「仮面ライダーEX」の版間の差分
24行目: | 24行目: | ||
本作のヒロイン。1月27日生まれ。16歳。青桜学園二年生。一人称は「私」。好物はチョコレート。機械類に強い。嫌いなものは貝類と虫。 | 本作のヒロイン。1月27日生まれ。16歳。青桜学園二年生。一人称は「私」。好物はチョコレート。機械類に強い。嫌いなものは貝類と虫。 | ||
− | + | 父・億成の都合で新潟から転校してきた。常に丁寧な言葉遣いで話すなど真面目で清楚な女子だが、少し抜けていておっちょこちょいなところも。よく転ぶ。自分の意思より他人の意思を尊重するが、そのせいで割りを食うこともしばしば。家族想いで友達想い。 | |
理由は不明だがEXドライバーを所持していた。仮面ライダーEXとして戦う朋也のサポートに努める。 | 理由は不明だがEXドライバーを所持していた。仮面ライダーEXとして戦う朋也のサポートに努める。 |
2015年9月28日 (月) 05:24時点における版
『仮面ライダーEX』(かめんライダーエクス、欧文表記:KAMEN RIDER EX)は、2012年10月29日から週刊少年VIPで連載されている橘川かんきつによるWeb漫画作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称。 キャッチコピーは『晒せ、その身も感情(こころ)もーー。』
概要
「感情」をテーマに繰り広げられるバトル漫画である。「仮面ライダー」の名を冠しているが、現状、作中において実在の仮面ライダーシリーズとの明確な関連性はなく、『仮面ライダーと呼ばれる戦士と怪人を擁する敵組織の対立構図』『変身ベルト』『ライダーキック』『ライダーマシン』などの本家シリーズのフォーマットに沿った設定や演出は見られるものの、基本的には完全オリジナルの作品である。
ストーリー
私立・青桜学園の転校生、向水朋也は日を同じくして転校してきた宝田蛍と出会い、ひょんなことから変身ベルト・EXドライバーを手に入れ仮面ライダーEXに変身。人間の感情から生まれる怪物・フィールスとの戦いに巻き込まれていく。
登場キャラクター
向水 朋也(むこうみず・ともや)/仮面ライダーEX
本作の主人公。4月10日生まれ。17歳。青桜学園二年生。一人称は「俺」。好きなものは蕎麦。嫌いなものはトマトと平島陽子。
考えるより行動派で、名前の通り向こう見ずで無鉄砲な性格。基本的に面倒くさがりだが、人からの頼まれごとは断れないお人好し。自分の周りで犠牲を出したくないというのが信条。致命傷寸前のダメージを負ってもなお一つの目的に向かい突き進むなど、常軌を逸した強い精神力を持つ。
蛍が落としたEXドライバーを拾い、成り行きでEXに変身。その後、危険に晒されることを承知の上で宝田億成から「仮面ライダーとして戦ってほしい」と懇願された際にはあっさりと承諾する。
宝田 蛍(たからだ・ほたる)
本作のヒロイン。1月27日生まれ。16歳。青桜学園二年生。一人称は「私」。好物はチョコレート。機械類に強い。嫌いなものは貝類と虫。
父・億成の都合で新潟から転校してきた。常に丁寧な言葉遣いで話すなど真面目で清楚な女子だが、少し抜けていておっちょこちょいなところも。よく転ぶ。自分の意思より他人の意思を尊重するが、そのせいで割りを食うこともしばしば。家族想いで友達想い。
理由は不明だがEXドライバーを所持していた。仮面ライダーEXとして戦う朋也のサポートに努める。
平島 陽子(ひらじま・ようこ)
青桜学園の教師。朋也と蛍のクラスである2年3組の担任を受け持つ。可憐な見た目と身長に反して怒らせると手がつけられないほど強暴。
朋也とは彼が転校してくる以前から面識がある様子だった。
宝田 億成(たからだ・おくなり)
蛍の父親。「宝田カンパニー」の社長を務める。長い白髪とあご髭が特徴。よく当たると評判の「勘」を持つ。
左王子(さおうじ)
2年3組のプリンス的存在。好みの女子を見ると鼻血を吹き出す。
仮面ライダー
仮面ライダーEX(エクス)
「適合者」である向水朋也がEXドライバーを装着し変身する戦士。感情の変化に応じて様々な形態(フォーム)に変化する。フォームには固有の「EXスキル」が存在し、必殺技とは別に使用することができる。ドライバーを装着するとエクスのノウハウに関する謎の「記憶」が頭の中に流れ込み、装着者に戦い方を教える。
エグジストフォーム
・身長:190cm
・体重:80kg
・パンチ力:4t
・キック力:7t
・ジャンプ:ひと飛び19m
・走力:100mを6.6秒
・必殺技:エクス・ハイパーキック(14t)
・EXスキル:ネイチャー(ガイア)…無生物の原資を分解・再構築することで形状を変化させる。
エクスの基本フォーム。感情のバランスが均等に取れた状態。戦闘スタイルは徒手空拳。
フィールス
人間の感情から生まれる怪物。すべての人間がその存在の根源を心の中に宿しており、気持ちの昂りに生まれる自制心の隙を狙って幹部級フィールスが手を施すことで、実体を手にいれる。実態化の媒体になった感情に従い、ひたすらに目的を果たすために行動する。
傲慢(ルキフェル)
第1話〜登場。フィールスに力を与える幹部級フィールスのひとり。獰猛なライオンのような姿をしている。
ガラが悪く、攻撃的かつ傲慢な性格。エクスがまったく太刀打ちできないほどの高い戦闘力を誇る。通常のフィールスと違い人間態を持っている。
スパイダー・フィールス
第1話に登場。宝田カンパニーの研究員・西山の「EXドライバーを手に入れたい」という感情から生まれた、クモ型のフィールス。
蛍の持つEXドライバーをつけ狙った。体の中から発射される糸を自在に操り攻撃、捕縛、さらに糸人形を作り動かすこともできる。
サイス・フィールス
第2話〜第5話(予定)に登場。足の手術を失敗された病院の患者の「手術医を許さない」という感情から生まれた、鎌を持った死神のような姿のフィールス。体に巻き付いた包帯を鋭く尖らせて攻撃することができる。
手術医を殺すのが目的だったが、手術医が患者に対して義足の準備を進めていたことを知り、その償いの意思に直面したことにより感情に困惑が生まれ「激情態」として暴走する。
マシン
マシンエクサー
エクスのライダーマシン。自走機能と意思を持ち、エクスの意思に反応して敵を攻撃する。
スタッフ
原作 - 石ノ森章◯郎
プロデュース - 橘川かんきつ
脚本 - 橘川かんきつ
作画 - 橘川かんきつ
音楽 - 橘川かんきつの気分による
怪人デザイン - 橘川かんきつ
制作 - 新都社
他媒体展開
合同誌
『新都社仮面ライダー部 COMIC大戦 MEGAMIX』(2014年12月28日発行)
コミックマーケット87で配布された新都社ライダーの作者たちによる合同誌。本家平成ライダーである『仮面ライダーフォーゼ』と仮面ライダーEXのセルフコラボ読み切り・計16ページが掲載されている。サブタイトルは『#ex フォーゼ×エクス 友情のアストロフォーム!』。
本作におけるEXの世界観では「仮面ライダー」という特撮シリーズ作品が現実世界のように実際に放送されているが、本編との関連性・整合性の詳細は不明。また、作品のラストには『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGAMAX』の仮面ライダーメテオさながらに、謎のライダーがカメオ出演している。