ミシュガルド合同調査報告所~2~
過激派組織エルカイダ
過激派組織エルカイダはアルフヘイムのエルフと亜人達によって組織された
創始者と創団時期は不明だが古くから存在しているようだ
彼らの崇拝する神は耳が長かったり、亜人に近い姿だ
「亜人とは神に近い人であり、その証拠に姿は神に近く、能力は人間よりも優れている」
自身を神の子と称し、教義に沿って死ねば神の国の住人の仲間入りができるとされている
しかし、エルカイダの実態は戦争で生まれた甲皇国の人間への恨みと憎しみを抱えた集団だ
彼らは停戦後禁止されている甲皇国への攻撃や暗殺、テロを行い「神罰」と称して過激な行動を繰り返している
組織に属する者はアルフヘイムから国外追放処分を受けておりダート・スタンや他の部族長は「アルフヘイムとは何の関係もない組織」と明言している
これはアルフヘイムを守るための詭弁だろう
エルカイダも自身の組織のことを「アルフヘイムとは関係のない個人の組織」と明言しているが、アルフヘイムの一部の族、団体から秘密裏に支援を受けているようだ
エルカイダは複数のグループを持ち様々な場所に潜伏し、甲皇国を攻撃する機会を伺っている
その他
甲皇国はエルカイダを「テロ組織」と認定し、潜伏先の特定とせん滅を急いでいる
アルフヘイムはそれに協力し、捜査を行っているがアルフヘイム側から有力な情報が得られたことは一度もない
身分をSHW職員やその他一般冒険者に扮していることが多い