Neetel Inside 文芸新都
表紙

脳内麻薬が氾濫したら・・・
むずむず症候群?

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 このくらいの時期に、足を動かさずにいられない奇妙な感覚に襲われることがあった。
寝ようとする時や、疲れで横になって少し休みたい時などだ。
椅子に座っている時などもムズムズが起こったが、リラックスしたい時ほど、足を動かさずにはいられない衝動が強い。休みたいのに…ウトウトするのに・・・バタバタと激しく動かさないことには、とにかく治まらない。
人に説明するにも理解されない事だった。旦那にこのことを話しても、「何だそりゃw」と、笑われる。
  
  私:「足が動きたくなる・・寝たいのに・・・」
 旦那:「寝りゃーいいじゃん」
  私:「足が…動くんだよねー・…・・動かすと気が済むんだけど・・」
 旦那:「じゃあ動かせばいいじゃん」
  私:「疲れるー・・・体を休ませたいんだけど・・・」
 旦那:「じゃあ、休めば?」
  私:「じっとしてると足が気持ち悪くて・・・」
 旦那:「はぁ?!訳わからんっw」

・・・・・・・わかってもらえない・・・こんなにしんどいのに・・・

     

 通院している精神科の先生に言ってみても、何か解らないようで、精神安定剤を処方されたが全く効き目がなかった。
コレには本当に困る。
動かすのを我慢してみると、その反動なのか、思いっきりジタバタ猛スピードで動かさないと、ムズムズの不快感から逃れられない。
 眠れずに、まだ夜明け前の早朝に、少し遠い24時間営業の店まで歩き出したこともあった。歩いている時は、普通の感じでいられた。
特に、早足で歩き続けると。
かなり疲れて帰ってくるが、休みたくても足が疼く・・・・・・・・。 
ハイテンションになるのともまた違う、とても疲れる気味悪い症状だ。

     

 この変なウズウズが足だけではなくなった時期が少しあった。
体が気持ち悪い。吐き気とかの気持ちの悪さではなく、あの足のムズムズが体中な感じだ。
のた打ち回ってわめき散らしたいくらい、とてつもなく気分が、体が嫌なカンジだ。
どこが痛いというわけでもなく、ただただ不快。
むやみに大声を上げているのが家族に知られたら、また気が狂ったと思われてしまうので、声を押し殺して床をのたうちまわった。
どこか痛がれる所があるほうが、よっぽどマシだ。

       

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