賭博異聞録シマウマ

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賭博異聞録シマウマ」は顎男によるニートノベルの長編麻雀小説。完結済み。 文章中に牌の画像を挿入しているため容量をえらい喰っている。


ストーリー

ある日、妹の弱みを握られた高校生・馬場天馬は幼馴染の雨宮秀一から自殺を要求される。駅のホームで死を望みながらも果たせなかった馬場天馬は、謎の少女・嶋あやめと出会い、雨宮との麻雀勝負の代打ちを依頼する。

登場人物

馬場天馬(ばば・てんま)
高校二年生。十七歳。誕生日に嶋あやめと出会った。幼少の頃から、他者との間に深い溝を作り続けてきた。
嶋あやめ(しま・――)
謎の少女。霧色の髪に琥珀色の瞳を持つ。明るく快活な性格だが、その奥に底知れぬ闇を抱える。バイクを乗り回し、煙草を吸い、拳銃を発砲し、博打を打つニート。
加賀見空奈(かがみ・くうな)
GGSの新米ジャッジ。それまで父親が専属に近い形で請け負っていた雨宮家の勝負の取り仕切りを、今回受け持つことになった。高いところから人を見下ろすのが好き。
雨宮秀一(あまみや・しゅういち)
地主の長男。貪欲で冷酷な性格の持ち主。天馬に対しては侮蔑と憎悪の入り混じった複雑な感情を抱いている。
倉田
雑魚一。天馬のクラスメイト。
八木
雑魚二。一年生。

用語集

GGS-NET
賭博支援サイト。自分の望むレート、種目でギャンブルの相手探しや取り仕切るジャッジを依頼できる。
麻雀
四人で遊ぶ卓上遊戯。雨宮邸の麻雀牌は背がすべて黒塗り。