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続いた・・・だと?

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「あっ……」
 私は反射的に声をあげる。
 今まで、本気で脱がされることまでは考えていなかったのかもしれない。
「……やっぱり、嫌?」
 真宵ちゃんは真っ直ぐに私の眼を見ながら言った。
「嫌、じゃないけど……少し怖い、かな?」
 確かに、真宵ちゃんのことは好きだ。
 でも……、こういうのは初めてだし、何より、人が来るかも知れないのだ。
 だから、正直言うとどうにかなってしまうくらいに緊張している。
「……じゃあ、こういうのはどう?」
 そう言って、真宵ちゃんは私のことを抱きしめた。
 あまりに突然のことだったので、私は硬直する。
「え、あの、真宵ちゃん!?」
「もし、皐月が怖いって言うなら、こうやって抱きしめてあげる」
 真宵ちゃんは私の耳元で囁くように言った。
 その言葉だけで心が温かくなる。
「……ありがとう」
「どういたしまして」
 私は頭を撫でられながら、どんどん真宵ちゃんと離れたくなくなっていた。
 出来ることなら、ずっとこうしていたい。
「それじゃ、もう2度と怖くなんかならないくらい……気持ちよくしてあげる」
 そう囁くのとほぼ同時に真宵ちゃんは私の耳を舐めた。
「ひうっ!」
 まさか、耳を舐められると思っていなかった私は変な声を出してしまう。
 でも、真宵ちゃんはそんなこと気にせずに私の耳を舐め続ける。
「ちょ、耳はやめて……」
「ふーん、耳が弱点なんだ?」
 真宵ちゃんはそう言って、私の耳に軽く息を吹きかける。
 そんな普通じゃないようなことをされて、私はぞくりとするのを感じた。
「皐月ってば、こういうので感じちゃうんだ?」
 真宵ちゃんは私を弄ぶような声色で言う。
 顔は見えないけど、いい笑顔をしてるに違いない。
 何も言い返せないのもちょっと悔しい。
「ね、ねぇ。 私ばっかりこんな風にされてるのも何だし、少しは私もさ……」
 弄らせてよ。と言おうと思ったけど、言ってる途中で恥ずかしくなった私は途中で言葉を濁してしまった。
 こ、こんなことじゃ絶対に真宵ちゃんに笑われる!
「んー、いいわよ」
 私の予想に反して、真宵ちゃんは私から離れて自分の机に座るだけだった。
 いや、私の思い通りだからいいんだけども。
 でも、あっけないというか何というか……。
 そんなことを考えている内に真宵ちゃんは既にセーラー服を脱いでタンクトップ姿に手をかけていた。
「ほら、皐月も早く脱ぎなさい」
「うん……」
 いや、こうなることは分かってたけども。
 でも、脱ぐことには抵抗があるというか何というか……。
 やっぱり、真宵ちゃんのように大きいと脱ぐのも堂々としてるなぁ。
「何、私の身体に見惚れてるの?」
 真宵ちゃんのその言葉に私はどきりとしてしまう。
 色っぽいのとはまた違うような美しさのようなものを感じたのだ。
 まるで、一つの芸術作品なんじゃないかと思えるような――
「それとも、私に脱がしてもらいたいのかしら?」
「いや、大丈夫だよ!?」
 私は恥ずかしさを隠すために急いでセーラー服を脱ぎ始める。
 途中で『どうせなら、もっと可愛いのを着てくればよかった』と後悔した。
 けど、今さらやめることも出来ない。
 セーラー服を脱いで、Tシャツを脱いで、下着さえ脱ぐ。
 学校でこんな恰好をしているなんてことがバレたらどうしよう。
「真宵、ちゃん……」
 私はか細い声で好きな人の名前を呼ぶ。
 不安と期待がごちゃ混ぜでおかしくなってしまいそうだ。
 真宵ちゃんはそんな私に優しく微笑みかけながら私の右手を自分の左胸に引きよせた。
「あ……」
 私は思わず声をあげた。
 真宵ちゃんの大きくて形のいい胸が押しつぶされている。
「ほら。 大丈夫だから、ね?」
「……うん」
 私は頷いて、右手に少しだけ力を入れた。
(省略されました。べ、別にあんたたちのために続きを書いてるんじゃないんだからね!)
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