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3話

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17歳 179cm フェザー級 リーチ普通 名前名護

性格      … Hに興味津々なタイプ

得意パンチ   … 高速コンビネーション

主な防御方法  … 打たれる前に打つ

好きなボクサー … 井岡弘樹(エディ最後の切り札)

右利きサウスポーのピーカブースタイルからリング狭しと旋回する
発達した筋肉が特徴的。

戦績19戦14勝(7KO/50%)5敗0分
◎○◎○◎◎◎●◎○◎● ○○●○○●●

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1.プロ試験は2度目で合格! 押し潰されそうになる失意の日々をよく耐えて猛練習に励んだね!
全部君の決して諦めない努力のお陰だ。おめでとう!

2.プロデビュー戦。自分のやってきた練習を信じて戦うんだ! 頑張れ!
2R得意技の高速コンビネーションを叩き込む! 練習の時よりキレが一段階上がっている凄いぞ速いぞ。
相手のボディフックで一瞬くの字に曲がりそうになるが気力の満ちた選手はボディじゃ倒れない! 左アッパーを打ち込みKO! 2RKO勝利だ!

3.基本的にさあパンチ当たったらどうしたらいいと思うと聞いてみると彼はそのままパンチを振りぬくと言った。
例えガードされても強く押すことで相手の反撃を封じる事だってできるはず。そう言いながら力強くサンドバックを叩きつづけた。
2戦目は上手くポイントをとり小差判定勝ち! ちょっとひやひやしたけどうん。いい出来だ。

4.スパーリングをさせてみるとどうにも空振り繰り返した挙句に狙い済ました強打を浴びてしまっていた。いくらなんでも攻撃が単調すぎる。
KO勝利した時の試合が忘れられなく、2戦目判定だったのが焦らせているのだろうか。ちょっと危ういな。当たらない時こそもっと慎重にとアドバイスをする。
1R早々にフックを当てて主導権を一気に握った。2Rもその調子で強打を振り回すも当たらない。3Rには逆にカウンターを決められそうになり危なかった。
しかし試合中に僕の言葉を思い出したのか狙いをすましたストレートが相手の顔面を捉えKO! 4RKO勝利!
日本ランク入り決定だ!

5.無傷の三連勝にジム関係者も驚いている。もしかして十年に一人の逸材かも……
1R連打を捌けずいくつか貰ってしまう。が徐々に目がなれてきたのか3Rボディアッパーが炸裂! そのまま大差判定に!
次の試合は日本タイトル挑戦だ!

6.世界の壁に幾度と弾き返され失意の底から這い上がってきた男。彼は世界再挑戦の第一歩として日本王座を手にいれたのだ。
彼を倒す事ができれば名実共に一流ボクサーとしての評価を得られる! 雑誌の予想は7:3で不利だが……王者はボディに弱点がある。ボディから顔面へ返すんだ!
ほぼ互角の状態が続いた。どちらも一歩もひかない。4R開始と同時に右ストレートを叩き込みひるむと思われたが王者は臆せずに突き進み強烈な右アッパーが炸裂する! 
たまらずコーナーにまで下がってしまう名護君。が、なんとか防ぎきるも完璧にペースをとられてしまった。
7R名護君の強打によって王者が激しくカットする。彼の強打は一発で終わらなかった。続く強打は王者の意識を奪った。
大きくバランスを崩しロープにもたれかかる王者。大声を上げながらレフリーが二人の間に割って入り日本王者抱きかかえた。
レフリーストップ! 名護君の勝利だ!
試合後控え室で全部俺を見捨てずに指導してくれた秋田トレーナーのお陰ですと顔を歪ませながら言ってくれた。
くそぅ……嬉しいなぁ。これだからボクシングはやめられないんだ……御礼を言いたいのは僕のほうだよ、ありがとう!!

7.なんと雨の中雑誌の記者さんがやって来た。来月号の期待選手特集に掲載したいんだそうだ。くぅー羨ましいなぁ。
初防衛は5R圧力に屈したのか相手は手数が少なくなり一気に押すことに成功。8R終盤にボディフックを決めると9Rよろよろと明らかにダメージを負って出てきた。
もちろん9RにKO勝ち! 初防衛に成功!
日本王座を返上し、世界ランカー達との試合を組むことになった。ちょっと不安だけど……彼ならきっとやってくれるだろう。

8.2R相手がカットする。4Rには視界不良の選手に凄まじい強打を浴びさせKO!
正に最強だ!
しかも次はなんとWBC世界フェザー級王座挑戦決定!!

9.専門家の中には名護君の世界挑戦を時期尚早など言う人たちもいる。が、彼らを黙らすにはタイトル奪取しかないんだ!
チャンピオンは今までの相手とは1枚も2枚も違うはずだ。けど君だって最強のチャレンジャーなんだよ。
WBC王者の特徴は必殺カウンターだ。どんな劣勢でもその一発で試合をひっくり返してきた。油断せずに戦え!
1Rジャブをくらい少しバランスを崩す。頼む……勝ってくれ……
が、試合は2Rで終了した。名護君の強打に対して完璧なタイミングでカウンターが炸裂。そのまま一度もリングに倒れた事の無いチャレンジャーはマットへと沈んだ。
翌日のスポーツ新聞には日本ボクシング界の切り札通用せず……と。

10.引退を賭けての試合だったが見事に2RKO勝利! 高速コンビネーションで相手を倒した。

11.2R掬い上げるような左アッパーが当たる! 続く6Rでは右フックが顔面を捉える!
12Rスタミナ切れからか強打を浴びてしまうもなんとか防ぎきり大差判定勝利!
2度目のWBC王座挑戦も決定! これからの課題はスタミナだ!

12.放送席ジョー小泉氏の予想では長期戦に持ち込めば勝機ありと言っているが……ガンガン攻めるんだ! 名護君は僕の言葉に黙って頷いた。
1R右フックが伸びてくるもスリッピング・アウェーで緊急回避! 乃木さんがよっしゃあ!! と声を荒げる。乃木さんめいつのまに教えてたんだ!?
4R渾身のボディフックが命中! 失速した王者に4R終了間際高速コンビネーションが炸裂!
結果8RKO勝利! チャンピオンは耐え切れず腰からガックリと崩れ落ち、カウント中起き上がることは無かった。

13.地元での祝勝会や雑誌の取材にテレビ出演等世界王者は大忙しだ。いいなぁ羨ましい。僕もあんな風になりたかった。
でも、それ以上に嬉しい! 彼がどれだけ努力して頑張って這い上がってきたのかを知っているからからね。
WBC王座初防衛はぼぼ互角の内容だったが3R挑戦者の圧力に一瞬だけ目をつぶってしまう。もちろんその隙を逃すはずも無く強打が炸裂。
なんとか建て直そうとするも10R左ストレートでKO負け………。初防衛ならず……

14.S・フェザー級に転向して王座を目指す事になった。これからが本番だ。
開始直後強打を受け序盤一気に倒れそうになるもなんとか耐える。けどこのまま行けば判定負け……引退か……そんな考えが頭によぎる。
が、名護君は諦めていなかった。高速コンビネーションを4Rに決め、7Rにも今度は違うパターンの高速コンビネーションで一気に形成を逆転!
S・フェザー級初試合は中差判定勝利を掴んだ!
しかし王座挑戦の話は浮かぶのだが中々決まらない……。

15.ジャブ中心の連打でいっきに主導権を握り試合を結有利に進めていくも相手がカット。その影響で我武者羅に攻撃をしてくる。
スタミナ不足の心配もあり終盤倒れそうになるシーンもいくつか見られたがなんとか中差判定勝利。
もつとスタミナを上げていかなきゃ。
挑戦はまたしても有耶無耶に……。

16.同期デビュー、同じ階級、同じ実力……どっちが強いのか。国内ボクシングを牽引してきた両雄がついに雌雄を決する時が来た。
同じ日本人世界ランカー同士のビックマッチ! この試合に勝利したものが世界への切符を手に入れることができるのだ!
大半は名護君の小差判定勝利を予想していたがなんと結果は中差判定負け……。
残念ながらまたしても挑戦はかなわなかった。むしろ遠のいてしまったしもいえる……。

17.2Rの強打で試合を決めた。大差判定勝利。
しかしまだ王座挑戦はかなわない。名護君も大分焦っているようだ。くそっ……

18.偶々白地に真赤なトランクスを見つけたので名護君に似合うだろうな~なんて思って買ってあげたら予想以上に喜んでくれた。なんだかとっても嬉しい♪
序盤やや劣勢だったものの2R無理やり打ち抜いた右フックで形成を逆転する! 5Rに強打を浴びるも6Rに打ち返した!
が、どうやら両腕をいためてしまったようだ。残り6Rどうにか乗り越えられるか……?
12R少し危なかったもののなんとか防ぎきり大差判定勝利! 
が、試合後急いで医者に向うと「複雑に砕けている」と……キチンと治療すれば復帰可能なもののこれからは加減が必要になってくるというのだ。
名護君の大きな武器である強打が奪われたのは痛い……僕も頑張るから一緒に治療を頑張ろう!

19.次の試合のチケットが完売! 予想以上に名護君の人気はあるんだなあ! と思ったら他の人気選手が出場するだけだったみたい・……恥ずかしい。
試合は2RKO負け。乃木会長は前回の怪我のこともあり引退の話をしていた。
世界ランクからも外れてしまったし……どうにか、挑戦をさせてあげたい。

20.失恋してしまったらしい。なんとか慰めてあげたいけど僕にはこれと言った言葉も浮かばない。
東洋ランクで挑んだ試合も6RKO負け……引退が決まってしまった。
かつて栄光を極めた選手もいつかは引退の時が来る……今がそのときなのか。
大金星を収めた若い選手が大喜びして名護君に感謝の言葉を何度も何度も告げている。
彼が去った後名護君は控え室でどこか遠くを見つめながらぽつりと「あいつ昔のおれみたいだなぁ……」と呟いていた……。

21.今はプロモーターとして活躍しているらしい。よく彼とは乃木会長も交えて遊びに行く。
たまにジムに来ては練習生達に指導してくれるので僕も大助かりだ。
ファンから引退を惜しむ声もあったのに、彼は潔かった。決して諦めずに戦ったのだ。その結果なら……ということだろう。
彼との選手生活は僕の大きな一生の思い出だ。



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18歳 168cm S・フェザー級 リーチ長い 名前海道

性格      … 研究熱心なタイプ

得意パンチ   … 的確なジャブ

主な防御方法  … 微妙なヘッド・スリップを駆使

好きなボクサー … ユーリ・アルバチャコフ(ロシアン・スナイパー)

右構えの基本に忠実なスタイルからリードジャブを多用する。
優しげな瞳が印象的。

戦績8戦4勝(2KO/50%)4敗0分
◎◎●○●●●

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1.プロ合格。かなり優秀な選手だ。これは将来が楽しみだな。

2.プロデビュー戦。1Rストレートで相手をひるませなんと4RKO勝利! 終始圧倒していた。本当に強いなぁ

3.ナイフを持った不良数人を退治してきたという。危ないなぁ。
試合は1R少し押される形になったが2R以降手を出していき3RKO勝利! これで連続KOだ!
日本ランク入り!

4.試合展開を有利に進めていたにも関わらず5R強打を受けて失速。7RKO負けしてしまった。
日本ランク落ち……。

5.テクニックも大分良くなってきた。5R的確なジャブを当てて小差判定勝ち!

6.今度は小差判定負け……。買ったり負けたりが続くなぁ。

7.1R終盤に強打を貰い足元がふらつく。なんとか耐えるも相手は手数が少なくなりフットワークが重くなった。典型的なカウンターまちだ。
隙を見て5R強打を叩き込むも、無事に当てれたせいか気を緩めてしまう。あっと思ったときにはカウンターが海道君の鼻柱を捕らえていた。
5RKO負け……。

8.4回戦、1、2R試合を有利に進めるも3Rに強打が命中。そのまま小差判定負けになってしまった。
引退も決定。残念だけど……お疲れ様………。

9.飲食店経営者として順調に成果を上げているみたい。それなりに美味しいしお安いのでとってもいい店だ。
よくジムの皆を連れて食べに行く。ただ、店長お勧めの日替わり定食はちょっと美味しくないのが玉に瑕。
5

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