俺LV.1「何で?僧侶なら仲間を回復するのが当然でしょ?」
女僧侶LV.36「私の回復魔法は敵モンスターとの闘いや冒険の末に怪我した場合に使う貴重な魔法なのです」
俺LV.1「え、どういうこと?意味がわかんない」
女魔法使いLV.40「だーかーらー!アンタみたいにただのドジで怪我したくらいでいちいち回復なんてしてらんないのよ!」
女僧侶LV.36「MPにも限りがあるんです。いざという時に魔法が使えなければパーティ自体がピンチになることもあるんですよ」
俺LV.1「なにそれ!そんなのってないよ!怪我したんだから回復してよ!」
女僧侶LV.36「いい加減にしてください。あなたがそんなんじゃあいつまで経っても魔王を倒せないじゃないですか」
女魔法使いLV.40「全くよ。そんな怪我ツバつけときゃ治るんだから。さあ、行くよ!」
俺LV.1「やだやだやだ!怪我してて歩けないよ!痛い!痛いよー!助けてよー!」
女賢者LV.55「俺さん!どうしたんですか!?た、大変!怪我してるじゃないですか!2人ともどうしてこんなになるまで放っておいたんですか!?」
女魔法使いLV.40「な、何よ大げさね。転んで擦りむいただけじゃないの・・・」
女賢者LV.55「バイ菌が入って化膿でもしたらどうするんですか!女僧侶さん!あなたにも後で話があります!」
女僧侶LV.36「あ、あわわ・・・・・・も、申し訳・・・あ、ありま・・・うぅ・・・・」
女賢者LV.55「俺さん。回復魔法をかけましたがまだ痛みますか?」
俺LV.1「うわーん!痛いよ!まだ痛いよー!」
女賢者LV.55「傷は完治しているはずなのに・・・。では、俺さん、痛みが消えるまで抱っこしたげますからね。痛いの痛いの飛んでいってくださいねー」
俺LV.1「うぅ・・・あ、痛みがなくなってきた・・・。女賢者、ありがとう!」
女賢者LV.55「ふふ、でもまだ駄目ですよ。体の中にまだバイ菌ちゃんがいるかもしれないですからね。もう少しこうしてましょうね」
女僧侶LV.36&女魔法使いLV.40「・・・・・・・・・・・」