Neetel Inside ニートノベル
表紙

転生した世界はとんでもないところでした!
VS吸血鬼 人間なめんなよ! 俺がお前を女にしてやるよ

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若者がが魔物に連れ去られてしまった。一大事である。どうか魔物の討伐にいってもらいたいと頼まれれば仕方がない。
  今、俺は魔物のすみかに到着したところだ。驚いたのが魔物のくせにいい屋敷にすんでいるということだ。というか1人で住むには広すぎである。もしかして今回は複数人を相手にしなくてはいけないのか?
  さまざまな不安が入り乱れるなか、ドアノブに手をかける。ゆっくりと回す。扉は開いた。無用心なのか自信の表れなのかはわからなかった。
  玄関ホールのちょっと先に灯りのついた部屋があった。用心して近づくと女の声がかすかに聞こえる。力なく「あ……ああ……ああ」と唸っているのみ。手遅れになる前に部屋に乗り込む。その目に飛び込んできたのは……
「お楽しみの最中だったか」
  裸の男女が絡み合っていた。外見では判別しづらいが男の方は確実に吸血鬼であった。比較的美形といわれるような顔立ちである。女性はというと、血を吸われたばかりなのだろう。首元には歯形がくっきり残っており、顔は青白く、目には生気がない。
「お前、何人の女性に手をかけた?」
「さあな、まあ安心してくれ。まだ俺は1人も殺してはいない。もったいないからな」
「このゲス野郎」
   怒りがこみ上げる。絶対に許す訳にはいかない。
「最初に聞いてやる吸血鬼。お前にとって人間ってなんだ」
「俺の餌と便器だ」
  怒りにまかせて吸血鬼に突っ込む。得意のグーパンチでねじ伏せてやると思った瞬間目の前に炎の壁が立ち塞がる。
「な!?間に合わない」
  そのまま壁にめり込み体中を焼かれる。
「はは、このテオさまに人間風情が勝てるとでも?」
  幸い、炎の壁はすぐに消えたので致命傷には至らなかった。しかしこれはまずい。
「クソ、俺にも魔法が使えれば……」
「ないものをねだっても無駄だぞ人間よ」
  間髪いれずに氷の弾丸が向かってくる。幸い目視はできる。そして1発でも当たれば致命傷は免れない。テオの手の動きに、弾丸の動きに気を使いながら突っ走る。弾丸が砕け散る音、ガラスや花瓶が割れる音、耳元で風を切る音。さまざまな音が嫌でも入ってくる。とにかく部屋を出よう。見た感じ出入口はひとつしかない。窓から逃げ出すという方法もあるが、ガラスでの負傷が怖い。となると向かう先は……
「そう簡単に逃すと思うか?グランド!」
  まずは部屋の出入口を、次に窓を塞ぐように土の塊が現れた。
「残念だが貴様には死んでもらうぞ」
「残念だな。俺は死なない!」
  減らず口を叩いたが、状況は未だに不利。逃げ回っているだけでは勝てない。
「ふん、まだ逃げ回るか。そろそろくたばれ」
  変わらず撃ち込まれる弾丸をぎりぎりで避けながらも、勝機を伺う。そして!
「食らえ、花瓶の破片!」
  砕けた花瓶の破片をテオに投げる。しかもひとつではない。砂とほこりのセットつきだ。
「こんな子供騙しで俺を倒そうなんて馬鹿げてるな」
「なら、もういっちょ食らえ」
  同じように投げ込む。テオが破片を防いでる間は弾丸が飛んでこない。そして砂煙に気をとられている間に足元をすくう。
「なに!?」
  華麗に両足の脛を払いのけ、転ばせる。そしてマウントをとる。何が起きているのかわかっていない今がチャンスだ。頬におもいっきりグーパンチを叩き込む。ガハッと、うめき声をあげると、気を失ってしまった。案外もろい生き物だったらしい。
「悪いがここで終わるわけにはいかないぞ」
  テオを担ぎ上げ、浄化の準備を始める。ただ、今回は一筋縄ではいかないぞ。

     

「頼むやめてくれ。何でもする」
「なら、受け入れるんだな。どっちにしろ命は奪わん」
  手は縛られベットの頭にくくりつけられ、足もロープでM字に固定された全裸の吸血鬼は懇願した。が受け入れられるはずがなかった。鍛えてはいるのだろう。3つに割れた腹筋と適度に膨れ上がった胸板、そしてギン勃ちの息子が雄らしさを演出している。
「何故だ!なぜこのようなことをする」
  完全に被害者に変わった吸血鬼テオは勇者に問う。そして勇者から意外な言葉を返される。
「ただ浄化するのではなく、1回女の子の気持ちになってもらおうと思ってな」
  勇者の顔が自分の視界から消え、腰が持ち上がる。
「では、お前が便器といい放った女の子になってもらうぞ」
  やめろと叫ぶ前に謎の快楽に高い喘ぎ声を出してしまう。自分でも驚いたが、一気に不快感に変わる。
「や、やめろ!」
「でも、気持ちよかったんだろ。変態」
  再び後ろの穴を舐められる。背徳感と、不快感が交わり快感に変わっていく。それが嫌で嫌で仕方なかったがそんな意思に反して声をあげてしまう。
「体は男らしいのに心は女の子なんだな変態。もっと変態したいか?」
  拒否をするため首を振る。
「なに?嫌だって嘘をつくな。自分の股間を見てみろ」
  恐る恐るみる。そこには今までにないほど興奮し、快楽という餌を前によだれを垂らしている息子の姿があった。
「舐めてるだけでこんなに気持ちいいからな。中に入ったらどうなるんだろうな」
  その言葉と共に、後ろの穴を拡張され、その中にドリルのように回転しながら中に入っていく暖かいものの感触。ただ叫ぶことしかできなかった。
「はぁ!んんんあ逝く!」
  逝くという言葉に反応したのか、回転がピタリとやみ、声が聞こえる。
「誰が勝手にイッていいといった?」
  手のひらで亀頭をさすられる。あまりの快楽に腰をビクンとさせてしまう。
「おい、顔を背けるな。しっかり見ろ」
  命令に従い、自分の息子を凝視する。すると再び攻められる。快楽に耐えるために目をつむり、顔を背けてしまう。
「なにを、やっている。一生このままでいたいのか?」
  それは嫌だ。今度こそ耐える。その意思で息子を見つめる。息子はまだかまだかとうずうずしているらしくさらによだれを垂らしまくっている。そして押し寄せる快感の波。快楽に耐えるために叫びながらも約束通り耐え抜いて見せた。
「耐えたか、ちなみにこれが今のお前の顔だ」
  鏡に写されたのは、変態的で挑発的なポーズをとり、快楽に顔を歪ませている自分の姿だった。
「このまま、女の子の気持ちになりたいか?」
  亀頭を攻められつつ、後ろの穴を指でつつかれる。答は簡単だった。
「なりたいです……女の子になりたいです」
「そうか……」
  腰を浮かされ、後ろの穴に太くて、硬いものの感触を感じると同時にゆっくりと入っていった。
「ヒャウン!」
  今までに出したことのないほどの高い声にビックリしてしまう。手で口を塞ごうにも縛られているので塞げない。
「だ、だめです恥ずかしいです」
  聞こえていないのか、聞こえていない振りををしているのか、自分の声を無視してピストン運動を始め出す。その間も亀頭を攻められる続ける。出したい!欲望を吐き出したい。しかしそれはまだ許されないようだった。快楽地獄が自分を襲う。排泄間なのか、そうではないのか。ただ、その先にある快楽が欲しかった。
「無理です。マジ無理っす。イキたい!イキたぃぃぃぃ!!!!!」
「そうか、イカせてやる!」
  亀頭を塞いでいた手のひらが解放されると同時に欲望の白い塊が、今までに感じたことのない欲望と、今まで耐えてきた欲望の反動を燃料に、発射点からかなり距離のある自分の顔に勢い良く飛び出し、栄光のアーチを描き顔に着地した。が、これで終わらなかった。再び亀頭を攻められ、ピストン運動が激しくなる。絞り汁もでなくなったのに執拗に攻められる。何がなんだかわからなかった。ただ叫ぶことしかできない。やがて息子に異常が起き始める。
「無理です。やめて無理!無理!」
  さらに動きが激しくなる。
「だめ、嫌だ、あ、あああ!んああ!女の子になるぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」
  後ろの穴に暖かく、優しい何かを注ぎ込まれ、一方の息子は腰を一度ビクンとさせてから、快楽のシャワーを放出した。今までに味わったことのない快感。女の子になって初めてわかった、今までしてきた自分の悪行を。薄れ行く意識の中、そんなことを考えていた。


   屋敷を出た勇者ハヤトは依頼主に会うために屋敷を出た。女たちはいずれ帰ってくる、それを伝えるために。そして、自分の力不足を恥じた。もっと強くならなければ。

       

表紙

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Neetsha