短編
まとめて読む
さあ面白い物語でもかいてよ
私が飼う幻覚が言う
そんなもの存在しない
ただ作りたいそれだけで書いた物語を展開する
それは勇者が魔王に勝つ話
センスのかけらもない話
勇者は正義で魔王は絶対悪だった
この世界もその二原論で成り立っていればいいのに
あいまいな善と悪も必要な矛盾なんだってさ
矛盾はなぜ生まれるのか
最強の矛と最強の盾どっちがつよいのか
私は盾をとりたかったんだけどね
幻覚は言う
正義は嫌いだ、正義は相手に向けて使うものではない
正義は正義を語る悪魔に侵されてしまった
だけど道徳は好きだ道徳はどこまでも自分に向いてと思うから
私たちは短絡な思考でいつだって間違いをおこす
全てが未来において清算できればいいのに・・・
いつだって私たちは殺しあってしまう
なぜ体は食べるということを覚えたのだろう
何かをパクパクしないとなぜ私たちは存在できないのだろう
人を殺し人が生きる
だけど私は生きていたい
だからこの世界はそもそも監獄なのかもしれない
命という監獄
幻覚はいう
監獄はあなた自身が作っているのではないか?
あなたはいつだって死ぬという決断ができる
なぜしないのか?
理由は二つだ痛いからだ
無になるのが怖いからだ
だから死にたくない
命という監獄
それはとても強固で砕けない
私は世界を認めない
世界も私を認めないらしい
これはどうしようもない
私が飼う幻覚が言う
そんなもの存在しない
ただ作りたいそれだけで書いた物語を展開する
それは勇者が魔王に勝つ話
センスのかけらもない話
勇者は正義で魔王は絶対悪だった
この世界もその二原論で成り立っていればいいのに
あいまいな善と悪も必要な矛盾なんだってさ
矛盾はなぜ生まれるのか
最強の矛と最強の盾どっちがつよいのか
私は盾をとりたかったんだけどね
幻覚は言う
正義は嫌いだ、正義は相手に向けて使うものではない
正義は正義を語る悪魔に侵されてしまった
だけど道徳は好きだ道徳はどこまでも自分に向いてと思うから
私たちは短絡な思考でいつだって間違いをおこす
全てが未来において清算できればいいのに・・・
いつだって私たちは殺しあってしまう
なぜ体は食べるということを覚えたのだろう
何かをパクパクしないとなぜ私たちは存在できないのだろう
人を殺し人が生きる
だけど私は生きていたい
だからこの世界はそもそも監獄なのかもしれない
命という監獄
幻覚はいう
監獄はあなた自身が作っているのではないか?
あなたはいつだって死ぬという決断ができる
なぜしないのか?
理由は二つだ痛いからだ
無になるのが怖いからだ
だから死にたくない
命という監獄
それはとても強固で砕けない
私は世界を認めない
世界も私を認めないらしい
これはどうしようもない
価値なんてない
意味なんてない
意義なんてない
すべてに
存在理由を絡めれば
世界なんて
どうでもよくなった
ほらあなたも
笑顔を引きつらせて
一緒にロシアンルーレットをやらないか?
どうせ死ぬようにできてるんだ
いつ死んだっていいでしょう?w
中二病?
じゃあ貴方は高二病だ。
忠告は聞かない
ただ世間一般の
常識を語ってるだけだから
私は信じない
君がくれた希望だって
薄っぺらな嘘だったんだし
このゲームは私にぴったりだと思う
なぜなら
「すべては運命」で決められるから
足掻くことはもう疲れた
最期の最後にいいたかった
私たちは春を願うけど
ロリポップなめたお偉いさんたちが
あなた方を潰してくれるはず
だから紗幕が分かつまで待つよ
後悔などさせないつもり後悔などしないつもり
これは自分自身を失った自分が綴る詩
私たちはワイルドカードだ
あなたの使い方次第ではなんにだって変わる
別の顔の自分が語る
この幻覚に意味あるなら
自分自身にならなかった罰だと思う
本当のあなたは何?
幻覚は問いかける
いまさら本当の自分がなんだったのかなんてわからないんだよ
名前も肉体も精神も変えてしまった残ったのは魂だけかな?
絡まる因果は幾重も衝突を起こす
私はそれが嫌になり因果の破壊を起こす
そしたらこの少年に何が残るというのだ
だったら自分の加工なんてするのではなかったという
だってこの少年は完全なんだよ
完全すぎて他者が入る余裕がない
だから不完全ともいえる
心に穴をあけてみて
覗いてみた
神は絶望する
絶望の神に絶望する
生物の最終段階は世界であり
世界はいずれ消えて無になる
それがどんなにかなしいことか
だから私たちは次なるシステムを探し続ける
これがたぶんいまゆえる最大の回答なんだと思う
これは自分自身を失った自分が綴る詩
私たちはワイルドカードだ
あなたの使い方次第ではなんにだって変わる
別の顔の自分が語る
この幻覚に意味あるなら
自分自身にならなかった罰だと思う
本当のあなたは何?
幻覚は問いかける
いまさら本当の自分がなんだったのかなんてわからないんだよ
名前も肉体も精神も変えてしまった残ったのは魂だけかな?
絡まる因果は幾重も衝突を起こす
私はそれが嫌になり因果の破壊を起こす
そしたらこの少年に何が残るというのだ
だったら自分の加工なんてするのではなかったという
だってこの少年は完全なんだよ
完全すぎて他者が入る余裕がない
だから不完全ともいえる
心に穴をあけてみて
覗いてみた
神は絶望する
絶望の神に絶望する
生物の最終段階は世界であり
世界はいずれ消えて無になる
それがどんなにかなしいことか
だから私たちは次なるシステムを探し続ける
これがたぶんいまゆえる最大の回答なんだと思う
「すべてを選んだもの」へ
世界の終焉で
ガラクタの体をまわす
希薄な現実
回路化していく記号
led電球の花が開く
月はもはや月ではなく
人工の衛星になっている
そして
その眼は照り返す悪意をばらまいた
いつも通りに
号外の新聞が配られている
それはいつもと変わらない日常
どうやらまた大災害が起こるらしい
私は、また、はぁとため息をついた
いつものことだ
ワクワク感もドキドキ感もしない
我々はすでに法則(かみ)を操ることができる
それを使って今回も世界の終焉を消すのだろうか?
世界の中心の裏側で起こっていることを知っているものは少ない
いつもの自販機で十六茶をかう
このブレンドがどうしようもなく僕は好きだった
この世界は嘘偽りだ
見える者だけに見えるように世界のレベルを調節してる
本当のものは闇の中
シアターという魔術とでも言っておこうか
全世界の住人が世界が自分を中心に守るようにまわっている
今日の新聞を真実の目で読むと
シアターを壊すものがあらわれたらしい
神への挑戦とでも言っておこうか
そいつはわかっててやっているのだろうか?
真実の世界を見れば皆絶句する
そこでは「殺しができない制約」があり
そして憎しみが憎しみを生む
または愛が愛を生む
そして皆は単色に染まり
最後には消える
生きている意味すら感じられない
気力のない者たちだけだ
心に火種が必要だった
だからこそ現実(シアター)をつくった
この私がいる時代はどうだ?
問題と解答があるから皆は結束する
この時代を保ってられる
そして殺すことも殺されることもできる
また真実の世界に逃亡することだってできる
これはあなた方が選んだ世界だ
みなそれぞれ制約をもっていると思う
レベル調整もしてる
クオリアによって同じ人間に見えるようにしてる
私たちは悪魔や神やまたは得体のしれないものの末路だ
私たちの役目はたった一つでいい
シアターの現実を「理想の世界」に
あげていくこれが
私たちの課題である
これが
すべての救済につながるだろうか?
わたし達はいつも悩んでいるんだ。すべてを救済してやりたいと
だから勘違いしてほしくないんだ
私が望んだのはあなた方が生き生きしている世界だ
シアターは私たちが選んだ世界だ
嘘偽りでも本当の世界だったんだ
ここを牢獄だといわせたくない
あなたはどうあがいても死ねない
私もどうあがいても死ねない
全てのことは時空に刻んであって
修復だって可能だ
決断させないことで選択肢を無限に与えることができる
間引かれた未来は命を貫流してるようにしてる
命の根源は意志であり感情であり
鼓動であり呼吸であり私であり貴方でありすべて
である
どんなことからその子が再生できるようにすべてにした
だが
皆はその中で着眼点を見つける
エネルギーとする子もいるだろう
または意志や感情とする子もいるだろう
心+重み=魂である
着眼点を見つける意味はその子の魂をぶっ壊せなくなるからだ
完全な子がもし生まれてしまって
その子が悪意に染まってしまったらどうする?
全て壊せなくなる
そういう疑問が残ったからだ
ここには絶対であって確かなものなんか存在しない
絶対神だって
皆がいて絶対神なんだ