Neetel Inside 文芸新都
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俺の体験した短編集
恐怖の樹海

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          2011年 1月の初め頃

友人のミッチーと新年会をした時だ、「樹海に行ったら本当に迷うのか」という論議になった。
新年会の終わりに「じゃぁ行くか」というノリになり、まぁあれだ本当に行ってみたわけだ。

酔いによる気持ち悪さも程よくなった頃に車は静岡についていた、ここで一言言わせてもらうがミッチーは酒は飲まないので飲酒運転ではないことをここに宣言させてもらう。
車を駐車場に置いて、樹海に特攻作戦をしかけたのである。

そして樹海に突入して20分、どうやらハイキングコースを外れてとても道とは言えない道に突入したようだ。

つまり迷った(^ω^)

そして1時間が経った、まったく出れないのに自分とミッチーは異様にテンションが高いのは恐怖しているからだろうか?。
ミッチーが口を開いた「多分この道だな、右か左か、さーてどっちだ、右だな」
「いやミッチー右からはなんか死臭がするから左行こうぜ」これが功を奏した。
後に地図上で確認したらどうやら右に行っていたら富士山に登山するところだったらしい。

奇跡的に生還した二人、帰れると安心したのが悪かったのかミッチーの運転技術があれだったのか。

ガッコン

見事にイニシャルDも真っ青の溝落としを成功した、夜中ということもあり車が一台も通らない。
二人でも車は持ち上がらない、仕方ないので近くにあったコンビニ待機することに。
コンビニで便所を借り、大きい方をしようと個室入った、これがミスだったのかも知れない。

カサカサカサ

トイレの個室を開けた途端にトマホークミサイルが俺に目掛けて飛んできたのである、否トマホークミサイルではないゴキブリであった。
サッと左に避け個室のドアを閉めた、なぜコンビニは個室が一つしかないのか。
腹の痛さの波は防波堤を超えかけている、店員にここのほかにコンビニはないのか聞いた。

「ここから1キロ先を直進したところにありますよ(*^ω^)」

ここからは出来るならばTOP GUNの「DANGER ZONE」を聞きながら読んでほしい。
ミッチーに用件を伝え走り出した、しかし小走りでないと腹のダムがいつ決壊するかわからない。
バイオハザード2のダメージを受けすぎた時に腹を押さえながら移動する絵を思い出してほしい、まさにあれである。
そして奇跡的にハライーターの怒りに触れずにコンビニ着いたのである。
そして店員にトイレを借りると伝えトイレへダッシュ、目標は目前だった。

そして個室のドアを開けると、ゴキブリが2匹居た。

そしてその後どうなったかはご想像におまかせしよう、何せ思い出すと足元から這い上がってくるあのムズムズ感を思い出して仕方ないからである。

       

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