やあ、俺、八田遊喜!高2のデュエリストだ!
さっきのデュエルで同級生のケンと戦ったんだけど、なんかあいつの様子が変なんだ。
おまけにダルキネスとか言うやつとどこかに消えちまった!
そのダルキネスとか言うやつは、なんでもこの世を闇に染めたいらしい。
そんなことさせないため、俺は新たな力を手に入れたのだ。
あらすじおわり!
遊喜「で、あんたは誰なんだ。」
遊喜が空に向かってさけんだ。すると遊喜が光に包まれた。
???「私の名前はライナ。」
遊喜「ライナ?このカードと同じ名前。」
遊喜はデッキケースからあるカードを引き抜いた。
ライナ「そう。私も創世神の一人なのです。」
遊喜「創世神てのは何が目的で存在するんだ?」
ライナ「元々はこの世を形作ったカードなのです。」
遊喜「?」
ライナ「例えば、私はこの世の光を作り、それを維持しています。そして、ダルキネスは闇を作り、
それを維持しています。私とダルキネス。この二人の力がバランスよく釣り合ってこの世界は成り立っています。」
遊喜「つうことは、朝と夜のバランスもお前たちの力で成り立っているっつーことか?」
ライナ「そういうことです。」
遊喜「なら、なんでダルキネスはあんなことしようとしてんだよ!」
ライナ「それは私にもわかりません。ですが、彼が何者かによってあのようになってしまったと私は思います。」
遊喜「じゃあ、その黒幕を倒せばダルキネスもケンも戻ってくるんだな!?」
ライナ「多分。」
遊喜「でも、あいつら神出鬼没だからどこにいるか分かんねーな。」
ライナ「これはもうしょうがないですね。彼らが出るのを待ちましょう。そろそろ時間です。」
「私はこれで失礼します。」
遊喜「おい、ちょっと待てよ!まだ訊きたいことは・・・」
遊喜を包んでいた光が消えた。
早く黒幕をぶっ潰して、ケンを救ってやる!
某時刻某所。
社長「創世神か・・・。面白い。すべて我が手中に収めさせてもらう!」
「一番手っ取り早くデュエリストを集める方法、なにかないか?」
秘書「大会を開くというのはどうでしょう。」
社長「面白い。来月はたしか日程が空いてたな。よし!大会を開くことにしよう。」
秘書「では、場所は?」
社長「決まっている。○○決闘場だ。」
秘書「では、アポをとってきます。」
がしゃん。秘書が部屋をでた。
社長「フーン。すべての創世神を手にし、俺が新たなデュエルの王になる!」
社長の手には水創世の名を持つカードがあった。
だがこの時、社長は愚か誰も創世神の真の力を知らないのであった。
続く・・・