Neetel Inside 文芸新都
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要するに短い話なんだよ
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新ジャンル「いもむし」


いもむし「……(驚くべき遅さで葉っぱを食べている)」
男「……」
いもむし「……(驚くべき遅さで葉っぱを食べている)」
男「……えい」
いもむし「……(驚くべき速さで男に潰されてしまった)」








新ジャンル「使えなくなった乾電池」


男「……(驚くべき速さで乾電池を擦っている)」
乾電池「……」
男「擦れば少し復活するとどこかで聞いた(驚くべき速さで乾電池を擦っている)」
乾電池「……」
男「眉唾すぎるけどやっちゃう不思議(驚くべき速さで乾電池を擦っている)」
乾電池「……」
男「テンション上がってきた(驚くべき速さで乾電池を擦り続けた)」










新ジャンル「切れるけどクールヒートおっとりツンデレ冷たいが優しい妹か姉に見える女」

男「よくよく考えてみれば、人間ってそういうもんだよな」
切れるけどクールヒートおっとりツンデレ冷たいが優しい妹か姉に見える女「元も子もねえ」








新ジャンル「リアル妹」


男「やあやあ今月はブッシュ・ド・ノエルを作ったぞ。どうだクリスマスチックだろ」
リアル妹「チョコきらーい」
男「え?」
リアル妹「それに太るし、あたしいらなーい」
男「……」

男「やあやあ今月はブッシュ・ド・ノエルを作ったぞ。どうだクリスマスチックだろ」
リアル妹2「お姉ちゃんは?」
男「……いらないって」
リアル妹2「じゃあ私もいらなーい」
「……」

男「やあやあ今週はブッシュ・ド・ノエルを作ったぞ。どうだクリスマスチックだろ」
リアル妹3「姉ちゃん達は食べないのー?」
男「え、うん、いらないって。リアル妹3ちゃんは食べる?」
リアル妹3「じゃあいらないよーだ」
母「あ、アタシ食べるわ」
男「……はい、どぞ」








新ジャンル「折れた煙草」

男「……あちぃっ(折れた部分を指で抑えていたが熱くなった)」
男「……げほぉっ(折れた部分をセロテープで止めたが、その部分が溶けて化学的な臭いが口の中に充満した)」
男「……ふいぃー(新しく吸いなおした)」








新ジャンル「タイムリープ女」

男「げえー、犬のうんこ踏んだー」
女「うわっほんとだー。朝っぱら災難だね男君。あ、そうだ、ちょっと待ってて!」
男「お、おい、どこ行くんだよ。つーか消えたんだけど」
女「――お待たせ!」
男「お待たされてないけど、急にどこ行ってたんだ?」
女「過去に跳んで男君が犬の糞を踏まないようにしてきました!」
男「……俺の靴の裏見てみ」
女「くさっ、とってもデンジャースメルッ! なんで!?」
男「学校行こうぜ……」






新ジャンル「犬野郎」

男「おい犬野郎! パンヤやろうぜ!!」
犬野郎「えー、今ガンダム観てるから無理ー」
男「おいなんだよそれなんだよ。ほんと犬野郎だな!」
犬野郎「ちょっと静かにしててくれなーい?」

男「おい犬野郎! FtFさっさと更新しやがれ!!」
犬野郎「えー……。FtFとか、どうでもいいですよ」
男「なら僕恋書けよ! フラワーズもあんだろ!」
犬野郎「メモには書いてあるんだけどねー」
男「じゃあ書けよ!!111」
犬野郎「それよりもパンヤしようぜパンヤ! 今日PP二倍でしょ?」
男「やろうぜ!!!」

男「で、犬野郎はなんでそんなにテンション低いんだよ」
犬野郎「……えー? 別にいつも通りですよー……はあ……」
男「おい! 低いぞ! テンション低いぞ! 何があったんだよ!」
犬野郎「べっつにー、ただ、人生に疲れたといいますかー」
男「なんかあったんじゃねえかよ!!!! 話してみろよ!!!!!」
犬野郎「はあー…いいですよ、別に。それよりもパンヤやりましょうよパンヤ」
男「うぜええええええええ」






新ジャンル「クリスマス」

男「今年もクリスマスが来やがったよ」
クリスマス「来ちゃいました」
男「たとえ擬人化されてても、クリスマスばかりは許さない。絶対にだ」
クリスマス「そんなこと言わないでくださいよー。あたし、こう見えても子供には人気があるんです!」
男「どう見ても人気があるように思えるんだけどな。でも俺には人気無いからな」
クリスマス「そんな……」
男「いいから帰れよ! 過ぎ去れよ! クリスマスっつー言葉自体がもう嫌なのに、なんで目の前に現れちゃったりするんだよ!」
クリスマス「だって、今年ことは、あたし、男さんにプレゼントあげたくて……」
男「え? ……いや、俺もう大人だし、プレゼントとかもらう歳でもねえよ」
クリスマス「あたしがプレゼントじゃ、ダメですか……?」
男「……本気か?」
クリスマス「ずっと前から、一人でクリスマスを呪ってる男さんを見てきました。そして、見ている内に、あたし」
男「クリスマス……」
クリスマス「ちょっとだけでいいんです。あたしのこと、好きになってもらえませんか?」
男「で、でも、俺にはアニソン三昧という人が……」
クリスマス「今日だけで、いいんです」
男「――べ、べつに今日だけじゃなくっても、いいんだからねっ!」
クリスマス「男さん!」

HAPPY END...

       

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