「腐った果実」の版間の差分

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「この作品はあえて主人公の名前を出さなかったり、パトラや汁美といった絶世の美女を登場させることで、読者の想像力を活性化させたかった。」<br>
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「読者vsマサノリ、そんな構図をつねに頭に思い浮かべながら描いていたよ。」<br>
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マサノリは語る。<br>
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「結局最後まで読者の頭脳と俺の右脳との戦いだったのかな。最高に疲れる頭脳戦だったよ。フルマラソンを全力で走り終えた後のような疲労感が残っているね。」<br>
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「もう二度とこんな作品は描きたくないね、というよりも描けないよ。描いていたときの俺はひどく神秘的で、オリエンタルだったから・・・きっと誰かに描かされていたんだよあの漫画は。もう二度とあんなマウスさばきはできないし、上手に笑えないだろうね、この俺は、クレイジーさ。」<br>
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疲れきった顔でマサノリは微笑んだ。<br>
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「第一話からいきなりヴァイオレンスで攻めてみたのには理由がある。「甘く、危険なかおり」で定着したイメージを完全に捨てたかったんだ。」<br>
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こう言い放つと、マサノリのまなざしは鋭さを増した。<br>
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「ああ、またマサノリお得意のロマンスか、お色気路線か。そういった定着されたイメージは一度、読者に完全に捨ててもらいたかった。今度のマサノリは違う。前よりも太い、そして長い、甘く読んだら殺される。そういった考えを持って欲しかった。とにかく異臭を感じ取って欲しかった。」<br>
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「何かを生み出すのはたいへんだけど、壊すのは簡単だろう?イメージを壊すってのは危険な賭けだったけど、ヴァイオレンスを360度使うことで俺はこの賭けに勝った。」<br>
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そこまでの危険な賭けをしていたとは誰が想像できただろう?<br>
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「最終回・・・か。やっぱり悩んだよ。俺だって人の子だからね。」<br>
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「終わりよければ全てよし、じゃないけど最後は全力で描いたよ。現代社会を生きる果実たちにどれだけのメッセージを残せたかは謎だけど、腐った果実にはならないで欲しい。腐るのは俺一人で十分だぜ・・・」<br>
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マサノリはこう言い放つと、この場を去っていった。<br>
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果たしてマサノリはこのままマウスを折るのだろうか・・・?それとも新たなラヴソングを私たちに口ずさむのだろうか・・・?<br>
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マサノリよ、もう一度私たちに夢の続きを魅せてくれ。私はそう願って止まない。

2006年3月10日 (金) 03:45時点における版

作品情報

作者:デスティニー・マサノリ
ジャンル:アクション

解説

連載:2006/02/04~
格闘の丼」の再来と謳われた前作に続く大胆で迫力のある強烈な作品。 マッチョと不良と美女がキーワードの破壊作です。

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あとがき

「この作品はあえて主人公の名前を出さなかったり、パトラや汁美といった絶世の美女を登場させることで、読者の想像力を活性化させたかった。」
「読者vsマサノリ、そんな構図をつねに頭に思い浮かべながら描いていたよ。」
マサノリは語る。
「結局最後まで読者の頭脳と俺の右脳との戦いだったのかな。最高に疲れる頭脳戦だったよ。フルマラソンを全力で走り終えた後のような疲労感が残っているね。」
「もう二度とこんな作品は描きたくないね、というよりも描けないよ。描いていたときの俺はひどく神秘的で、オリエンタルだったから・・・きっと誰かに描かされていたんだよあの漫画は。もう二度とあんなマウスさばきはできないし、上手に笑えないだろうね、この俺は、クレイジーさ。」
疲れきった顔でマサノリは微笑んだ。

「第一話からいきなりヴァイオレンスで攻めてみたのには理由がある。「甘く、危険なかおり」で定着したイメージを完全に捨てたかったんだ。」
こう言い放つと、マサノリのまなざしは鋭さを増した。
「ああ、またマサノリお得意のロマンスか、お色気路線か。そういった定着されたイメージは一度、読者に完全に捨ててもらいたかった。今度のマサノリは違う。前よりも太い、そして長い、甘く読んだら殺される。そういった考えを持って欲しかった。とにかく異臭を感じ取って欲しかった。」
「何かを生み出すのはたいへんだけど、壊すのは簡単だろう?イメージを壊すってのは危険な賭けだったけど、ヴァイオレンスを360度使うことで俺はこの賭けに勝った。」
そこまでの危険な賭けをしていたとは誰が想像できただろう?

「最終回・・・か。やっぱり悩んだよ。俺だって人の子だからね。」
「終わりよければ全てよし、じゃないけど最後は全力で描いたよ。現代社会を生きる果実たちにどれだけのメッセージを残せたかは謎だけど、腐った果実にはならないで欲しい。腐るのは俺一人で十分だぜ・・・」
マサノリはこう言い放つと、この場を去っていった。
果たしてマサノリはこのままマウスを折るのだろうか・・・?それとも新たなラヴソングを私たちに口ずさむのだろうか・・・?
マサノリよ、もう一度私たちに夢の続きを魅せてくれ。私はそう願って止まない。