熱いトタン屋根の上

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桜島ファイアー著の高校野球漫画。文藝新都にて連載中。

左右投げの超高校級迷惑投手、前田健太郎に振り回される野球部員の話を主人公佐々木豊の視点で書かれている。



以下に物語の内容に関わる事項が記載されています。

登場人物

○私立武井布高等学校○


・佐々木 豊

私立武井布高校一年。

右投げ左打ち。

中学二年までシニアリーグでプレイをしていたが、現在の高校に入学 するために野球の道を諦めた。球際でのグラブさばきに定評があ った一塁手だが、「打撃さえ…」と常に言われていた。

一応この話での語り役。

家族構成:両親、弟、犬八匹


・前田健太郎

私立武井布高校一年。

両投げ左打ち

剛速球を繰り出すオーバースローの左腕と、地面スレスレから胸元ま でライズする三次元対角線投法を得意とするサブマリンの右腕を駆使 する二刀流。どちらも球種は多彩。

打っても抜群の打撃センスの持ち主。 リトルリーグ在籍時に既にプロのスカウトに目を付けられる程の選手 であったが、中学一年の冬に起きた事件をきっかけに野球を辞めていた。 また、野球だけでなく勉強の方も学内で五番以内には入る程で、特に 身体能力は人間離れしている。

自宅は父親が経営する人気ラーメン店。

公式最高球速:左…144km/h、 右…120km/h(ともに一年時)

球種:左…カーブ、二種類のスクリュー、チェンジアップ、他    右…シンカー

家族構成:父、従姉、オウム(名前:バナザード)


・桜井仁

私立武井布高校一年。

右投げ両打ち

昨年の春のセンバツ準優勝校の一年生エースと中学時代ポニーリーグで バッテリーを組んでいた強肩捕手。100mを越す遠投に捕手ながらベ ースランニング14秒台の俊足。

野球から離れた今でも毎晩1000本の素振りを欠かさない努力家。 地元少年野球チームでOBコーチを務めており、少年達からの信頼は 厚い。

中学三年時に遭遇した事件によりプレーから身を退いていた。 ピンチの時にも笑顔を絶やさない献身的なリード。

家はかなりの金持ち。

家族構成:祖父母、両親、妹二人、犬(ペイジ)



○小平アスレチックス○



・野本圭太

小平アスレチックスのエース。小学校六年生。

左投げ左打ち

小柄ながら恵まれた手足の長さと、野球センスを持つ、投打でチームを牽引しているチームのエース投手。

愛称はモッさん。中学二年の彼女がいる。

桜井がコーチ就任する以前は非常に高慢な態度でチームメイトに接する少年であったが、桜井の徹底指導と、彼の捕手としての姿を見ている内に、人当たりも良くチームのピンチの時でも決して取り乱さない頼れる選手へと成長した。

同じ左腕の健太郎には、生意気な口を利きながらも尊敬の念を抱いている。


・御手洗さん

小平アスレチックスコーチ。

右投げ右打ち

十年以上、小平アスレチックでコーチとして子供達を指導してきた。

チーム内で桜井のポニーリーグ在籍時代を知る唯一の人物。

非常に面倒見の良い性格で、自身も高校時代は強豪校で甲子園を目指していた為、桜井がアスレチックスで、このままコーチとして高校生活を送ってしまうのではないかと心配している。

家族構成:妻、二人の子供