ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
うだるような暑さの中、原稿用紙を汗で濡らしながらなんとか書き終えました。
作中の人物たちが苦しい思いをする場面は、私の暑さへの八つ当たりです。
読者の皆様がこれを読む頃には、私を不快にさせた蝉は死滅し、
木々は枯れ、世界の半分は滅んでいるのではないでしょうか。
世界が滅ぶと言えばコロナですね。緊急事態宣言が発令され、世間一般では外出自粛が流行しているようです。
私にはどうしてもコロナが現実的なものに思えず、外出自粛をする気にはなれません。
しかし、外出したい場所がないので自粛せずとも外出しません。
さて、本筋もないくせに話が脱線しましたが、これにて番外編も完結です。
白黒はっきりさせていない部分は、どちらにでもなり得るし、どちらになってもいいし、
なんなら弾けて混ざってグレーになっても良いんです。これが大人の世界です。
それでは、次の新しい作品でお会いしましょう。