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ミシュガルド一枚絵文章化企画2
「沈みゆく大陸」執筆者:タアアタ

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ここはミシュガルド大陸の肥沃な穀倉地帯
だった場所、今は原住民族がいないので
穀倉地帯として耕す価値はあるのに
冒険者は一行として辿り着く気配が無い。

あるときこの地帯の神である
カーリマーターはボソっとつぶやいた
「いっそ他の地域を吹き飛ばしてしまえば
 消去法で耕しに来るのでは?」

ブシンラインは激怒した
人を真に愛する心を持った正義超人
ブシンラインはそのような惰性で
人を動かそうという神を許さない
「愛とまごころのみが真に
 人の心を動かすのだ!」

そこにたまたまダークエルフが
ながれついた、ナイスバディだ
「なんかアルフヘイムの田舎みたいだな
 だだっ広いだけでスラムの喧騒も
 ありやしない」
愚かなダークエルフの子
職業盗賊、目的 お金のメン・ボゥ♀だと
ヴィジョンを流すことのできる神
カーリマーターは把握した
そのうえで激怒しているブシンラインに
こう提案したのだ。

「ならばあそこにいる盗賊を改心させ
 この農地のすばらしさを
 その肌身をもって分からせる
 ことが出来たものが!」
「真に愛とまごころを人にもたらす
 感動に導くゴッドということだな!」
ブシンラインはルールを理解した。

ならばと
カーリマーターはヴィジョンの嵐を
メン・ボゥ♀に叩きつけた
「うっなんだこれは?」
そこには竜族のマッチョなラプソディ
っぽいつい露出が多くなるマッスル
ボディビルダープロテインで
肌が黒いのがなんかダークエルフっぽいが
実質竜族というボディビルダーたちの
マッスル披露宴のヴィジョンがあった
「あ、あつくるしい…」

あまりの暑さにメン・ボゥ♀は
ジャケットをパたつかせて
胸がたゆむ胸チラをした

煽情的な雰囲気を受けたブシンラインは
興奮冷めやらぬ気持を
せり出した剣を片手でしごくと
つるぎの先端がまばゆい白い光のラインで
隠されて後光めいた光を発した。

「なんだこのいやらしい光は…」
メン・ボゥ♀はブシン日照りによって
額に汗をしてふとももを滴る汗の
ヴィジョンがカーリマーターに
流れ込んでくる!

虹色の発光を強めてその煽情的な
メン・ボゥ♀の魅惑の真夏ボディを
ヴィジョンに乗せてミシュガルド大陸
全土にデータストームの嵐として
強く吹き付けると!

多くの白兎族のオスたちが鼻血を
ジェットに吹かせながら
カーリマーターに祝福されし
メン・ボゥ♀の元に集うのだ!

「さあブシンライン! この
 圧倒的なヴィジョンの嵐に!
 今やミシュガルド民は耐えることは
 出来ぬ! 一気呵成に!
 この処女地を耕しに来るだろう!」
だがブシンラインも負けてはいない!
自らの掲げた先端が白いラインで
ぼやかされたそそりたつ剣を
カーリマーターの大地に突き立てて
耕し始めたのだ!

「人の真心とは大地を耕すのみにあらず
 大地を耕すさまを見て勃興する
 ぱいおにあ精神が
 人々の裸の心を熱くするのだ!」

何度となく剣を大地に突き立てて
ゆっくりと抜き差し耕して
湿り気たっぷりのカーリマーターの
処女地を盛り上げていく!
「くっこのヴィジョン!
 ○○にアタイが勝てないとでも?
 アタイに
 プレッシャーを感じさせるとは!」

メン・ボゥ♀が腰をくねらせる様に
兎人族の鼻血ジェットが追いついて
ついに素肌の付き合いに
開墾へと至る時が来たかに思えた!

「この勝負! 次のヴィジョンで
 決する!」
カーリマーターの中に眠っている
人類の繁栄とセックスの歴史
正しいセックスの嵐と
セクシュアルでセンシティブな
データストームを全世界に向けて
ヴィジョンとして与えることで
出生率は感度3000倍になるのだ!

「それはどうかな!?」
静かにブシンラインは大地に腰を落とすと
唐突に耕作地めがけて腰を振り始めた!
処女地をかき混ぜる腰の動きが
煽情的なまでにかつて人の愛した大地を
かき混ぜ原初の耕作痴態へとハッテン
させていく!

もはやこの地にやってくるのは
ブシンラインとカーリマーターによって
開発されたエロチシズムの権化であり
しもべしかいない!

あやうしメン・ボゥ♀!
白兎人の繫殖欲旺盛なモフモフボディが
さく裂する!

「さあ我がヴィジョンの嵐と!」
「ブシン日照り!」
「「決着をつける時が来た!」」

「もう我慢できないね!」
メン・ボゥ♀はがばっと脱いだ!
続いて白兎人族たちががばっと
丸裸になった!

「みよ処女地セックスだ!」
「いやちがうGスポットモフモフだ!」
神と巨人! 雌雄を決する時が来た!

「ヒャッハー!」
ガバッガバッとジャケットをはためかせて
ちらりと肩の入れ墨を
兎人族達にチラ見せすると
兎人族達はとたんに息を荒くしながら
メン・ボゥ♀の黒い肌めがけて
みぐるみを投げ売った!

「ハハハ、確かに受け取ったよ
 じゃあアデュー!」

みぐるみ、メン・ボゥ♀に奪われ
残された兎人族は真っ裸で
静かに腰を地につけ処女地を耕し始めた

「みよ処女地セックスだ!」
「いや!? ちがう! これは!」

床オナならぬ土地オナである
メン・ボゥ♀のモフモフ印の入れ墨を
見た純情な兎人族達は
その意味を知らないであろう
ダークエルフをおかずに妄想で三日三晩
寝ずに腰を振り
処女地を耕し種をまき続けた

「ま、待て! やめろ!
 やめるんだ! このヴィジョンは!?」
「ま、待て、俺が悪かった!
 俺が真心をジンルイから、その意味を
 もらった真心を受け取れなかったから」

瞬く間にミシュガルドの処女地
カーリマーターの穀倉地帯は
兎人族のオスたちの土地オナ妄想
種付けプレスにより
絵面的な不毛地帯に変わっていった

そのヴィジョンは
子連れの開拓民にとって絶句するに
充分であり、ミシュガルドの開拓を諦めた
人々はSHW・甲皇国・アルフヘイムの
護送船団方式で
ミシュガルド大陸を後にしていく

残されたミシュガルドの穀倉地帯は
イカ臭い種で汚染され
ミシュガルドアリの大量発生により
魔境と化した。

カーリマーターはショックで
二度とヴィジョンを流すことを辞め
ブシンラインは石になったまま
やがて考えることもやめた。

哀しみに沈むミシュガルド大陸を背に
人々は自らの護るべき土地へ帰っていく
沈みゆく夕日、満帆にうける追い風ととも

今まさに三国は自国復興のための
新たな時代を迎えたのである。

ミシュガルド性典
~ミシュガルド大陸編~完

       

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