Neetel Inside 文芸新都
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自信の無い君へ
自信の無い君へ

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今日も君は、眠れない夜に自分を責めたてていることだろう。
そして許されないと感じながら罪悪感に落ちて眠るのだろう。

君はきっともう気づいているんじゃないか?
誰も君を許さないんじゃなく、君が君を許さない事に。
君を許さない君が居るという事に。

色んな事を試したことだろう。

そしてそれでも理由のない罪悪感が消えることは無かったのだろう。

変わらない。変われない。

罪悪感は消えないのだ。






だからこそ
罪悪感を持ち続けるのと同じように、君が君を許し続けるしかないのだ。

今日の君が君を許せないなら、明日の君が君を許すのだ。

許し続けるのだ。繰り返し。繰り返し。

きっとそれは、今の君にとって難しい事かもしれない。許せなくてもいい。
ただ、許してやろうと思うことが大切なのだ。








それでも


それでも君が、
今日もまた眠れないというのなら




最後に君に言いたい事がある。



生きる自信の無い君へ。



今日は安心して眠ると良い。

なぜなら私が、君を許すのだから。






おわり。

       

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