Letter

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作者名  :カロト

掲載誌  :ヤング

ジャンル  :脱出系

掲載期間 :

サイトURL :[1]


解説

あらすじ

来る日も来る日もネットを徘徊し、引き込もるというニート街道まっしぐらの生活を送っていた仁清終太は突然、見知らぬ部屋で目を覚ました。彼はなぜ自分がこんな場所にいるのか経緯を思い出して見た。この部屋で目覚める12時間前の午前0時、「迷宮の間」というサイトの脱出ゲームをプレイした終太宛てに「ルガール=N=シタイン?」と名乗るサイトの管理人と思われる人物から奇妙な手紙が届いた。その手紙の内容は彼の屋敷にて行われる脱出ゲームへの参加が決定したということを知らせるものだった。不気味に思った終太は某巨大掲示板でスレッドを建て、情報を募る。相変わらずのふざけた投稿者たちの反応に、呆れていた終太だが同じ内容の手紙を受け取ったという投稿があり、終太はその投稿者が終太の住む千葉とは遠く離れた広島県在住ということを知り、驚愕する。しばし、やり取りを続けていた2人だが終太が睡魔に襲われたために中断し、終太は眠りにつく。自身が見知らぬ部屋で目を覚ました経緯を思い出した終太は部屋からの脱出のために課せられた課題をクリアーし、部屋からの脱出を試みるが……

登場人物

仁清 終太(ひときよ しゅうた)
主人公。18歳。東京出身の千葉県在住。清瑞と違って運動音痴で若干ひねくれたところがある。ニートで引きこもりの青年だったが、今回の部屋からの脱出劇をきっかけに眠っていた推理力・発想力が開花し、脱出のために課せられた課題を次々にクリアしていく。それにより、清瑞を救出し、2人で協力して部屋からの脱出を試みる。女である清瑞と2人きりという状況のために、出会った当初は彼女から拒絶されていたが、終太の推理力・発想力で課題をクリアーしていく姿と彼女を思いやる行動に次第に彼女から心を開いてもらえるようになっていく。
清瑞 千弥子(きよみず ちやこ)
もう一人の主人公。19歳。終太と違って元気で明るく、運動神経抜群の友達にも恵まれている広島っ子の大学生。終太が某巨大掲示板にて建てた脱出劇前夜に届いた手紙に関するスレに反応し、在住している場所を広島と発言したことから終太に広島というあだ名で呼ばれることとなる。部屋からの脱出には終太が最初の部屋からの脱出することが条件だったため、彼女の生還への第一歩は終太にかかっていたが、見事終太が最初の部屋からの脱出に成功したため、同時に生還への第一歩を踏み出すこととなる。男である終太と2人きりという状況のため、暴行されないかと当初は脅えていたが、清瑞と共に脱出するという終太の行動に次第に心を開いていく。