「大坂マグリップ」の版間の差分
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2013年9月23日 (月) 23:28時点における最新版
大坂マグリップは、別冊少女きぼんで連載中の漫画。作者は路地裏。
- 大坂町という、大阪に似た治安の悪い町を舞台に繰り広げられる変態漫画。
- 探偵物アクションかと思いきや、実は『人間関係漫画』である。
- 昼ドラのごとくドロドロした展開になっている。BL要素も含まれているので注意が必要。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次
あらすじ
治安が悪く荒れ放題の町、大日本県関西市大坂町。
そんな大坂町にひっそりと佇む花屋マグリップに、灯鏡町(とうきょうまち)から
主人公・ケンは住み込みのアルバイトとしてやって来る。
彼がこの大坂町で望む事は、『人生のやりなおし』である。
しかし彼がそこできかされたのは、「ここは花屋であって花屋でない」ということ。
彼はどのようにして、この大坂町で『人生のやりなおし』を果たすのか。
第一話『負われ坂』
- 店長の息子・ボンに連れられて、幽霊が出るという負われ坂に行くが……
第二話『花屋マグリップ』
- 花屋マグリップは夜になるともうひとつの顔をみせる。
第三話『オペラ座』
- 現在連載中
登場人物
大坂マグリップの登場キャラクターは、全て大阪の名物や観光名所が元になっている。
美里ケン(みさと けん)
- モチーフは通天閣の最上階に居る神様「ビリケンさん」から。
- 本編の主人公。花屋マグリップで働き始める。
- 家族全員が目の前で殺されたという暗い過去を背負っている。
- 真面目な性格なので、まわりに振り回されてばかり。
- 苦手なものは幽霊、趣味は読書。
吉本花(よしもと はな)
- モチーフは吉本興業と、その劇場のうめだ・なんば・京橋「花月」から。
- 本編の第二の主人公、通称ボン。店長である「吉本月」の子供。大坂町に最も詳しい。
- 動物、特に猫が好きで、大坂町中の猫と知り合い。
- 自己中でずる賢く、人を信用しない、大胆でひねくれた性格。
- 苦手なものは人間、趣味は修理や改造。
吉本月(よしもと つき)
- モチーフは吉本興業と、その劇場のうめだ・なんば・京橋「花月」から。
- 花屋マグリップの店長であり、ボンの父親。自称36歳。
- 明るく社交的な性格なのだが、裏ではそんな素振りを一切みせることはない。
- 彼が何を考えているかは彼だけしかわからない。
- 苦手なものは単純なものと夜、趣味はビリヤードとアクションゲーム。
山田太郎(やまだ たろう)
- モチーフは今は無き「食い倒れ太郎」。山田は食い倒れの社長の苗字から。
- 花屋マグリップの会計担当。店長の吉本月とは幼馴染らしい。
- 掃除・洗濯・料理全てを彼がこなしている。とても気の利くオカン的存在。なのでボンからは嫌われている。山田もボンが嫌い。
- 出身が灯鏡町なので、同じ出身の美里ケンに親近感を覚えている。
- 苦手なものはテンションの調節がきかない人とミルクティー、趣味は蜂の飼育とネットオークション。
極楽恵比寿(ごくらく えびす)
- モチーフはフードテーマパーク「道頓堀極楽商店街」。恵比寿はここのマスコットキャラクター「えべっさん」から。
- おかまさんで、性格と顔の男前さは花屋マグリップいち。女装も難なくこなしてしまう。
- ボンの一番の理解者であり支えである。山田の事が気になっている。
- 実はこの花屋マグリップの秘密を一番握っている。
- 苦手なものは細かい作業、趣味は早朝ランニングとB級映画をみること。
たぬ吉(たぬきち)
- 負われ坂で登場した狸。ボンが軽い気持ちで命名。
- 大坂町と大和町を挟む生駒山に、家族大勢と住んでいる。
- 何故か物凄いなまり。
ラビット今宮(らびっと いまみや)
- 串カツ屋「ラブ&ハニー」の店長。
- うさぎの被り物をしているオカマ。恵比寿の友達。
- いつも食料を恵んでくれる。