Neetel Inside 文芸新都
表紙

人と妖怪シリーズ
あとがき

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 どうも僕です。僕ですと書くとアレですが坂と申します。以後よろしくお願いすませ。
 まず最初に、今回はこの様な作品を読んでいただき誠にありがとうございます。
 十ヶ月間の連載、原稿用紙換算約二五〇枚です。文庫本一冊くらいって感じです。
 それでは各作品について解説して行きましょう。長いので気になった作品の物だけ読んでください。最悪ここでgood byeしても特に支障は来たさないです。

【人と妖怪シリーズについて】
 人と妖怪なのにほとんど妖怪出てないやんとか言うクレームは一切受け付けません。
 元々このシリーズは僕が考えたプロット(話の骨組みみたいなの)をまとめていたらやたらと妖怪やら神様やらが登場する事に気付き、勝手にシリーズ化してみたものです。
 ネタ的にはあと五、六作かけるんですが、ここらで打ち止めにしとかないとストレスで便秘になるなって思ったので終わりにしました。
 シリーズ物らしく何かつながりを持たせたいと思い、各お話に毎回歌を絡める事にしました。完全に自己満足です。最高!

【神木はなんちゃら】
 もはやどんなタイトルかも思い出せませんがストーリーは五年前に考えました。
 僕の大好きな作家乙一先生の影響がもろに出ている悲劇の作品。

【このほにゃをなんやらにかんやら】
 とりあえずめちゃくちゃ可愛い貧乏神がいいなぁと言う事で書いてました。
 主人公もヒロインも紅子も竹松も貧ちゃんもみんな好きです。
 このキャラで全く別の話を書いてみたいもんです。
 クリスマスシーズンに更新された悲劇の作品。

【ほにゃららと語る】
 切ない系で狙ってしまいました。恋愛作品物は基本的そんな好きではないので書くのが結構苦痛でした。
 人がぬりかべになるって言う発想は面白かったんですがストーリーを捻れなかったがためにその設定が活かされることはあまりなくなってしまった悲劇の作品。

【便所飯ほにゃらら】
 正直僕はこの作品で何が書きたかったのかよく分かっていないです。
 便所にSMクラブにいそうな格好のおじさんがいたらどうなるだろうと思って書きました。どうもなりませんでした。
 便所飯と言う発想も良かったんですがまぁ物語が転がる事はありませんでした。
 ストーリーが今世紀最大に地味な悲劇の作品。
 
【風にほにゃらら】
 最終作と言う事で自作品からゲストをふんだんに呼んでます。
 インターネットやアニメとかでよく使われる言い回しとかをパロディ的な形でキャラのセリフにしている物がありますが、僕は以前からそういう作品があまり好きではありませんでした。
 あれはネットで見ているから面白いのであって、普通に読んでいる小説や漫画やアニメで言われても見ていて興ざめしますし。
 そんな訳でいままでネットの言い回しやアニメネタを我慢していましたが実は使ってみたかった僕。
 最後なので好き放題やりました。
 そんな悲劇の作品。




 それでは長くなりましたが、これにて人と妖怪シリーズを一端幕引きとさせていただきます。
 次回作を書く予定は今のところ全くないです。
 またいつか、どこかで機会があればお会いしましょう。
 ここまで読んでくれた読者の方々に、コメントを送ってくださった方に、新都社の方々に、最大限の敬意と感謝を込めて。

 ありがとうございました!



 坂

       

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