いつもお世話になっております。新野辺のべるです。このたび、以前読切として書いた『錯覚』のページを再利用して、短編集としてリニューアルしました。タイトルはもとの『錯覚』のままです。短編集とわかりにくいので、ここで各短編の概要を説明させてください。あなたの読書の一助になれば幸いです。
『錯覚』
表題作。全文の長さは短め。ふいんき(なぜか変換できません)は暗め。ホラーというよりは世にも奇妙な物語のようなお話。寝苦しい夜のお供に。
『悪魔と取引を』
短め(4000文字程度)。明るめ。文芸秋の三題噺企画参加作品。お題は①の「ファッキンビッチが豚とやってろ」「ジョーカー」「新都社」を使いました。参加者のみなさんがそうそうたる顔ぶれだったので、埋没しないように他のお題(②：「ジーザス」「くぱぁ」「卵」、③：「ボルトフライング」「雲」「彼女の心のえんがわは、誰もむしゃぶりつけはしない」 )を全部使うことに挑戦しました。埋没しました。どこでお題が使われているか探すとヒマつぶしができます。
『歴史裁判(リア充爆発した事件)』
短め。明るめ。文芸クリスマス企画～あんち☆くりすます～参加作品。文藝新都作品レビュースレで初レビューしていただきましたので、ここに引用しておきます。戦国大名と遠山の金さんで送る裁判模様。地の文ほぼなしでコントチック。レビューしてくださった方にこの場を借りて言わせてもらいます。ありがとうございました。
『「かぴかぴの」は「鹿せんべい」の枕詞』
下手め。文芸新都で短歌よもうぜ企画会場参加作品。短歌が一首しか作れなかったので、シュールな笑いに走った結果、盛大にスベりました。笑ってやってください(鼻で)
『我輩は金である』
2012/04/01にＵＰ。長め。明るめ。夏目漱石のかの名作『我輩は猫である』をパク……リスペクトした作品。下ネタばっかですが、エロくはありません。
『対消滅』
2012/07/09にＵＰ。短め。ＳＦ。タイトルがネタバレ。主人公がかなり酷い性格なのでイラッとくるかも。
『田舎のねずみ、都会のねずみ』
文芸新年企画～執筆はじめ～参加作品。この作品は本来、お題短篇企画に出す予定でした。結局間に合わず、今年の抱負に関連した短編を書く企画で、遅筆をどうにか直したいと最後に付け加えて寄稿しました。そしていまだに遅筆のままという。
『定点観測』
210 ～シェアワールドアンソロジー～参加作品。董火ルーコ様にいただいた絵を扉に使わせてもらいました。十五作品すべてにFAを書くとか、すごすぎる。恥を忍んで企画に積極的に参加してきてホントよかった。
『超訳聖書』
2015/01/31にＵＰ。短め。明るめ。旧約聖書の創世記を落語風にアレンジした作品。だったはずなんですが、フタを開けてみれば下ネタだらけ。敬虔なクリスチャンの方はブラウザバック推奨です。
『宇宙はつの殺人』
2015/03/31にＵＰ。月周回軌道上にある国際宇宙ステーションで殺人事件が起こる。宇宙ステーションが月の裏側に入ってしまったために外部との連絡は翌日までとれない。クルーのケイン、ノヴァ、アダムスキーは疑心暗鬼にかられながらも、真実に近づいていく。完全密室のトリックを解くことはできるのだろうか。
