Neetel Inside 文芸新都
表紙

夢の中で
②この世界のプロット

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おはよう
過去の王と交信をせねばいかないね

さて、
今日は西暦3000年に起きた世界の異常、人類滅亡の設定を確定しよう

世界の物語を作る上で主役である私は
この事件を知らないといけない
しかし、その内容は未だ未確定
情報としての認識すらできない状態だ

このマトリョシカ構造全体の物語は
三部作、そしてこの世界は二部に割り当てられてるのだ
そしてこの世界も中盤
物語を連ねた時にも折り返し地点です

それでは
滅亡の設定をしましょうか

まずは何が起きたのか
この街では機械がまだ生き残ってます
その為、隕石の落下などの物理的な要因に設定することは矛盾を産みます

そしてこの時代には死体が存在しない
1000年経っているので当たり前にも感じますが環境の良い建物内にすら骨1つない可能性は極めて無に近いでしょう

前回に遡ってみましょう、
場面は服屋の店内
そこには機械店員はいないとの前提描写がありました
しかし同時に動かなくなった店員が眠っていると

これはきっと上位者からの干渉、
日常描写のなかに伏線を隠すギミック

矛盾を避けるには眠っている店員は
機械ではなく人間と設定するべきです

そして
・人類滅亡後の世界
・この街には死体がない

この2点をなぞると
この店員は比喩ではなく実際に眠っている、そして動くことはない

ただ人類滅亡の形として
人類が全て死んだのではなく
生きてるといえる状態ではなくなった
とします、ただ1,000年の時間の中で肉体が朽ちる事はなかった


わたし、決まりました

この人類滅亡の設定は
人類全体のコールドスリープ

そしてその眠りが覚める起点は
用意されておらず

さて滅亡の設定は確定させました

続いてその要因
人類コールドスリープの起きた原因を
確定させていきます。



都合のいい情報が残っています!
過去の王、

この人類コールドスリープを過去の王の仕業にすれば良いのでは?

イヴ「残るは過去の王とのコンタクト」

現時点で世界の所有者は王である私に有る、ならば言葉にすればその事象は確定するはず

イヴ「過去の王は現代で目を覚ます」

これにてもう1人の王の生存が確定されました



あとは過去の王を探すだけ
それに関しては不安はない
この世界にて現時点の主役である私
王の資格者として元凶の過去の王と
会うのは物語として必然にして自然な流れ

今後、私が行動を起こしているうちに
大きな質量を持つ者同士引かれあう

それが物語の進行ですから

それでは私は世界の進行を待ち
その間にメモを進め
マトリョシカ構造の内側をつくらなければ…

       

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