Neetel Inside ニートノベル
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ジャルグ・バンリオン
#12

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◯休息室

 自販機前のエシラとアイリーン

 エシラが飲み物に口をつけるとアイリーンも同様に飲む

アイリーン
「しかし支援担当のパイロットって聞いたからヘタクソかと思ったら操縦上手いんだね」

エシラ
「訓練だけね」

アイリーン
「アタシここじゃ一番成績悪いから肩身狭くてね、ヘタクソが来てくれた方が助かったんだけど

そもそもアタシってなんで選ばれたんだろ?」

エシラ
「フィドル司令からの指名?」

アイリーン
「まぁね、軍をリストラされた所を拾われた

あの司令官って人を見る目が無いんじゃないの?」

エシラ
「そう? アイリーンが選ばれたのは何となく分かる気がする

もしいなかったらもっと空気が悪かったと思うよ」

アイリーン(笑う)
「いや〜成績優秀者の皆さんに結構気を使ってるから」

 二人の前をマハーとニーヴが談笑しながら通り抜けて行く

アイリーン
「ねぇ、いい事教えてあげる

ニーヴはね、マハー戦隊長が好きなの」

エシラ
「好きって?」

アイリーン(声を潜める)
「ニーヴはああ見えて同性愛者なの」

エシラ
「戦隊長も?」

アイリーン
「たぶん普通……って言うと今はイケないんだっけ

マハー戦隊長は異性愛者じゃないの?」

エシラ
「そうなんだ」

アイリーン
「そうなんだ、じゃなくて

次もし何かされたら言ってやったら?」

エシラ
「そういうのは変えられない属性だから、別にとやかく言いたくない」

アイリーン
「徹底していると言うか変わってると言うか達観してんのね」

エシラ
「そうかもね……だからずっと一人

でも時々アイリーンみたいな人が現れてくれる」

       

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