「ファラトリア・ストーリー・フォークロア」の版間の差分
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2016年3月3日 (木) 20:52時点における最新版
ファラトリア・ストーリー・フォークロア | |
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作者名 | ツングー正法 |
掲載誌 | コミックニート |
概要 | 中世ファンタジー |
掲載期間 | 2015/08/13〜 |
サイトURL | http://falatoriastoryfalklore.web.fc2.com/ |
ファラトリア・ストーリー・フォークロアは中世ヨーロッパ風世界を舞台としたファンタジーである。
世界設定
禍々しい不吉な星『黒き明星』が天空に輝き、それに呼応して異形が人間の領域に攻め寄せた。エルフ、ドワーフ、ヒューマンら、人間の諸勢力はおびただしい犠牲を払いながら、龍神の信仰のもと結束し『黒き明星』を天空から堕とすことに成功し、異形は駆逐された。人間とモンスターの一大決戦『龍字軍戦争』であった。それから200年、灰の中より生まれた多種族国家『神聖ファラトリア王国』は、繁栄の極みにあるかに見えた。しかしながら、人間とモンスターの均等が失われた世界では、見えざる綻びが広まろうとしていた。そんな中を、王国の問題解決屋『ギルド』のギルド員たちがトラブルを探して駆け回っていた。
登場人物
光のギルド レイエムリン
- アルゼイド(Alzeid)
- 水色の髪と瞳の鍾乳洞エルフの女性。他のエルフ同様、老化しないため、若い外見ながら百年単位で生きている。鍾乳洞エルフは、エルフ社会で少数民族とされ、その故郷の里は隠されている。それゆえ、人間界に住まうコモン・エルフでありながら、エルフの伝統をよく守っているとして、精霊界のハイ・エルフからも敬意を得ている。アルゼイドは龍字軍戦争に従軍した後、ファラトリアの地を去り、西方のザイヤエル将国にて錬金術を学んだ。長い時を錬金術に捧げてファラトリアに帰った彼女は、ギルドにてその知識を有用することを見つけた。
- ラスライイ・ツァルケレデ(Raslrayi Zal'quelde)
- ボアティケア・ルドゥリン(Boaticea Ludling)
闇のギルド ブルーティア
- チンゲル・エッグハルト(Cingel Egkhart)
- 冴えないヒューマンの中年男の見た目ながら、高度な戦闘力を持つ闇ギルド『ブルーティア』の構成員。高い攻撃力を発揮するロングボウで武装している他、極限まで鍛えられた肉体は、素手でも人体を容易に破壊せしめる。また、戦闘中でも冷静に敵の脅威度を判断し、自身のダメージと引き替えに敵に大打撃を与えるなど、高度な分析能力も併せ持っている。何よりも恐るべきは、ダメージを受けた直後に、戦闘状態復帰できる精神力である。プロ意識が高く、クエスト達成のためならば、自らの感情や倫理にもとることでも、ためらわずに仕事をこなせる。レイシストであり、特にシェイパーを嫌っている様子だが、一方で、相手がゴブリンであっても、自分が認めた相手には好意を抱くという、複雑な人間である。元は神聖ファラトリア王国王家直属の精鋭弓兵部隊『碧弓射手隊』に所属していたが、今ではギルド員としてモンスターを操る任務に就いていて、落ちぶれた自分に嫌悪感を感じている。熱心な龍神教徒であったが、モンスターと交わるうちに、「自分の中にもモンスターがいる」ことを自覚し、信仰を捨てた過去がある。妹が一人いる。