禁煙カフェ15/チンコレディブル閣下
そしてこれは現実であり、夢オチなどという都合のいいエンディングはありえない。
「お困りのようだな」
突然後ろから声をかけられ、店員はギョッとして振り返った。
そこにいたのはあの連中――魔法使いと淫魔と地蔵であった。
「あーっ! あんた達! 誰のせいでこんなことになったと……」
「だからこうして来てやったのではないか」
「えっもしかして俺を助けに……」
「か、勘違いしないでよね! 別にアンタのためじゃないんだからっ」
「フッ私は警察が邪魔なだけだ。お前の味方になったわけではない」
「警察などにやられるな! お前を倒すのはこの俺だ!」
「あんた達俺のライバルキャラとかじゃないからね!?」