Neetel Inside 文芸新都
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働けよNEETども
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「勉強もう嫌だわ、俺ギター弾くから心配ないぜ!」

そう言って俺は高校の3年間を無駄に過ごしてしまった
青春の1ページ?そんなのないだろ、常識的に考えて

勉強はしてない、友達付き合いもあまり良くない、恋愛もしてない
俺に残ったのはギターと求人情報くらいだろうか
大学なんて行ける訳がない、俺は人生をボロクソにしてしまった
後悔はしていないさ、これが俺の行き方だから

~働けよNEETども~

「もうバイトも飽きて着たし・・・・好い加減就職先探さないと・・・・」
勉強とか全く俺には出来ない、ギターだって結局中途半端だ
学歴も高卒、今の世の中大卒でも働ける場所が少ないんだ
才能もクソも無い出来損ないの19歳がまともに働ける訳が無い
お願いだ、俺に面白い仕事をくれ

「やっぱガンプラいいよな、デザインはウィングガンダムが最強だけどな」

一人言を部屋で呟きながら俺はガンプラをいじっていた
金はある、親の金だ、不慮の事故で3000万程残ってる
交通事故だ、一人暮らしをしてたせいか
親の顔を見るのも久しぶりだったが、それは最悪の形だった
交通事故、正面からつっこまれて見るも無残な姿になっていた
そんな親の保険金だ

とりあえずガンプラやフィギアなどいじってる場合では無いのだ

「あぁぁぁ!!!なんでこうも高卒が働ける場所は少ないんだぁ!この世の中はおかしい
絶対おかしい、どうかしてる!こんなに働きたいと思ってる19歳に!
なぜこうも働く場所をくれないんだよボケハゲシネカス!」

言動はどう見ても中2、むしろ小学生にも見える
精神年齢も低いのだろう

「お、なんだこれ、時給たけーな」

就職ではない、バイトだ
人気の無いバイト、病院の死体を安置する場所の見張り人
常人はやりたがらないような仕事だが
自分でなるべく働きたい俺にはちょうどいいかもしれない場所だ

「ちょっと行ってみよう・・・・・」

       

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