「★★★ドクオ漫画終了のお知らせ★★★」の版間の差分
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2013年9月23日 (月) 23:01時点における最新版
『★★★ドクオ漫画終了のお知らせ★★★』はwww.によるweb漫画作品。2010年5月18日に完結。
解説
かつて一世を風靡したAAキャラ、ドクオも時代の波にのまれるときがきてしまった。
誰からも必要とされなくなったドクオは今存在が消滅しようとしていたのだが・・・
台詞が極端に少なく、コマワリも単純。全話読んでも30秒かからないパラパラ漫画。
各話解説
プロローグ1
気がつくとドクオは何もない真っ白な空間にいた。
AAキャラであるドクオは誰からも必要とされなくなったとき、その存在が消えてしまうのだと天の声は言う。
しかしドクオにはその声が届かず、意味もわからないままただ当ても無く真っ白な空間をさ迷い続ける。
作中でドクオが地面を食べるシーンは異次元の物を食べることにより体の組織がそれで構成され、元の世界の住民ではいられなくなるという意味合いがあったりなかったり。
阿部公房の短編集『壁』に収録されている『魔法のチョーク』のラストみたいにしようと思って描いたという面もある。
プロローグ2
天の声は何度もドクオに呼びかけるが、ドクオはその声に気付きそうで気付かない。
現在は削除されている?tokei先生の『クソみたいなドクオ漫画』の、何か起きそうで何も起きない、という話をオマージュして描いた。
プロローグ3
天の声がようやくドクオに届き、ドクオは現在の状況をようやく理解する。
ドクオを必要としているたった一人を助けに行くよう天の声は呼びかけるが、ドクオはめんどくさいと嫌がる。
しかし結局その一人を探しに行く決意をし、天の声はドクオの人情に驚嘆し褒め称える。
パラパラ漫画的な面が好評だったためその点だけに力を入れて描いた。
プロローグ4
自分を必要とし、助けを待っている誰かを探してドクオは走り続ける。
走りながら今まで自分がかかわってきたいろいろな人物を思い返す。そして自分の交友関係のなさに嘆く。
考えを思い巡らせた結果、ドクオは自分を必要としているのは自分なのでは、という結論に達し絶望する。
ジョジョの奇妙な冒険の花京院典明の台詞やダイの大冒険のポップが物語後半に吐く弱音、20世紀少年のケンヂがアンナにアーケード街でぼやく場面、などをぼんやり意識しながら描いた。
プロローグ5
ドクオは漫画の規格から飛び出し自分を縛り付ける世界を破壊する。
そして自分の存在を自分で定義付け自信を取り戻したのだが……。
ティウンティウンオチ。盛り上げて勢いづいたところで肩透かしする展開が好きなのでやってみた。
BLEACHの剣八が自分の刀に名前を聞くシーンとかをぼんやり意識してたりしてなかったり。