Neetel Inside 文芸新都
表紙

お前らのユートピア
グッドラッグ、チャーリー!

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「は、はーっ、はーっ」扉を閉める。チェーンも掛ける。目が廻っておかしい。いや、いいや、うん、深く息を吸う。すーはーすーはーすー、すー、レジ袋から取り出す。小さな袋の中で結晶が光る。前と同じ方法で、机上にあるライターで火を翳してどろどろと溶かす。めのまえでキラキラと溶けて落ちていくチャーリー。よだれがおちる。ゆかにおちていたぷらすちっくをとる。すいとる。けいこうとうできらきら。これをみてるだけでしあわせ。あのときのことをすこしずつわすれられるからー。わすれたいからー。そでをまくってつかえそうなところをさがす。あ、ここまだつかえる。つかお。あーはは。あはは。「…う、あ…、は、ひ、ははは」ずっとぼくはまっていたんだ、きみのこと。まってまって、まちくたびれたんだ。はな、からすう、からす。う。どろどろ。キラキラとかがやくマホウのみずがカラダにはいっていきます。ちゃーりー。ちゃーりー。チャーリー。ぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょ。めがまわってぐるるるるるるるるるるるるるるる。おおきなせかいはおおきなぼくをわらった。あっはっはっはっはっはっははははは。は。はは。は? 「あ」「ヒサシブリ」チャーリー! 「ハルキ」チャーリー! チャーリー! いきててよかったね。いきてるのってすばらしい。せかい! ちゃーりー! ねぇ! あ。あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。「いひ」ぷちん。チャーリーがぼくをだきしめてくれたからめをつむったが元々自分の人生は誰でも見透かせていたらしいが才能なんてものはあるわけがないのに周りの声がお前はできる子なんだよと偽善に肩を組んで盲目的に努力なんて泥臭いものは無視して必死で努力をする奴を上から見下ろして嘲笑えよと頂上から臨まれて疎まれて羨まれてそれが幼い頃の僕の生き方でそんな人生を歩もうとしていたというのに世界は自分が思うほど生易しいものでは無かったのだと世間の目はそう言っていたのに自分の歩むべき階段が崩れて体が一気に真っ逆さまに瞬く間に重力に逆らう事もなくクズのレッテルが貼られてしまう地べたまで落ちて僕が頂で笑っていた決死に泥臭く上っていく奴らは落ちていく僕を見て嘲笑っていたことに気が付いた時には既にノウは真っ白になっていて何も覚束無くてなっていて僕はそうしてクズの称号を得ると光栄だと思ってとても素晴らしい事ではないか光栄で死ぬほど光栄で死にたくなってそう思わないと自分のノウは怯えて飛び降りてしまい体だけの因数分解のダンスはルートすらも解くことが出来ずに真っ白な頭の上で光るのはチャーリーチャーリーチャーリーチャーリー唾液のように煌くのはチャーリー混ぜればおいしいチャーリーチャーリーを見たノウはもう何も感じないのだろうかチャーリーチャーリーは幸せなのだろうかチャーリーはこんな僕をどう思っているのだろうかメーターを振り切ってもチャーリーは僕を見捨てないでくれる僕が狂おうともチャーリーはずっと隣でいてくれるクルクルと廻るのは赤いランプだというのにチャーリーはノーリアクションでも正気に戻っても僕はずっと人でいられるがままにいてあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああサイレンだチャーリー助けてくれチャーリー僕を助けてサイレンだサイレンだサイレンだサイレンだいやだいやだいやだいやだ逃げろ逃げろとチャーリーは急かしてくるけどもチャーリーはチャーリーはチャーリーチャーリーチャーリーチャーリーは逃げないのかと聞いて赤子のようにママとパパとチャーリーとハルキは秩序と混沌がサイレンだサイレンだサイレンだサイレンだサイレンだサイレンだサイレンだサイレンだサイレンだチャーリーチャーリーチャーリーチャーリーチャーリーチャーリーと目を目が目を目で目をクルクルと廻るのは……? ここは、ここが。ここで。急げ! 急いで! 逃げろ! 逃げろ! 逃げろ! 逃げろ? 逃げろ、逃げろ。逃げろ。逃げろ、にげ、にげ、にげ、逃げろ、って。どこに? チャーリー。チャーリー……。チャーリーはそう鳴いてランプは爆発してくれたとチャーリーは言っていて、僕は逃げ遅れて、ぼくは、ぼくは、ぼくはぼくは……。あー? あ、あーーーー? あー。あ。あい、あいう、え、ヲ?! ゆ、ゆ、ュ?!!!
「さむいさむぎいさむさいむさいさささむさささささささささささ、あた、あたあたあああま、あまあまままままままっまま、ごじ、ごじぃ、じじ、ぃ、ごじごじ、ごしごす、さむ、ぅ、う、ゅ、ゅゆゆゆゆゆゆゆううううううううううううう」はなぢまだ、はなぢ、はなじ、ず、じゅ、じゅ、じゅゅ、さむいさむいさむいみゅみゅゆゆゆゆ、ゆ、たばこ、たびゃこ、しゅいちゃい、しゅーしゅーしゅーしゅーしゅーしゅーしゅーしゅー……「しゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅーしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅううううう」ひ、ひ、ひ、ひ。ひ。ひ。ひひひひひひひ、ひ、ひ、ひはど、こ?! しゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅーーーーーーーーーーーーーーーー、しゅしゅしゅっしゅ、しゅ、しゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、ュ! う、ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウう、あ。ああ。ああ。あ。あ。あ。あ。ああ、あ、あ、あ、ああああああああああああああ、ぎゅ、あ、あ、あ、あ、あ、、あ、あ、あ、あ。「ぎぎぎぎぎぎぎぎいぎぎいぎぎぎいぎぎいぎぎいぎぎぎいいぎぎぎぎぎいぎぎいぎぎぎぎぎいぎぎぎぎぎぎいぎぎぎいぎぎいぎぎぎぎいいあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ、あーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはさっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっあはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはるっはっはあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、あ。ああ、あ、はははははははあっはははははははっはははいあひはははははっはははははっはははははっぐぎじじえかあかかああああああはははははははあっはははははははっはははいあひはははははっはははははっはははははぎがいぎぎぎぎあがあがががひひはっははははははははははっははふふあははははははははははははははっはぎはっはっはっはっははははああひひぎがいぎぎぎぎあがあがががひひはっははははははははははっははふふあははははははははははははははっはぎはっはっはっはっははははああひひぎがいぎぎぎぎあがあがががひひはっははははははははははっははふふあははははははははははははははっはぎはっはっはっはっははははああひひぎがいぎぎぎぎあがあがががひひはっははははははははははっははふふあははははははははははははははっはぎはっはっはっはっははははああひひあはあはいああああはははかかああああああははははははははあっはははははははっはははいあひはははははっはははははっはははははぎがいぎぎぎぎあがあがががひひはっははははははははははっははふふあははははははははははははははっはぎはっはっはっはっははははああひひぎがいぎぎぎぎあがあがががひひはっははははははははははっははふふあははははははははははははははっはぎはっはっはっはっははははああひひぎがいぎぎぎぎあがあがががひひはっははははははははははっははふふあははははははははははははははっはぎはっはっはっはっははははああひひぎがいぎぎぎぎあがあがががひひはっははははははははははっははふふあははははははははははははははっはぎはっはっはっはっははははああひひあはあはいああああははへへあはははあははあはははははあっはあああああっふはははあへへっはあへははははははははははがげがげげげっががががげががはうあふあっひっははははあっぐぎじじえかあかかああああああははははははははあっはははははははっはははいあひはははははっはははははっはははははっぐぎじじえかあかかああああああははははははははあっはははははははっはははいあひはははははっはははははっはははははっぐぎじじえかあかかああああああはははははははあっはははははははっはははいあひはははははっはははははっはははははぎがいぎぎぎぎあがあはっははふふあははははははははははははははっはぎはっはっはっはっははははああひひぎがいぎぎぎぎあがあがががひひはっははははははははははっははふふあははははははははははははははっはぎはっはっはっはっははははああひひぎがいぎぎぎぎあがあがががひひはっははははははははははっははふふあははははははははははははははっはぎはっはっはっはっははははああひひあはあはいああああははへへあはははあははあはは…………?、? ? ? ?」ぅ。う? うーーー? う、ゆ、い? うう? う? 「うー、うー、うー…うぃひひぁー」うじうじとわきあがるわきあがっ、しぬ、しぬっ、ぁぅううぅぅううぅうぁぁあぁああぃひひひあははははひひひあぁぁああーーーーーーーー、う、うう、う、う、う、う、う、う、う!「ぁーぁあーぅーーーぁーーーーぃーーーぁあああぁーぎががあがぎあああーぁーーーー……? うううぁああぁあんんんーーーーーぁーぅ」うぐぐぐぐがががががっがががっがががっががががっががががっがががうぐぐぐうぐっががぐぐあぁああああぁあたまがぐわんぐわんぐわんぐわんぐわんぐわんぐわんぐわんぐわんぐわんぐわんぐわんぐわんぐわんぐわーわーーーんわーーーーーーーん、わーんわん、わーーん、わーん、わーんわーん? ぐわん。ぐぎゅん? ゅん? ん? あ。うう? う? ぐらん、とあしがあし、あし、あし、あ、ゆか、ガン、ガン、ガン、ガン、ガン! ガーンガン。うひひひひひっはっははははははははははははははっははははぁー…うゅ、あたまにモヤがもやもやもやもや、もや、うじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅううううううおうううううううううううううううううううううううううう。

     


「気分はどうだい?」
ノウ。ノウだ! ノウ! のう! のう! のう! のう!!!!
「う、ゅ、ゆゆゆゆゆゆゆひひひひひひひひいひひおいいいいいいいいいいいアアアアアアアアアアアアキゥイアウアウアウウウュウイイイイイイイフフフヒヒヒ!!!!!!!!!」がじ。がじ。がじ。がじ。がじ。がじ。つめ、つめを、つつつうつつつつううめおお、ガン、ガン、ガン、ガン、ガンうちょ、う。
「ハルキ、しっかりしてくれよ」
ちゃーりーがちゃーりー? ちゃーりー、あいたかった。
「ハルキ。三日ぶりだね。僕のことを待っててくれてうれしいよ」
「そぉんんあころぉないよぉぼくぅはあぁ……、ぅ。となり、ドンドンドンドンドン、ドン、ぅ、ごじ、ギュ、ゴギュ、ギュ」ちゃーりーはぼくのてをにぎるいたいよいたいのでもいたくないかもしれないの。
「隣は、今、誰もいないだろう?」
「あーーーーー、ぁいうだったぁー?」
くびがまわる。ぐりゅんりゅんりゅん、あはは、あはははは、ぅ、ウウウ、オモシロ、ゥハハハハ。
「う」
ハァハァハァハァハァハァーーーーーーー、ア、あ。ああ。だめだ、あたまがあたまあがたがまがうひをひかべをなぐれぶば。

「壁を開けたら、ダメだ」

「なるで?」
「そんなことも分からないのか?」
「うゆ」
「はは」
ちゃーりーはわらった。ぼくもわらった。わはははは。は、は。あ。あーあ。……あーああーーーあああああ。あ……あーあ…。
「おやすみ、ハルキ」
「ぅ」

 目を覚ますとまた夜になっていた。が、ごめんなさい、この窓を割ろうとしたのは自分です。まだ割っていません。どうか許してくれませんか。ごめんなさい、ごめんなさい、自分はあのことはナカヨくなんてしていません。あの子はダメナコなのです。自分は近寄ってすらいません。ごめんなさい、怒らないでください。自分はダメナコではありません、ごめんなさい、ダメナコではありません、ダメナコではダメナコでは、いたい、いたいです、ごめんなさい、このてんをとったのはじぶんです、ごめんなさい、おこらないでください、いたい、ごめんなさい、いたいだなんていいません、ごめんなさい、じぶんはだめなこではありません、このてんをとったのはとなりのせきのだめなこのせいなのです。ぼくは、じぶん、あぁあああぁぁぁあぁあ、ちがうのです、これは、窓を割ったのはこいつのせいです。僕は何も悪くありません。だから失望なんてものしないでください。僕はだめなこだなんてものではありません。怒らないでください、ごめんなさい、ごめんなさい、だってぼくは、おこられたくなかった、もっと点がよかったらだってだって、う、ぁ、う…。ぼくはだめなこだなんてもの…ちがいます、はい、はい、いたいです、どうかゆるしてください、あたまはなぐらないでください、のうみそがこわれてしまうでしょう。あぁ、わすれてしまいました、おまえのせいです。おまえをゆるしません。ぼくのきおくをつぶしやばって、こいつこそだめなこではないのでしょうか。ぼくはそうおもいます。ぼくはだめなこではありません、ふふふふ、のうみそがこわれてしまう。ぱりん、と、めのまえではだめなきこが殴られて、どうして僕は笑っているのでしょう。総ては偽造。理想など表面上だけでしょう。駄目な子は僕ではありません。だって僕はママとパパの言う通りの良い子に偉い子に為っているだけなのですから。怒らないでください。僕は決して、はい。はい、やっぱり痛いです。脳みそまで溶けてしまうのでしょう?

     



 「……あ」
頭を抱えながら起き上ろうとすると、まるで鈍器で殴られた痛みが頭だけではなく全身に走る。鼻血が、唇まで。血の味。
「大丈夫か、春樹」
秋人がいつの間にか部屋に入っていて、僕の煙草を吸いながら心配そうな表情を見せる。
「…あ、う……ん、秋人。だいじょーぶ、だいじょーぶだよ。ちょっと、使いすぎたかも、ぐわんぐわんしてる」
「顔、真っ青だ。病院行くか?」
あれ?
秋人、なんでこんな僕に病院なんて勧めるの? なんで、なんで、なんで、なんで、なんでなんでなんで!!!!!!! たすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけて!!!!
「……は? お前、なにいってんの? そんなの、びょーいんなんていったら一発、で、ば、ぁ、ぁ、あ、ばれてしまう、親にも、おやにも、ばれて、ゃ、や、ぅうううううううああああああぁああ、ぅぁあああぁあああぁ、あぁ、か、ぅ、うあぅああうあうあああああああぁあぁああ……?」
うるさい。
うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、うるさい!!!!!!!!!
「あ、う、ううううううう!!!!!! ああああ!!!!!!!!!!」
ぐらり、と、あ、ママとパパ、う、や、やだ、やめて、ごめんなさい、そんな顔、かお、やだ、や、ぃ、う、ううううううう!!!!!!!
「――――ぁ、い、いや、ぅ……!!!!」
足は勝手に走る。素足のまま部屋を飛び出す、外なんて嫌だ、親が、ママとパパが、何で、見ている、じっと、あ、あああ、ああああぁ、ああああ。
ママとパパの目はぎょろりとみている。大きな目は僕をうつす。ぐるりとうつす。あぁぁああぁ、見ないで、僕は決して駄目な子ではなかったはずだから、ぐるりとうつす。ぐるり。キョロキョロキョロキョロギョロギョロギョロギョロ。たくさんのめがぼくをみています。たくさんのわらいごえがきこえてきます。
「ごめんなさい」
足はガタガタと鳴っている。歯はガタガタと鳴っている。目はガタガタと鳴っている。脳みそはガタガタと鳴っている。
「ごめんなさい」
ママとパパはぼくをかこむようにしてぐるり、おおきなてはおおきなこぶし、ガンガンガン、ドアをたたかないで、ノウミソがゆれちゃう。
「……ごめんなさい」
ごめんなさい。
「こわい?」
「…………ごめんなさい」
ママとパパはあの時の顔をしていた。

     


「ごめんなさい」
ガンガンガン。
「ごめんなさい」
殴ってしまうだなんて、ごめんなさい、痛い。いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい、いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい。
「いたい」
こわい。いたい、こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい、いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ!!!!!!!!!!!!!
 ママはわるいてんのてすとをおこる、ごめんなさい、だって、そこだけやっていたところとしがったから、ごめんなさい、ごめんなさごめんなさい、パパはたばこをすいながらためいきばっかしてる、おこっている、だってだってだってだってだってだって。
あぁ、ぼくはだめなこなんだ。
うまれてきてごめんなさい。ごめんなさい。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
ごめんなさいばっかくちからでても、パパとママはおこるのをやめない、ぼくだってがんばったのに、ぼくだってぼくだってぼくだってぼくだってぼくだってぼくだってぼくだってぼくだってぼくだってぼくだってぼくだってぼくだってぼくだってぼくだってぼくだって。
「ぅっ、あ、あぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁあぁあああぁああああああああああああああああぁぁぁぁああぁぁあぁああぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁあああああああああああっぁぁああああぁぁあぁああぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁあああああああああああぁぁああああぁぁあぁああぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁあああああああああああぁぁああああぁぁあぁああぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁあああああああああああぁぁああああぁぁあぁああぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁあああああああああああぁぁああああぁぁあぁああぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁあああああああああああっぁぁああああぁぁあぁああぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁあああああああああああっぁぁあああああああぁぁああああぁぁあぁああぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁあああああああああああぁぁああああぁぁあぁああぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁあああああああああああぁぁああああぁぁあぁああぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁあああああああああああっぁぁああああぁぁあぁああぁぁぁあああああぁぁぁぁぁあああああああああぁあああああああああああぁぁあああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぼくは、ママの首を絞めた、
ぐぎゅー。

       

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Neetsha