Neetel Inside ニートノベル
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中二戦記
第6話 闘いの始まり

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教卓の上には今崎が座っていた…。

今崎がいた事に優一は少し驚く

「お前か?」

「……」
今崎は無言でただ膝の上に肘をおいて手を組んでいる。

「あの手紙を書いて俺の机に置いたのはお前かってきいてんだよ!!」

「…そうだ」

「なっ何だよ?何でそんな事したんだよ!?まさか俺とタイマンでもしようってのか?」
優一がファインティングポーズをとる
優一がやけに強気でいられるのは今まで口喧嘩はあっても殴り合いの喧嘩を一度もした事がない優一でも今崎が相手なら勝てるんじゃないかと密かに思っていたからだ。

「そんな下らない事はしない」
「はっ?」
「命を賭けた死闘だ」


     


     

そう言うと今崎の背後に4本の鞘に収まった刀が突如として現れた。
その中から一本を鞘から抜き取る。

     


     

その刀には電気が纏っていた。

「この刀は日本の名刀の一つ雷切という刀だ…
まぁ元々は千鳥という名前だったが…まぁその話はいいか…」
今崎が雷切をなだめるように見つめ少し笑みを浮かべながら言った。

優一は目の前で起こっている事態を当然飲み込めるわけなく混乱していた。
「かっ…刀が…急に……すげぇな…そんな手品が出来んのかよ…
ははっ…ははははっ」

今崎の眼光はギラギラしておりまるで獲物を目の前にした野生動物のように優一を睨みつけていた。その今崎の醸し出す普通ではない空気感というかオーラに優一も身にしみるようにゾクゾク感じていた。

「何度言えばわかる?お前もあの男から飴玉を貰ったんだろ?」

優一の脳裏に昨日の出来事がよぎる
今俺のポケットにはあの飴玉がある。

「さぁ…お前も能力を使って俺と戦え!!」

今崎は雷切を手に優一に襲いかかる…!!

       

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