寄る辺ないまま彷徨います
そのまま沈んでいくのも
どこともなく這い上がるも
実のところ
それは自由であると言うことも知っているはずです
それでも
ただひとつの指標のあるがために
寄る辺ないまま彷徨います
行き着く先すら見えないままに
それは水で出来た
雨の夜の物語
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文芸新都 |
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