フリフリの着いたパンツを下げるとまんこであった。肉の棒が熱くなった。信号所に汽車が止まった。
窓側のベッドから娘が立って来て、島村の顔の前に腰を落した。汗の熱気が流れこんだ。娘は窓いっぱいに乗り出して、遠くへ呼ぶように、
「駅長さあん、駅長さあんイクッッ〜〜!!」
明りをさげてゆっくり雪を踏んで来た男は、襟巻で鼻の上まで包み、下半身を全開に露出していた。
もうそんな季節かと島村は粗チンを眺めると、鉄道の官舎らしいバラックが山裾に寒々と散らばっているだけで、亀頭はそこまで行かぬうちに喉奥に呑まれていた。
「駅長さん、私です、御機嫌よろしゅうございます」
「ああ、葉子さんじゃないか。お帰りかい。またエロくなったよ」
「弟が今度こちらに勤めさせていただいておりますのですってね。下のお世話さまですわ」