Neetel Inside 文芸新都
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てつのかんづめ
鼻血が出やすい体質

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 私は、アレルギー性鼻炎持ちなため、一カ月の内、数日は右鼻が詰まっている。何故か右鼻だけこの現象は起きる。現象が起きたとき、右鼻の穴からは、鼻息がほとんど出ず、鼻から息を吸うことも難しい。対策のために、鼻用の洗浄剤を使うのだが、大して意味がないことが多い。
 私はこの鼻が詰まりやすい他に、鼻血が出やすいという体質がある。鼻くそをほじって無くても、自然と鼻血が出るのだ。これも右鼻で起きやすい。中学生時代から何故かこれは起きやすくなった。原因はアレルギー性鼻炎のせいだろうが、なんで中学生時代から頻繁に起こるようになったかはわからない。特に夏の暑い日に起こりやすい。
 そんな鼻血が出やすい体質で失敗した話を今回はしようと思う。

 まずは、中学生時代の話だ。
 あれは夏休み前にあった美術の期末テストでの出来事だった。
 
 今はどうなっているか知らないが、当時、私の通っていた中学校には、教室にエアコンが無く、夏は扇風機だけを頼りにしていた。つまり、常に暑い空間だった。
 そんな熱室で、期末テストのプリントが配られて、いざ、氏名欄に名前を書き始め、テストを始めようとしたときのことだ。
 ツーンと鼻先が痛くなったかと思うやいなや、私の右鼻からポタリ、ポタリと血が出てきたのだ。
 プリントにその鼻血は付いた。
 事態に気づいた美術の先生が私に近づき、先生と一緒に、水道まで行き、鼻を洗うことになった。
 鼻血の付着したプリントを新しいプリントに変えてもらい、テスト会場に戻る時、私はこの時、思春期だったこともあり、少し恥ずかしかったのを覚えている。
 
 次は、社会人になってからの話だ。
 コロナ後、私はマスクをどこへ行くときもすることにしているのだが、いつの間にか鼻血が付いていることがある。
 気づかない時は本当に気づかないもので、京都のとある展覧会に行った際、回っている最中に鼻血が付着したマスクでずっと過ごしていたことを帰りの電車の窓に写る自分の姿で知り、まじかいな!と心の中で叫んだこともある。
 去年の夏、仕事場でも恥ずかしい思いをした。仕事中に鼻血を出していることに気づかず、そのまま仕事を続けており、先輩社員の方が笑いながら「鼻血出てますよ!鼻でもほじったんですか?」(この先輩社員の方は誰に対しても基本敬語)とご指摘を受けたのだった…
 鼻をほじらなくても鼻血が出ると伝えたら大変驚かれていた。

 この体質は厄介なので治したいところであるが、鼻炎スプレーをしたら、めちゃくちゃ鼻が痛くなるし、返って鼻血が出やすくなるし…鼻うがいしたところで前述の通り、良くならないし、薬を飲んでもそこまで良くならないしで、結局まあ、未だ改善はしていない。
 この症状と一生付き合わないといけないと思うとゲンナリする。
 

       

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