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ニノべ・文芸小説感想
七月二十一日更新ニノべ感想

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 七月二十一日のニノべ感想・四作品

 この暑さはやばい。解けそう。鹽竈です。
 はい、ついに感想を始めて一年が経ちました。早いもの……早くもないですね。
 なんのかんのと言いながら、結局やめどころが見極められず続けております。次回があるかどうかは不明ですが、とりあえず今回の分をきっちりやっていこうと思います!

 ・『魔法少女黙示録』
 ・『インドマン』
 ・『蓋然性かぼちゃクライシス』
 ・『非正規英雄(アルバイトヒーロー)』

 四つということで、そんなに時間を掛けずに行きたい!!毎回似たようなことばっか言ってる気がしてならない!
 あ、そうそう。コメントが600を突破いたしました。とんでもないなこれ。何かした方がいいでしょうか、それとも何かしてくれますでしょうか?自作品にFAくれるとか、あと自作小説にコメントくれるとか。それかファンアート描いてくれるとかでもいいですよ!!!
 

     


   「魔法少女黙示録」   作者:サマー沢なぎさ

   【作品内容】
 内容……うん、内容。
 最初に少しでも読んでからカウントにいれるべきでした、これは鹽竈のミスです。これまでも小説として至らないものは弾いてきていたというのに。
 端的に言えば内容は存在しませんこの作品。くっ、騙された…。


   【ざっくり感想】
 登場人物とちょっとした設定だけが書いてあるのが今作の全てになります!
 …これまでの経験上、こういった先に設定だけ乗せとく系の作品は長続きしないというか、書くだけ書いて放置みたいなのが多くて……正直これから真っ当な話がスタートするという期待はあまりしていませぬ…。
 設定内容もこれプ○キュア?なのかな。とりあえずはあまり作り込んだ風ではないなというのが第一印象な感じでした。これがさらに鹽竈の予想に拍車を掛け続けている要因になっています。むしろこれで普通に作品がスタートしたらすげぇ。土下座して謝って再度ちゃんとした感想を書くことを誓います。
 まぁ、まだ更新から数日しか経っていないわけですし、私の予想を完全に裏切って魔法少女ものが始まる可能性もまったくゼロということもない…と思いますし、決めつけるのは良くない!って鹽竈は自分で言ったことを他人になすりつけて憤慨してみたり!
 言うまでもないことですが一応指摘をば。作品を作る前に自分で設定なり人物なりを纏めていくのはとてもいいことです。鹽竈は基本的に見切り発車で出発してから設定を練り上げていくスタイルな方なのでこの辺は直していきたいです…。
 話を戻して。作っていくのはいいことですが、それを物語の描写より前に載せてしまうのは言語道断なのではないかなと。人物表を先に見せられてもいや誰だよ、ってなるのは必然というか当たり前というか。順序が逆ですね、物語が進むにつれてキャラのプロフィールや設定を明かしていくのは読者にとっても嬉しいことです。
 と、いうわけで。まずは雑でもいいので物語を文章として打ち込んでいくことが重要であり大前提、なのです!!はいっここテストに出ますよー!
 結局小説の感想にはなれませんでしたね……お節介と知ったかを晒しただけで終わりました。これ更新の扱いにしていいんだろうか……?

     


   「インドマン」   作者:混じるバジル

   【作品内容】
 わりとタイトルだけで馬鹿に出来ない正統派特撮ヒーロー物、インドマン!二回目の感想になります。いつも通りにふざけまくってますが、なんだかんだできちんと毎回戦闘と勝利をこなしている辺りが不思議でならない!就活に燃やす闘志は無いのかインドマン!このままじゃ家を追い出される未来が確定するぞ!!


   【人物】
 敵役もどんどん増えて来て、中年のおばさんやらかつての同級生やら人気実況者やらとキャラ性も多種多様です。
 同級生との再会によって栄造のクズっぷりが明かされました。まぁわかってましたけどね!何度でも言えますけどロクなヤツじゃねぇなコイツ!!ヒーロー辞めろ!!
 っていうか今のところアクター使い全体がおかしいのばっかり。常識人はアクターに選ばれない法則性でもあるのでしょうか。安部さんが一番まともに思えますけど、やっぱりアクター使いではないし…あながちこの法則性も間違ってはいないのか…?
 あと、なんかぁ……馬場コーポレーションとかいぅ…とっても聞き覚えのあるぅ、企業ってか人物ってか出て来ててぇ……これアレっすよね。悪魔だよね。
 ちょいちょいゲスト参戦してくる非正規英雄や準悪魔は一体なんなんだ…アンタらは戦いの規模が違うだろ!


   【文章】
 特にはありませぬ。
 インドマンの新技やらガジェットツールやらは本当のインド系列の伝承なり神話なりから取ってるのでしょうかね?というふとした疑問、あとでググってみようかな。
 アクター使いの特殊能力がそれぞれ独特で面白いですね。下痢と腹痛に悩まされ続ける能力とか最悪過ぎる、こんなのいたら真っ先に倒しにいきますね。白木屋…だ、団長…!!
 アクターの能力は使い手の強いイメージを元にして具現されるらしいから、今後もそういったトラウマ持ちとか因縁とかが絡んでくるのかも?
 混じるバジル先生はロクデナシを描写するのがとてもお上手だと思います。前作デェーとティーからもそれは感じたことですが、どうにも毎回コイツらが主役張ってると『正義ってなんだっけ…』と再考せずにはいられません。勝てば正義、負ければ悪か!世知辛い世の中だよ!
 どうでもいい話ですが、鹽竈お気に入りの一文が、宮城先生の作品より抜粋の『悪を殺すものならば、全てが正義なのである』ってヤツです。かっこよくない?中二脳にビンビンきますわぁ。


   【ざっくり感想】
 次は有名実況者達とのチーム戦!数が一人分足りないけど大丈夫かインドマン!?もしかしてこれは安部さんが覚醒して仲間入りする流れなんじゃないかインドマン!頼むからそろそろ常識人を仲間に入れてほしいぞインドマン!!
 ていうかこの作品、どう考えてもツッコミ役が少なすぎるぞインドマン妹呼んで来いお前!!!ボケ一辺倒でバランスがとっても悪い!誰かおかしいことだらけのこの状況を疑問に思え!

     


   「蓋然性かぼちゃクライシス」   作者:宮城毒素

   【作品内容】
 再び来ましたクライシスシリーズ。相変わらず真昼は淡泊に冷静で、相変わらず篝は頭のおかしな思考と行動で日常を引っ掻き回している模様。
 世界観自体が相当に異様なのでこのシリーズ読もうって方はそこそこ覚悟してから御覧になることをお勧めいたす!


   【人物】
 登場人物はシリーズ通じて変わりないですね。主人公兼ヒロイン?の須藤真昼と、真昼のことが大好きな頭湧いてる系女子の雨宮篝。今思いましたけどこれも病みっ子シリーズの一つとして捉えることができる作品ですねぇ…。
 ってか天使と悪魔まだいたのかよ、すっかり馴染んじゃってますけど。なんやかんやで篝のパシリとして人の世界に居残っていたようです。お前らいいのかそれで。
 あとは新登場としては意思持つかぼちゃ、曙さんくらいでしょうか。去年のハロウィンに続いてこのかぼちゃ一体なんなんだ……?篝曰くいい子らしいですけど、まったく信用できない。既に死人まで出てる辺りで状況の深刻さが窺えます。でもこの世界少しくらい滅んでも人死んでもぶっちゃけ痛くも痒くも感じないディストピアだから別に関係ないんですかね。
 とりあえず篝早く怒られろ、またお前のせいかよと真昼に怒られろ。


   【文章】
 相も変わらず哲学的で超常的で文学的で混沌的です。自分でも何を言っているのかわからんです。でもそういうことなのです。
 常識的な見解でこの作品の世界を視てはいけないということをこの場で忠告しておきます。この世界は容易に宇宙と繋がっているし、人と人との繋がりなんてあってないようなもの。どころか前提として神様見限って天界から天使が堕ちてきたりフライパンから悪魔が召喚されてきたりする段階で森羅万象が裸足で逃げ出した異空間であると言えましょう。
 このシリーズを読み続けてきた鹽竈としても、まぁ言えることは一つ。考えて読むな、感じて読め。ということで。


   【ざっくり感想】
 最終目的は曙さんの回収か破壊?そもそも自我持っちゃったかぼちゃなんて不気味で食いたくないし普通はぶっ壊しますよね?ところがどっこいクライシスワールドではそういう常識観念が存在しないので説得して同居するパターンも普通にあると思ってます。天使と悪魔が既に住んでますしね!
 篝と真昼の仲は進展していそうでまったくしていなかったです。まぁ篝はともかく真昼はあんな性格ですし仕方のない話でもありますけど。ていうか篝がもうちょっとマトモになれば真昼の態度も少しは軟化するのでは?まず篝が頭の病気を治療していくことから始めないと、この間柄一生前に進まない気がしてなりません。
 まだハロウィン当日にすら至っていないのにこのどったんばったん大騒ぎ。もしかして本編でイベント当日を迎えることなく終わる可能性すら微レ存?たまには普通に仲良く楽しく過ごしてくださいよぉ!!

     


   「非正規英雄(アルバイトヒーロー)」   作者:みんな

   【作品内容】
 いやはや、自分の番で書くのが遅れてしまっていたのでこちらの感想も手間が掛かってしまったという大失態。
 バハムートは倒れ、マーリンは裏切り、カイザーと結託した堅悟の今後やいかに!?といった具合で今回の感想は最新話まで!


   【人物】
 やはり今回もっとも注目すべきは海外から助っ人として雇った傭兵英雄カーサスとヴァイオレット。なんでこの段階になってこんなの呼んじゃったんだよとリザに言いたい。明らかに状況が混迷していく未来しか見えないよね!
 加えて厄介なのがこの二人、装甲三柱に匹敵する実力の持ち主であるということ。これで安易に殺して退場させるという選択肢が潰されました。いやそもそもそんなぞんざいな扱いにするつもりも無かったですけど、凄腕の参入がやっぱり厄介極まりない。堅悟の影がどんどん薄くなっていくじゃないか…。
 殺されたと思ったら別に死んでなかった菱村に今後出番は来るのか?なんかやることやってこれから先もう出てこなさそうな雰囲気あるけど大丈夫かな。
 間遠和宮の強化によって堅悟とのライバル関係がさらに深くなってきました。とはいえ今の所堅悟くんってば連敗してるんですよね。うんうん次はきっと勝てるはず!
 そんな堅悟も普通に聖職者コンビを相手に善戦しました。毎度の如く死線を潜ってるから経験値も溜まる溜まる。現状コイツも装甲悪魔に届くレベルまで実力が上がって来てるんじゃないかと鹽竈は思っています。武器や技のバリエーションも増えて来てますし。
 そしてラスボスはやっぱりお前かマーリン!?何をして堅悟達リリアックの勝利となるのかも曖昧なところですが、とりあえず邪神の召喚を阻止して完封できれば勝ちって感じ?共闘関係を結んだカイザーさんが頼もしすぎて負ける気がしませんけども!


   【文章】
 最近の更新では進行具合が停滞気味なところはありますが、着々と進んではおります。毎回違う癖と味わいで読めるリレー小説に飽きは来ない!皆さんお気に入りの作者さんは誰ですか?もしいたらその人の手番を楽しみにしていてください!鹽竈は毎回楽しみにしていますリレー小説の当事者ですしね!


   【ざっくり感想】
 いやはやリレー小説も随分長いことやってきているものですな。初めはこんなに続くものになるとは思いもしませんでした。既に長編ものになっているのは驚きの一言。
 コメントでもありましたが、これ最終回は分岐ルートでそれぞれ好きなエンドを書き切るというのも面白い案だと思いました。それもリレー小説ならではの発想ですよね!ちょっと終わりが近づいて来たら提案してみようかな…。
 今はどん兵衛先生がお忙しいようで、このままだと先生の番を飛ばしてゴトケン先生に順番が回るかもしれないらしいです!五人もいるとこういうことが起きるのも仕方ないことですね。
 あと皆さん見ました?新たに二枚!我らがヒロイン佐奈ちゃんの挿絵をファイヤーサンダー先生が、さらにリリアックの一員燐ちゃんの挿絵をリレー面子の宮城毒素先生がそれぞれ描いてくれました!!拍手!!!
 どちらも素晴らしい絵ですので是非ともご覧になってくださいまし!いやー今後も描いていってくだされば嬉しいですなぁ(チラッ)……うん、嬉しいですなぁ!!(チラッ)

     


 …さて!どうにか今回も乗り越えて!次なんですがね!!
 十五日火曜日!次回は十五日火曜日にしようと思います!終われない、まだ終われないッ!!
 鹽竈が何故終われないのかといいますと、ええ、まあ、あれですね。
 ―――前にリクエストを頂いた、『黄金の黒』の感想が、まだ終わっていないから…ッ。
 あの方の作品、内容は面白いんですけど……とても、とっても長くって!中々読む時間が取れなくて!結局まだ全然感想書ける段階じゃないんですっ!!とりあえずこれ終わらせないとこの小説感想、終わるに終われないのです。
 そういう事情があるので、もうちょっと続くのじゃ。
 だから、えっと。火曜日も更新あればいいなぁーなんて思いながら、このお盆に出来るだけ自作品の更新も目指したい!他の方々もこのお休みを利用して何か執筆してみるのもいいのではないでしょうか!?是非とも我が小説感想にお合わせくださいませ!

       

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