力を持ってる彼の場合は
人物紹介
見開き
最大化
最大化を戻す
▼
※今後の更新によって軽いネタバレが含まれることもあるかもしれません。ご注意を。
神門 守羽 (みかど しゅう)
種族・混合二種(人間種・妖精種)
身長175cm 体重65㎏
趣味・読書(静音から勧められたものに限る)
好きなもの・平穏、差別をしない人
嫌いなもの・平穏を害するもの(人間、人外問わず)
“倍加”の能力者。
身体能力を倍々にして強化する異能。
肉体の耐久を考慮した上での上限は五十倍。それ以上の使用は肉体の破壊を伴う。さらに“倍加”の急激な引き上げや維持は筋肉痛や倦怠感といった反動を残す。
学校ではおとなしく、なるべく目立たないように心掛けているが、人気者の静音や歩くスピーカーと名高い由音などと行動を共にすることが多い為、わりと知名度自体は高い。
親しい者の命の危機や危険に際して自分が行動不能となっていた時に限り、一人称を『僕』とする神門守羽が出現する。この状態では人体の耐久力から限界とされている“倍加”五十倍を易々と超える力を引き出せる上、“倍加”とは違う別系統の異能をも使用できる。
退魔師として特別な力を持っている父と純粋な妖精種である母の力を両方継いでおり、本来の力は並の人外を凌駕するほどだが、今現在は自身に思い込みの暗示を掛けて意図的に弱体化させている為出せる力は限られている。
大鬼酒呑童子との決闘の際に自身の力を完全覚醒させることに成功。以後は本気を出す時に髪と瞳が本来の色へ変化し、背中に妖精の羽が展開されるようになる。
かつて強力な大鬼を倒した経緯から、人外勢からは『鬼殺し』の二つ名で知れ渡っている。
久遠 静音 (くおん しずね)
種族・人間種
身長162cm 体重52㎏
趣味・読書、清掃、料理
好きなもの・神門守羽(あるいは共に過ごす時間)、可愛い動物全般
嫌いなもの・一人の時間
“復元”の能力者。
自身の認識にあるものを、干渉される以前の状態に戻す異能。
ただし前提条件として静音自身が能力対象の『元の状態』を把握しておく必要がある。割れている壺だけを見て、認識できていない割れる前の壺の状態に戻すことは出来ない。
見目麗しい外見に加え、面倒見の良い性格もあって全校生徒の羨望の的となっているが、本人は嫌がっている。知らない多数に好かれるよりも、良く知る少数に好かれたいと望む少女。
隠すつもりが微塵もない好意を守羽へ向け、それにより他多数の生徒が守羽を妬んで時に嫌がらせ紛いの絡みをしていることを知り、どうしたものか悩んでいる。
東雲 由音 (しののめ ゆいん)
種族・混合二種(人間種・概念種)
身長174cm 体重63㎏
趣味・安くて美味い飯屋探し、食べ歩き、カラオケ
好きなもの・神門守羽(あるいは共に遊ぶ時間)、猫、行きつけのラーメン屋
嫌いなもの・神門守羽に敵対するもの全て
“再生”の能力者。
霊媒体質の生まれで、母胎内で既に悪霊に取り憑かれ出産に至る頃には魂と癒着するまで浸食段階が進んでいた。
人外の力を内包する“憑依”に対する耐性と順応性を持たない普通の人間であった由音は本来であれば産まれた瞬間から短命が確定しているはずだったが、幼少時に発現した“再生”の異能によって概念種の肉体浸食と再生能力が互いに打ち消し合って生き長らえた。
その特殊な性質上、概念種たる悪霊が与える人外の能力をほぼノーリスクで扱える。
“再生”の能力はオンオフの切り替えが出来ず、出力の強弱を操作する程度でしか操れない。そのせいで時折“憑依”とのバランスを崩して悪霊に乗っ取られかけたり異能が暴走したりする。
能力の調整と安定の為に守羽と定期的に組手を行っている。
悪霊の力を引き上げれば引き上げるほどに“再生”の力も拮抗させて余力を奪われていくので、本気になるにつれて肉体に回す再生能力も低下していく。
本来は純粋な人間種に分類されるはずだが、取り憑いた悪霊の浸食が魂魄にまで及んでいる為その身体は概念種の特性を宿してしまい特例的な混合二種扱いとなる。
▲
▼
『特異家系』
四門 操謳 (しもん みさお)
種族・人間種(特異家系)
身長172cm 体重58㎏
趣味・短刀の手入れ
好きなもの・和菓子
嫌いなもの・神門旭
とある特殊な家系に属する人間。四の方位より黄龍へ至る龍脈を守護し、四の門より集う力で神へと到る門を守る者へ仕える家柄。
姓名に力が宿る家系の一つであり、四の門を操り四の方位を謳う力がある。空間に門を繋げ距離を跳び越えた攻撃や、八卦を基盤に方角の属性を抽出して現象を具現化させることが可能。
四門家のお役目である神門家へ仕え守るという生きる意味そのものを旭に奪われ殺意を滾らせており、その憎しみの念は息子である守羽にも向いている。
短刀を二刀流で振るう戦法で、白兵戦においても他に引けを取らない。
陽向 日昏 (ひなた ひぐれ)
種族・人間種(特異家系)
身長178cm 体重72㎏
趣味・煙草の銘柄集め
好きなもの・陽向家でのかつての思い出
嫌いなもの・復讐、神門旭
とある特殊な家系に属する人間。陰陽道における陽の力を保有する退魔師の一族。
神門守羽の父・神門旭の古い友人であり、同じ陽向家の同輩だったが旭の『裏切り』によって今は殺害対象として追っている。
陽の力を代々引き継いでいる陽向家の中で、実験的に陰の力をも取り入れた特異な存在。
姓名に力が宿る家系の一つであり、その真名は『陽にして昏を落とす者』。
常に火の灯っていない煙草を咥えている。
▲
▼
『イルダーナ』
レイス
種族・妖精種
身長177cm 体重65㎏
趣味・家事全般
好きなもの・同胞、澄んだ水場
嫌いなもの・神門旭
黒髪の容姿端麗な青年。長く尖った耳を持ち、常に冷静な態度を貫く。
自らの同胞に対してはどこまでも寛容だが、それ以外には打って変わって冷たい態度を取りやすい。
神門旭に強い恨みを持ってはいるが、その息子である守羽に対しては半分同胞の血を持っていることからも接し方には若干戸惑っている節がある。
ファルスフィス
種族・妖精種
身長160cm 体重42㎏
趣味・精巧な氷像作り
好きなもの・うたた寝
嫌いなもの・老い、偏見
死装束のように真っ白な着物を着て杖をついた白髪の老人。
『イルダーナ』における実質的なリーダーで纏め役。外見通りの老齢で妖精界での古株。
真名は氷精ジャックフロスト。妖精の属性掌握能力を利用して掻き集めた水を即座に氷結させ自在に操る能力を持つ。
シェリア
種族・妖精種
身長143cm 体重38㎏
趣味・日向ぼっこ、耳と尻尾の毛づくろい
好きなもの・楽しいこと、お日様、組織の仲間
嫌いなもの・辛いこと、弱い者いじめ
髪と同色の黒い猫耳と尻尾を持ち、それらとは対になるような白いワンピースを着た少女。
真名はアイルランドの妖精猫、ケット・シー。
気分屋で自由気儘にちょこまか動き回るのは猫の因子を持っているからであることが大きい。
聴覚が優れている他、猫特有の身軽な動きが出来る。爪と四肢を駆使したアクロバティックな戦い方で、その動きに即座に対応出来る者は少ない。
妖精としての属性掌握能力を有するが、シェリアの場合は東洋の五行である『木火土金水』ではなく、西洋としての『地水火風』を当て嵌めている。それ故に単一の属性能力は高いが属性同士の掛け合わせ(相乗効果や五行思想における生滅盛衰の理)などは使えない。
得意な属性は風。大精霊シルフの加護を受けているので常時身軽に動ける上、咄嗟のハプニングにおいても風の加護で守られることが多い(スカートの中身も風の加護で絶対見えない)。
ラバー
小槌を片手に皮のエプロンをし、立派な顎鬚をたくわえた小柄な中年の男性。
ティト
赤い帽子をかぶった小さな子供。温厚な性格で、見た目に反した口調や物言いをする。
ラナ
透き通った美しい声を持つ金色の髪をした絶世の美女。
▲
▼
『鬼』
酒呑童子
赤い髪を持つ頑強な巨躯の大鬼。多数の鬼を従える、日本史上最大最強と謳われる鬼の首領。
鬼性種特有の頑丈な肉体はあらゆる物理攻撃を跳ねのけ、金剛力の宿るその一撃は本気で打てば街一つを潰せると云われている。
鬼の持つ神通力はほぼ全て使えるが、小細工を嫌う性分故に戦闘で使うことはまず無い。
名の示す通りの酒好き。酒を断つことはすなわち生命の存続にすら関わるほどの一大事で、少しの間飲まないだけでも力が一時的に低下するほど。
自らが討ち取られた伝説と同じく、嫌いなものは嘘と法力。
茨木童子
神門守羽が討ち取った大鬼。酒呑童子の右腕的な存在にして腹心の部下。
酒呑童子の次に強い実力者であったが、かつて街にやってきた折に起こした事件の中で神門守羽と激戦を繰り広げ、その果てに退治された。
茨木童子の死亡により人外情勢に『鬼殺し』の存在が広く知られることとなり、酒呑童子が同胞殺しに強い怒りを覚え『鬼殺し』の抹殺を決意することになった。
牛頭
牛の頭に人身の鬼。
馬頭と共に酒呑童子に仕え、心酔している臣下。
冷静にものを見て、あまり感情的に動くということをしない。その真逆にある酒呑童子や馬頭を諌めたり宥めたりするのにそれなりに気を遣っている苦労人。
ただ役割としての自分の立ち位置をよくわかっているので、あえてそこに突っ込んだりすることはしない。
馬頭
馬の頭に人身の鬼。
牛頭と共に酒呑童子に仕え、心酔している臣下。
短絡的にものを考え動きやすく、よく相棒である牛頭に指摘を受ける。
難しいことは基本的に牛頭へ任せっきりにしているが、それは牛頭に対する信頼の証でもあり、自分は牛頭の考えを聞いてどう動くかを決めることにしているのでお互いに関係性はこれで成立していると理解している。
▲
▼
『突貫同盟』
神門 旭 (みかど あきら)
種族・人間種(特異家系)
身長178cm 体重69㎏
趣味・日記(息子の成長日記も兼ねている)
好きなもの・家族、同盟仲間
嫌いなもの・陽向、自分の過去を知る者、仲間や家族を害する者
特異家系『陽向』の一人だったが、退魔師としての強引にして強硬な人外への抹殺意向に嫌気が差して離反。その際に『神門』の力を使用して血族の束縛から逃れたと思われる。
これまで行って来たことの詳細は『突貫同盟』の仲間や実際に事件に関わった者達しか知らないが、少なくとも本家『神門』の殺害や妖精界への侵攻と妖精女王筆頭候補の拉致などの大罪は確認されている。
真名は『九つの日を重ね束ねる者』。自身の周囲に小型の陽玉を九つ従え、自在に操る。
アル
種族・混合二種(妖精種・魔性種)
身長180cm 体重74㎏
趣味・飲酒、料理(酒のつまみに限る)、アニメ観賞
好きなもの・強者との戦闘、白埜、酒(日本酒)、アニメ漫画等娯楽全般
嫌いなもの・面倒事、妖精種
起源に妖精の性質を持ちながら、宗教の発生と同時に悪魔へと堕とされた稀有な存在。自らの名前には無頓着で、妖精としての存在を示していたアルヴという真名をそのまま使用している。
魔法の金属細工師と呼ばれているアルヴは五大属性の金行に特化しており、自然物・人工物に関係なく金属を自在に操る力に優れている。アルの場合はさらにその力を強化しており、主には金属から武装を生成することに尖った才能を見せた。
伝説・逸話・幻とされる数々の武具を創り、それに宿る性質をも模倣することが可能。ただし贋作である以上性能自体はオリジナルに比べ劣ってしまう。
語り継がれる武器の性質はそれぞれ人外のランクと同じく人々の畏怖畏敬の感情集積から変化するので、神話に登場する武具は生成に多大な体力を使う。その他の武装も負担は少なくはないが、神格を宿す武具より生産は容易である。
シェリア、レイスとは同郷の仲で北欧出身。その出自由来から北欧神話に関連する神格武装はより少ない負担で生成できる。
白埜を娘のように可愛がり、過保護なまでに溺愛している。何よりも大切で、優先順位は自らの命は元より、幾度も死線を共にしてきた組織の仲間すら上回る。
『突貫同盟』への加入条件に『白埜の安全を確保してくれる限りは全力で同盟に貢献する』、『白埜に危険が迫った場合、同盟がいかなる状況だろうと関係なく白埜を助ける』といったものがあるほどには大事に想っている。
レン
種族・妖精種
身長178cm 体重70㎏
趣味・飲酒、グラス集め、アニメ観賞
好きなもの・白埜、酒(洋酒)、アニメ漫画等娯楽全般
嫌いなもの・炭酸飲料
白埜 (しらの)
種族・???
身長125cm 体重27㎏
趣味・酔い潰れたアルとレンの看病及び添い寝
好きなもの・アル、レン、心の清い人
嫌いなもの・人間種
音々 (ねね)
種族・魔獣種
身長156cm 体重45キロ
趣味・即興の鼻歌、カラオケ
好きなもの・白埜、可愛い娘(人、人外問わず)
嫌いなもの・妖精界、雑音
楓迦 (ふうか)
▲