一発で、チェックメイトじゃないか。」
ヨハン「蛆虫が俺と交渉してきたな」
紫宇治「ああ、そうだ。まず、二人の術を解け、それから予とさしで戦え。」
ヨハン「チープ・トリックだな。俺を殺れば、術は解ける。」
紫宇治「解けなければ、ヴァルハ・ランドを消すぞ。」
ヨハン「お前に何ができる?」
紫宇治「この紋章が分かるか?」
ヨハン「それは、女冠シキの紋!貴様らシキの騎士か!?」
紫宇治「今、貴様の周囲を、エンジェル・セイバース・オーガナイゼイションが取り囲んでいる。」
ヨハン「ハハ~ン。今すべて解ったぞ!ハッタリだな!何処に何が取り囲んでいるんだ。最後に一言、言わしてやろう」
紫宇治「ストーン・スリープが、ミスしたなら、別の魔法で殺す方が命中率は高いのじゃないのか。」
ヨハン「ストーン・スリープ!」ヴァァァァァン!
紫宇治「この紋章はな。マジック・カウンターなんだよ!」
白無垢と赤眼の、石化昏睡が解け、暁の魔王ヨハン・スカーレイの石像が残った。
この勝負、戦慄の三騎士に有りっ。終わり。
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