ジャルグ・バンリオン
#9
◯バリシャノン MSデッキ
エシラとマハーはMSが並んでいる格納庫を流れていく
整備中のMSが並ぶ
エシラ
「あれは……ゼータ？」
マハー
「アナハイム社からの奢りだ
ゼータの量産化研究機 二種盛り合わせ
不要品を押しつけられたと思うだろうが、高コストが理由で選定トライアルから脱落した機体だから性能は悪くない
あれはズィール、運動性と近接戦闘に゙秀でた格闘型
向こうのはエグザップ、速度と火力に優れた突撃型だ」
◯整列しているパイロットの前にマハーとエシラは降りる
マハー
「全員、整列！」
号令で6人のパイロットが即座に整列する
マハー
「ゾーイから自己紹介しろ」
ローワン
「ズィール隊隊長、ゾーイ・ボルジャー少尉」
エシラ
「エシラ・加賀美です
エシラと呼んで、よろしく」
握手を交わす二人
ジェラルデン
「ジェラルディン・ログヘッド、ジェリーと呼んで」
アイリーン
「アイリーン・ショウです、よろしく」
マハー
「次エグザップ隊」
「マレイド・バラッカー、ようこそハンプティダンプティへ」
「ファーラー・レニハンだ、よろしく」
ニーヴ
「エグザップ隊隊長、ニーヴ・オリアリー……」
エシラ
「よろしく」
握手をするとニーヴがエシラの腕を引き、顔面を殴る
エシラ
「な……」
頬を押さえて宙を流れるエシラ
ニーヴ
「お前、第110ロメロ中隊全滅を引き起こしたエシラだろ！
あそこにはアタシの妹がいたんだ！
ニュータイプの出来損ないだか何だか知らないが、戦場で固まってゲロ吐いてたおかげでアタシのティララは死んだんだよ！」
視線を落とすエシラ
エシラ
「すまなかった……」
ニーヴ（エシラに平手打ち）
「すまなかったじゃ済まないんだよ！」
エシラ
「だから軍を辞めた」
ニーヴ
「また舞い戻っているじゃないか！」
マハー
「ニーヴ、そこまでにしておけ！ エシラは本部長の引き抜きだ
すまないエシラ、私が許可した」
エシラ
「……いえ」
マハー
「ニーヴはこれで気が済んだろう
以後は二人とも禍根は残すな」
ニーヴはムッとした表情で気を付けの姿勢を取り直す
マハー
「エシラはズィール隊に入ってもらう
搭乗機はアレだ」
奥のMSを指差す
エシラ
「ZZ（ダブルゼータ）？」
マハー
「フルアーマーZZ試験機 FAZZの改良型でフェザーという
ハイパー・メガキャノンを連装した砲撃支援用だ
訓練は今日から始める
三日以内にちゃんと自分の手足にしろ」
マハー
「全員、整列！」
号令で6人のパイロットが即座に整列する
マハー
「ゾーイから自己紹介しろ」
ローワン
「ズィール隊隊長、ゾーイ・ボルジャー少尉」
エシラ
「エシラ・加賀美です
エシラと呼んで、よろしく」
握手を交わす二人
ジェラルデン
「ジェラルディン・ログヘッド、ジェリーと呼んで」
アイリーン
「アイリーン・ショウです、よろしく」
マハー
「次エグザップ隊」
「マレイド・バラッカー、ようこそハンプティダンプティへ」
「ファーラー・レニハンだ、よろしく」
ニーヴ
「エグザップ隊隊長、ニーヴ・オリアリー……」
エシラ
「よろしく」
握手をするとニーヴがエシラの腕を引き、顔面を殴る
エシラ
「な……」
頬を押さえて宙を流れるエシラ
ニーヴ
「お前、第110ロメロ中隊全滅を引き起こしたエシラだろ！
あそこにはアタシの妹がいたんだ！
ニュータイプの出来損ないだか何だか知らないが、戦場で固まってゲロ吐いてたおかげでアタシのティララは死んだんだよ！」
視線を落とすエシラ
エシラ
「すまなかった……」
ニーヴ（エシラに平手打ち）
「すまなかったじゃ済まないんだよ！」
エシラ
「だから軍を辞めた」
ニーヴ
「また舞い戻っているじゃないか！」
マハー
「ニーヴ、そこまでにしておけ！ エシラは本部長の引き抜きだ
すまないエシラ、私が許可した」
エシラ
「……いえ」
マハー
「ニーヴはこれで気が済んだろう
以後は二人とも禍根は残すな」
ニーヴはムッとした表情で気を付けの姿勢を取り直す
マハー
「エシラはズィール隊に入ってもらう
搭乗機はアレだ」
奥のMSを指差す
エシラ
「ZZ（ダブルゼータ）？」
マハー
「フルアーマーZZ試験機 FAZZの改良型でフェザーという
ハイパー・メガキャノンを連装した砲撃支援用だ
訓練は今日から始める
三日以内にちゃんと自分の手足にしろ」
