夜明け前より瑠璃色な

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BS-i等で放送。全13話。アニメーション制作:童夢

人気があった同タイトルのPCゲームを原作として製作されたアニメーション。

別名「キャベツ」「ポストMUSASHI

ストーリー

かつての戦争のために微妙な関係にあった地球と月。その関係改善のために月からフィーナ姫一行が主人公・達哉の家へホームステイに来ることに。突然の出来事に戸惑う主人公一家。姫様らとの生活は一体どうなるのか!?

ストーリーはゲームとは異なる完全に独自のもので、さまざまな設定やキャラクター追加が行われている。

キャベツ

アニメ化決定がされた後、その情報がメディアに出るごとにアニメ版における様々な変更が明るみになり、原作ファンの間では早くもブーイングの嵐が起きていた。

そんな不安の中放送された第一話はまあまあの出来だっためファンの間では「まぁまだマシか」という程度の評価がなされ、ある程度安堵の雰囲気があった。しかし第二話において早速作画が崩壊し、作品への批判が急増。

安易な出来の悪い萌えアニメのひとつに数えられるかと思われた。

ところが事態はそれで済まなかった。ファンの批判の中で放送された第三話はフィーナ姫と主人公のクラスメイトとの料理対決という話であったが、製作現場で一体何がおきたのか、第二話を上回る異常なほどの作画崩壊が発生。本来一番しっかり描かれなければならないはずのヒロインがよくわからないバランスの悪い顔やボディーラインで描かれ、ストーリーも古臭い演出の目立つ粗悪なものであった。

挙句の果てに、作中に料理の食材として登場したキャベツがもはやゴムボールかハロにしか見えない謎の緑の球体として描かれ(しかも断面にキャベツの中身を表したかったと思われる同心円状の筋が)、しかもそれを千切りにしていると思われるシーンでは、そのゴムボールのような半玉キャベツの真ん中あたりの同じ部分を何度も何度も繰り返し切り、にもかかわらずその左側に千切りにされたキャベツと思わしき緑の細切れが増えていくという実に奇妙な動画が堂々と流された。

さらにその後完成したサラダにはなぜかその千切りキャベツがどこにも使われず、代わりに葉のままのキャベツが使われており、しかもそのサラダが初めて画面に登場したカットではサラダにクルトンが入っていたはずなのに直後のアップのシーンではクルトンが完全に消えているなど、あまりにひどいミスも発生。そのサラダ自体ひどくまずそうな代物で(他作品の料理と比較してもその見た目のひどさは歴然)、それをうまいと評価する審査員らの言葉はもはや滑稽以外の何物でもなかった。

そのほかにもあの長方形の中華包丁が角ではなく辺で床に刺さるといったトンデモも見られ、あまりの出来のひどさに放送直後から批判と笑いが殺到。

VIP板にもスレが立ちそのゴムボールキャベツのシーンや関連AAは2ch中を駆け巡った。

これ以降、2chのアニメのスレではこの作品のあだ名が「キャベツ」で定着。

もはや作品とそのスタッフ(特に監督)への批判やネタしか語られなくなり、作品を擁護するものは居なくなってしまった。

ちなみに9話でも異常な作画崩壊が再発。必死に喋るヒロインの顔がひしゃげていたり、必死に走るヒロインの脚の動きと進む速さがおかしく明らかに脚が空回りしていたり、しまいには公園の真ん中の方で倒れた主人公とヒロインが次のシーンで公園の外側に倒れていたりともう笑うしかない内容だった。

2006年度前半を代表するアニメ「MUSASHI -GUN道-」と並び2006年度後半を代表するアニメである。

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